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新興諸国 高齢化の急進展により退職後の生活レベル維持が課題-退職後の生活資金の不足額等の試算
保険研究部 上席研究員 兼 気候変動リサーチセンター 気候変動調査部長 有村 寛
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スイス再保険は、2021年6月29日付の機関誌シグマ“Emerging markets: the drive for sustainable retirements in an ageing world”において、新興諸国は高齢化が急速に進行しており、それに伴い発生する、退職後の生活資金の不足の発生を始めとする諸課題について指摘するとともに、退職後の生活レベル維持のための不足額について試算している。
ここでは、その概要について紹介したい。
■目次
1――はじめに
2――急速な高齢化が進む新興諸国
3――高齢化に伴う諸課題
1|不足する退職後の生活資金
2|不十分な死亡リスク、健康リスクへの備え
4――おわりに
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03-3512-1822
- 【職歴】
1989年 日本生命入社
1990年 ニッセイ基礎研究所 総合研究部
1995年以降、日本生命にて商品開発部、法人営業企画部(商品開発担当)、米国日本生命(出向)、企業保険数理室、ジャパン・アフィニティ・マーケティング(出向)、企業年金G等を経て、2021年 ニッセイ基礎研究所へ、2023年7月より現職
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