2015年04月03日

通貨スワップの市場環境とヘッジコストに与える影響について

金融研究部 金融調査室長・年金総合リサーチセンター兼任 福本 勇樹

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米ドルと円を交換する通貨スワップ市場において、スワップ・スプレッドがマイナスの状況が恒常的に続いている。スワップ・スプレッドがマイナスの場合、米ドル調達サイドが円調達サイドよりも調達コストが相対的に大きくなることを示しており、米ドルの資金調達や米ドル/円のリスクヘッジを行う投資家にとって運用利回り低下の要因となりうる。

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金融研究部   金融調査室長・年金総合リサーチセンター兼任

福本 勇樹 (ふくもと ゆうき)

研究・専門分野
金融・決済・価格評価

経歴
  • 【職歴】
     2005年4月 住友信託銀行株式会社(現 三井住友信託銀行株式会社)入社
     2014年9月 株式会社ニッセイ基礎研究所 入社
     2021年7月より現職

    【加入団体等】
     ・日本証券アナリスト協会検定会員
     ・経済産業省「キャッシュレスの普及加速に向けた基盤強化事業」における検討会委員(2022年)
     ・経済産業省 割賦販売小委員会委員(産業構造審議会臨時委員)(2023年)

    【著書】
     成城大学経済研究所 研究報告No.88
     『日本のキャッシュレス化の進展状況と金融リテラシーの影響』
      著者:ニッセイ基礎研究所 福本勇樹
      出版社:成城大学経済研究所
      発行年月:2020年02月

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