2025年12月08日

2025~2027年度経済見通し-25年7-9月期GDP2次速報後改定

経済研究部   経済調査部長

斎藤 太郎 (さいとう たろう)

研究・専門分野
日本経済、雇用

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※ 当レポートは、基礎研REPORT(冊子版)1月号[vol.346] に要約版を掲載しております。
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■要旨
 
<実質成長率:2025年度0.9%、2026年度1.0%、2027年度1.3%を予想>
 
  1. 2025年7-9月期の実質GDP(2次速報値)は、設備投資の下方修正などから1次速報の前期比▲0.4%(年率▲1.8%)から前期比▲0.6%(年率▲2.3%)に下方修正された。
     
  2. GDP2次速報の結果を受けて、11月に発表した経済見通しを改定した。実質GDP成長率は2025年度が0.9%、2026年度が1.0%、2027年度が1.3%と予想する。2025年7-9月期の実績値が下振れたことを受けて、2025年度の見通しを0.1%下方修正した。
     
  3. 2025年10-12月期は、輸出の減少が続くものの、民間消費、住宅投資、設備投資が増加することから、実質GDPは前期比年率0.6%とプラス成長に復帰するだろう。2026年入り後は米国の関税引き上げの影響が徐々に減衰し、輸出が持ち直す中、民間消費、設備投資を中心に国内需要が増加し、潜在成長率を上回る年率1%台の成長が続くことが予想される。
     
  4. 消費者物価上昇率(生鮮食品を除く総合)は、2025年度が2.7%、2026年度が1.8%、2027年度が2.1%と予想する。ガソリンの暫定税率廃止と電気・都市ガス支援策が重なる2026年入り後にはいったん2%を割り込むが、高水準の賃上げ継続を受けたサービス価格の上昇ペース拡大を主因として2027年には再び2%台となるだろう。

 
実質GDP成長率の推移(年度)
■目次

1.2025年7-9月期の実質GDPは前期比年率▲2.3%へ下方修正
  (経済対策による景気押し上げ効果は限定的か)
  (2026年の春闘賃上げ率は鈍化するも、5%台を維持)
2.実質成長率は2025年度0.9%、2026年度1.0%、2027年度1.3%を予想
  (物価の見通し)

本資料記載のデータは各種の情報源から入手・加工したものであり、その正確性と完全性を保証するものではありません。
また、本資料は情報提供が目的であり、記載の意見や予測は、いかなる契約の締結や解約を勧誘するものではありません。

(2025年12月08日「Weekly エコノミスト・レター」)

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斎藤 太郎 (さいとう たろう)

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