- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 経済 >
- 新興国経済 >
- ロシアの物価状況(25年11月)-インフレ鎮静化が継続、前年比6%台まで低下
2025年12月11日
ロシアの物価状況(25年11月)-インフレ鎮静化が継続、前年比6%台まで低下
03-3512-1818
このレポートの関連カテゴリ
文字サイズ
- 小
- 中
- 大
1.結果の概要:前年比で総合指数、コア指数のいずれも低下
1 bloomberg集計の中央値。以下の予想値も同様。
2 生鮮食品など季節的要因による影響を受ける品目や管理品目を除いた指数。
2.結果の詳細:インフレ圧力の低下傾向が継続
11月のロシアのインフレ率は前年比で6.64%となり、10月(7.71%)から大幅に低下し、市場予想(6.76%)も下回った。3月(10.34%)をピークに8か月連続で低下した。
インフレ率を大分類別に見ると、11月の前年比伸び率は食料品が7.51%(前月:9.25%)、財(非食料品)が3.47%(前月:3.83%)、サービスが9.36%(前月:10.39%)となり、いずれの大分類でも低下、特に食料品とサービスの低下幅が大きかった。すべての大分類が低下するのは7か月連続となる。前年比寄与度では食料品が2.9%ポイント程度、財(非食料品)が1.2%ポイント程度、サービスが2.6%ポイント程度と見られる(図表1)。
11月の前月比伸び率は、総合指数で0.42%(前月:0.50%)、コア指数で0.32%(前月:0.14%)と総合指数では低下、コア指数では上昇した。総合指数・コア指数ともにコロナ禍前の標準的な上昇率程度の伸びとなった(2018年の前月比伸び率は平均で総合指数が約0.35%、コア指数が約0.30%、図表3)。
前月比伸び率を大分類で見ると食料品が0.69%(前月:1.05%)、財(非食料品)が0.16%(前月:0.67%)、サービスが0.36%(前月:▲0.42%)となった。10月に加速した食料品および財インフレが11月に沈静化したことがわかる。一方。サービスは再びプラスの伸びに転じた。
別途、ロシア連邦統計局が公表している週次のインフレ率(消費者物価上昇率)を見ると、最新の12月8日時点の前週比で0.05%と低めで、趨勢的にもインフレ圧力は沈静化している(図表4)。
インフレ率を大分類別に見ると、11月の前年比伸び率は食料品が7.51%(前月:9.25%)、財(非食料品)が3.47%(前月:3.83%)、サービスが9.36%(前月:10.39%)となり、いずれの大分類でも低下、特に食料品とサービスの低下幅が大きかった。すべての大分類が低下するのは7か月連続となる。前年比寄与度では食料品が2.9%ポイント程度、財(非食料品)が1.2%ポイント程度、サービスが2.6%ポイント程度と見られる(図表1)。
11月の前月比伸び率は、総合指数で0.42%(前月:0.50%)、コア指数で0.32%(前月:0.14%)と総合指数では低下、コア指数では上昇した。総合指数・コア指数ともにコロナ禍前の標準的な上昇率程度の伸びとなった(2018年の前月比伸び率は平均で総合指数が約0.35%、コア指数が約0.30%、図表3)。
前月比伸び率を大分類で見ると食料品が0.69%(前月:1.05%)、財(非食料品)が0.16%(前月:0.67%)、サービスが0.36%(前月:▲0.42%)となった。10月に加速した食料品および財インフレが11月に沈静化したことがわかる。一方。サービスは再びプラスの伸びに転じた。
別途、ロシア連邦統計局が公表している週次のインフレ率(消費者物価上昇率)を見ると、最新の12月8日時点の前週比で0.05%と低めで、趨勢的にもインフレ圧力は沈静化している(図表4)。
3 大分類である食料品、財(非食料品)、サービスをそれぞれ細目別に分類したもの(中分類)のうち、統計局のウェブサイトで公表しているものを記載。健康増進サービスおよび残差から算出されたその他サービスは前月比のみ。
(2025年12月11日「経済・金融フラッシュ」)
このレポートの関連カテゴリ
03-3512-1818
新着記事
-
2026年01月23日
2026年の消費~緩やかな改善傾向のもとで進む「使い方」と「選び方」の変化 -
2026年01月23日
米個人所得・消費支出(25年10、11月)-10月以降も堅調な個人消費を確認 -
2026年01月23日
消費者物価(全国25年12月)-コアCPI上昇率は26年2月に2%割れの公算 -
2026年01月22日
省庁再編から25年など節目の年に考える社会保障改革論議-スピーディーな意思決定や縦割り打破に成果、政策形成に歪みも -
2026年01月22日
米国における日系企業の団体医療保険活用状況調査結果
お知らせ
-
2025年12月16日
News Release
令和7年度 住宅ストック維持・向上促進事業「良質住宅ストック形成のための市場環境整備促進事業」に関するシンポジウムの開催
-
2025年12月01日
News Release
-
2025年12月01日
News Release
【ロシアの物価状況(25年11月)-インフレ鎮静化が継続、前年比6%台まで低下】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
ロシアの物価状況(25年11月)-インフレ鎮静化が継続、前年比6%台まで低下のレポート Topへ

















