- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 経済 >
- 中国経済 >
- 中国経済:潜在成長率の低下と今後の経済運営
2013年05月08日
- 中国経済は成長率が4四半期連続の8%割れとなるなど景気に先行き懸念があるにも拘らず、中国政府は冷静で、8%割れを懸念する声はあまり聞かれない。
- 中国政府が冷静な背景には、「健全な発展」を推進するために、成長率にマイナス寄与する政策を発動したにも拘らず、成長率は目標を上回り、「安定成長」が達成しできたとの自負がある。
- 近年の政策発動の経緯から推察すると、中国政府は潜在成長率の想定を、2011年までは8-10%、2012年は7.5-8.5%(上限は10%の可能性も)、今年は7-8%程度へと引き下げたと思われる。
- 以上より、中国政府は今後、7-8%程度を潜在成長率と想定した経済運営を実践し、8%程度ではインフレ警戒の政策発動を、7%程度では雇用不安警戒の政策発動を検討すると考えている。
三尾 幸吉郎
研究・専門分野
公式SNSアカウント
新着レポートを随時お届け!日々の情報収集にぜひご活用ください。
新着記事
-
2024年03月28日
健康無関心層へのアプローチ -
2024年03月28日
中国経済:景気指標の総点検(2024年春季号) -
2024年03月28日
“ガソリン補助金”について改めて考える~メリデメは?トリガー条項との差は? -
2024年03月28日
高齢者就業への期待と課題(中国) -
2024年03月28日
中国における結婚前の財産分与から見た価値観の変化
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2024年02月19日
News Release
-
2023年07月03日
News Release
-
2023年04月27日
News Release
【中国経済:潜在成長率の低下と今後の経済運営】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
中国経済:潜在成長率の低下と今後の経済運営のレポート Topへ