1994年11月01日
関連カテゴリ
<要旨>
以下は「1994年度改定経済見通し」(7/8発表。以下、前回予測・前回)を日米両国について見直したものである。日本経済に関しては、9/21に発表された4-6月期の実質GDPは期末カサ上げ要因の剥落等から▲0.4%と前回予測通りの結果となった。7-9月期は前回をややよ回る状況にあり、94年度の実質GDP成長率も消費、住宅投資、輸出の修正から0.6%と小幅上方改定(前回:0.4%)した。なお、景気回復力は限られ、脆弱さを抱えた推移が避けられないとの基本認識に変更はない。