コラム
2025年12月16日

変わるクリスマス~「誰と過ごすか」から「どう過ごしたいか」へ-データで読み解く暮らしの風景

生活研究部   上席研究員

久我 尚子 (くが なおこ)

研究・専門分野
消費者行動、心理統計、マーケティング

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■要旨
 
  • 12月は年間で最も家計支出が大きくなる月である。総務省「家計調査」によると、ケーキやワイン、玩具といったクリスマスらしい品目が大きく伸び、外食や調理食品の支出も増加する。共働き世帯の増加とともに「時間を買う」選択が定着し、ミールキットやデリバリーの活用が広がっている。
     
  • 今年は11月のブラックフライデーで必要なものを早めにそろえ、12月は「ごほうび消費」が盛り上がる二段構えの動きが見られる。若年層を対象にした調査では、クリスマスを「休息・自分を整える日」とする回答が4割を超えて最多となり、過ごし方の多様化が進んでいる。一人で静かに過ごす人、推し活を楽しむ人、家族との時間を大切にする人。「どう過ごしたいか」を軸に選べる時代になった。
     
  • 物価高の中でもメリハリ消費が定着し、クリスマスでは「ハレの部分」が自然と浮かび上がる。クリスマスの過ごし方には、その人の暮らしぶりや価値観が静かに映り込んでいる。


■目次

1――12月は年間で最も支出が増える月
2――「誰と過ごすか」が多様化し、「どう過ごしたいか」が軸に
3――おわりに~クリスマスには暮らしの変化が映り込む

本資料記載のデータは各種の情報源から入手・加工したものであり、その正確性と完全性を保証するものではありません。
また、本資料は情報提供が目的であり、記載の意見や予測は、いかなる契約の締結や解約を勧誘するものではありません。

(2025年12月16日「研究員の眼」)

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生活研究部   上席研究員

久我 尚子 (くが なおこ)

研究・専門分野
消費者行動、心理統計、マーケティング

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