2014年02月12日

米国生保市場定点観測(11)米国生保の資産運用(2012年)-分離勘定の成長が再燃、利回り低下懸念にも光明-

松岡 博司

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【要旨】

米国生保業界の総資産は2012年も順調に増加した。この増加には分離勘定の増加が大きく寄与している。分離勘定は、ときに資産が減少する年もあるが、分離勘定の資産増加額が一般勘定の資産増加額を上回ることも多くなっている。

米国生保の一般勘定においては公社債中心の安定的な運用、分離勘定においては株式中心の積極的な運用が行われている。

米国における金利低下の進行に伴う資産運用利回りの低下は2012年も継続した。しかし最近、低金利状況に改善の兆しが見え、事態が好転するとの安堵感が出てきている。

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研究・専門分野

(2014年02月12日「保険・年金フォーカス」)

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