2005年05月25日

文化施設・文化政策の評価を考える

吉本 光宏

このレポートの関連カテゴリ

文字サイズ

公立の文化施設や文化政策に関する評価に関心が高まっているが、従来の政策評価の枠組みに基づいた事務事業評価では、適切な評価を行うことは難しいと言われている。
そうした中、いくつかの文化施設が、独自の評価に取り組み、(財)地域創造は文化施設の政策評価に関する基本的な考え方をとりまとめている。また、英国ではアーツカウンシルが中心になって、文化政策の評価指標を策定・公表している。
文化施設や文化政策の評価では、市場性や経済性といった要素に加え、芸術文化の公共性や社会的な価値を評価するしくみが重要であり、創造的な評価のしくみづくりが求められている。

Xでシェアする Facebookでシェアする

このレポートの関連カテゴリ

吉本 光宏 (よしもと みつひろ)

研究・専門分野

公式SNSアカウント

新着レポートを随時お届け!
日々の情報収集にぜひご活用ください。

週間アクセスランキング

レポート紹介

【文化施設・文化政策の評価を考える】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。

文化施設・文化政策の評価を考えるのレポート Topへ