1998年度経済見通し-低迷続き、 0.5%成長。 当面、 高い下振れリスク

1997年12月25日

■目次

1. 国内経済 ~スパイラル的下降リスクの高い状況
2. 海外経済

■introduction

増税等の負担増、反動減などから景気は97年度初より後退局面入りし、民間需要の低迷が長期化している。97年度は▲0.1%と74年度以来のマイナス成長となろう。金融システム不安、アジア経済の混乱等が加わる中、当面、スパイラル的な下降りリスクも高い。98年度は景気下支え要因に乏しく、低迷基調が継続し、0.5%成長にとどまろう。

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