2004年11月01日

家計の資金偏在の加速化

総合政策研究部 常務理事 チーフエコノミスト・経済研究部 兼任 矢嶋 康次

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金融資産保有者と非保有者との格差はここ数年拡大傾向にある。デフレから経済が脱すれば、リストラ・賃金削減圧力が減じて、貯蓄をできない世帯の割合は減少することが期待しうる。しかし、一方で進む「能力・実力主義」の流れは今後ますます加速し、同一世代内の所得格差を生み、それが資産というストック格差も引き起こすことになるだろう。

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総合政策研究部   常務理事 チーフエコノミスト・経済研究部 兼任

矢嶋 康次 (やじま やすひで)

研究・専門分野
金融財政政策、日本経済 

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