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健康・医療関連データ利用の動向~長期データ蓄積の工夫と柔軟な発想による分析
保険研究部 主任研究員・ヘルスケアリサーチセンター兼任 村松 容子
近年、健康・医療関連データの分析が活発に行われている。健康・医療関連データとしては、一般に電子カルテやレセプトデータ、健康診断の結果、ウエアラブルデバイスや家庭用測定機器類で測定する活動量・健康情報等データがあげられるほか、SNSによる発信データも一部は関連が深いとされている。これらのデータを単独、またはいくつかのデータを連結して、”ビッグデータ”として分析することで、疾病の予防と医療費の適正化を行おうとするものだ。
本稿では、健康・医療関連データ利用の中で、特にウエアラブルデバイスや健康管理アプリの浸透と、2014年度から始まった「データヘルス計画」に代表されるレセプト分析に注目して、動向を紹介する。
03-3512-1783
- 【職歴】
2003年 ニッセイ基礎研究所入社
(2015年07月22日「基礎研レター」)
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