欧米生保市場定点観測(1)米国の個人生命保険販売動向(2013)-評価利率の引下げ等、低金利環境の中でも横ばいを確保、上向く変額ユニバーサル保険販売は再浮上の鍵となるか- | ニッセイ基礎研究所
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欧米生保市場定点観測(1)米国の個人生命保険販売動向(2013)-評価利率の引下げ等、低金利環境の中でも横ばいを確保、上向く変額ユニバーサル保険販売は再浮上の鍵となるか-
松岡 博司
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【要旨】
米国生保業界における2013年の個人生命保険販売業績は対前年「横ばい」であった。
低金利環境が居座り、責任準備金評価利率が引き下げられるなど、逆風が吹く中での「横ばい」確保は、米国生保市場の底堅さを示している。
新契約年換算保険料を基準として見ればユニバーサル保険が筆頭の売れ筋商品であるが、新契約数を基準として見た場合には終身保険、定期保険という伝統的生保商品が売れ筋商品となる。
チャネル別に見ると、専属チャネルは終身保険を主力商品として販売し、独立チャネルはユニバーサル保険を主力商品として販売する傾向がある。
2013年、マイナス成長となったユニバーサル保険とは好対照に、変額ユニバーサル保険の販売が伸びており、今後が注目される。
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(2014年04月08日「保険・年金フォーカス」)
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