小林 正宏

金融研究部 客員研究員

小林 正宏(こばやし まさひろ)

研究・専門分野
国内外の住宅・住宅金融市場

自己紹介 経歴

研究分野・専門分野 国内外の住宅・住宅金融市場
自己紹介

「金融は科学に裏打ちされたアートである」
証券化支援事業(フラット35)立ち上げのために派遣された米国ファニーメイ(連邦抵当金庫)で印象に残った一言です。その後、米国ジニーメイ(政府抵当金庫)との覚書締結や円卓会議の開催等、前職では国際業務を牽引し、特に2018年に海外インフラ展開法が制定されて以降はミャンマーへの支援に注力しました(2021年のクーデターで中断)。
専門分野は国内外の住宅・住宅金融市場ですが、それらに影響を及ぼすマクロ経済動向や金融政策にも関心があります。人口減少が続く日本で多くの国民にとって最大の資産である住宅の価値をいかに維持・向上させていくか、一方で日本に限らず過大に評価されるとバブルとして金融部門や実体経済にも大きな影響を及ぼしてきたことをどう考えるのかという課題意識を持っています。丁寧にデータを分析し、直感的に分かり易いグラフを作成し、情報発信して参りたいと考えております。

経歴 【職歴】
 1988年 住宅金融公庫入社
 1996年 海外経済協力基金(OECF)出向(マニラ事務所に3年間駐在)
 1999年 国際協力銀行(JBIC)出向
 2002年 米国ファニーメイ特別研修派遣
 2022年 住宅金融支援機構 審議役
 2023年 6月 日本生命保険相互会社 顧問
      7月 ニッセイ基礎研究所 客員研究員(現職)

【加入団体等】
・日本不動産学会 正会員
・資産評価政策学会 正会員
・早稲田大学大学院経営管理研究科 非常勤講師

【著書等】
・サブプライム問題の正しい考え方(中央公論新社、2008年、共著)
・世界金融危機はなぜ起こったのか(東洋経済新報社、2008年、共著)
・通貨で読み解く世界経済(中央公論新社、2010年、共著)
・通貨の品格(中央公論新社、2012年)など

小林 正宏のレポート

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講演・学会報告

講演日 講演タイトル 主催
2024年11月24日 日本不動産学会 秋季全国大会(学術講演会) 「居住者・利用者にとっての価値」 指定討論者 公益社団法人日本不動産学会
2024年10月17日 国際金融の実務・政策2 「日米の金融政策と住宅市場の動向」 東京都立大学経済経営学部
2024年03月30日 CREI International Forum (March 2024) 「日本における住宅取得能力と人口動態の実証分析」 東京大学連携研究機構 不動産イノベーション研究センター(CREI)

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TV出演

放送日 内容 番組名
2024年12月27日 戸建て住宅業界について NHK(総合) 「経済バックヤード」
2024年03月25日 円安の要因はアメリカに テレビ東京 「ワールドビジネスサテライト」
2024年02月20日 <滝田キャスターの視点>日銀はもうかっている? テレビ東京 「ワールドビジネスサテライト」

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新聞掲載

掲載日 媒体 タイトル
2024年06月30日 中国新聞SELECT 朝刊 1面 住宅メーカー 米市場に活路 高まる新築需要 技術力でシェア拡大狙う
2024年02月29日 西日本新聞 朝刊 6面 マンション バブル比1.3倍 23年の新築販売価格 福岡など都市部に供給偏り
2024年02月29日 四国新聞 朝刊 7面 マンション価格最高 首都・近畿圏に供給偏り

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雑誌等掲載

掲載日 媒体 タイトル
2025年03月 資産評価政策学 25巻2号(通巻50号) 東京都区部の既存マンションのリフォームによる価値向上の実証分析
2025年01月25日 TBS CROSS DIG with Bloomberg 「億ション」が普通になってきた 購入には年収1千万円で頭金1千万円余が必要な計算に 東京23区マンション市場の行方
2025年02月号 Housing Tribune 13-15P 2025年の住宅マーケット インフレ、金利上昇の局面、金融政策がより重要に。賃上げと物価上昇の好循環を実現できるかの瀬戸際

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所属部署

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