1999年11月01日
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株式持ち合いの解消が、引き続き進行している。一方で、銀行株式の持合比率が横ばいに推移するなど、持ち合い構造の強固な面も垣間見られる。年金債務など、負の遺産を抱える企業にとっては、持ち合い株式が切り札的な存在に映るようである。しかし、会計制度の透明性が高まりつつある下で、市場参加者の厳しい評価を避けられないであろう。
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