山田 剛史()
研究領域:
研究・専門分野
■intrduction
米国の7~9月期の実質GDP は前期比年率+2.7%と、市場の予想を下回った。政府支出の減少や在庫調整だけでなく、設備投資の構築物や住宅投資に金融引締め効果が現れている。一方消費は貯蓄率マイナスのもとで伸びを高め、外需も輸出の増加で好転している。
最終需要の減速を受けて、雇用のひっ迫や原油価格の高止まりにもかかわらず、インフレ率は落ち着いている。FRBはソフトランディングシナリオへの信認を強めており、金融政策は現状スタンスの継続が予想される。
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