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2021年07月05日
3.金融市場(6月)の振り返りと予測表
(ドル円レート)
6月の動き 月初109円台半ばでスタートし、月末は110円台半ばに。
月初、良好な米経済指標の公表を受けて4日に110円台に乗せたものの、米雇用統計の予想割れを受けて、7日には109円台半ばに戻る。しばらく膠着した推移を経た後、持ち高調整のドル買いやタカ派的なFOMCを受けた米早期利上げ観測の台頭によってドルが上昇し、17日には110円台後半を付ける。さらに、下旬にはFRBによる早期利上げ観測が一服するなかで市場のリスク選好地合いが強まり、リスクオンの円売りによって24日には111円付近に上昇。月末は欧州やアジアでのコロナデルタ株拡大懸念からリスクオフの円買いが入り、110円台半ばで終了した。
6月の動き 月初109円台半ばでスタートし、月末は110円台半ばに。
月初、良好な米経済指標の公表を受けて4日に110円台に乗せたものの、米雇用統計の予想割れを受けて、7日には109円台半ばに戻る。しばらく膠着した推移を経た後、持ち高調整のドル買いやタカ派的なFOMCを受けた米早期利上げ観測の台頭によってドルが上昇し、17日には110円台後半を付ける。さらに、下旬にはFRBによる早期利上げ観測が一服するなかで市場のリスク選好地合いが強まり、リスクオンの円売りによって24日には111円付近に上昇。月末は欧州やアジアでのコロナデルタ株拡大懸念からリスクオフの円買いが入り、110円台半ばで終了した。
(お願い)本誌記載のデータは各種の情報源から入手・加工したものであり、その正確性と安全性を保証するものではありません。また、本誌は情報提供が目的であり、記載の意見や予測は、いかなる契約の締結や解約を勧誘するものではありません。
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経歴
- ・ 1998年 日本生命保険相互会社入社
・ 2007年 日本経済研究センター派遣
・ 2008年 米シンクタンクThe Conference Board派遣
・ 2009年 ニッセイ基礎研究所
・ 順天堂大学・国際教養学部非常勤講師を兼務(2015~16年度)
(2021年07月05日「Weekly エコノミスト・レター」)
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