1995年01月01日

英国のチャリティについて

酒本 知子

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■見出し

1.はじめに
2.英国のチャリティの歴史
3.チャリティの形態
4.なぜチャリティに寄付をするか
5.おわりに

■introduction

英国の街を歩いていると、どの季節でも、街頭で何らかの募金活動をしている人々が目につき、また、実際に彼らの募金箱にお金を入れる(金額はわからないが)通行人が多い。週刊誌を開けば、必ずロイヤル・ファミリーまたは貴族主催のチャリティ・パーティーの模様を伝える記事が載っている。美術館に行けば、入口の目立つところに、その美術館に寄付をしている企業名が列挙されているし、個人の寄付を募るための窓口がある。ロイヤル・オペラに行ってプログラムを求めると、必ず寄付をしている企業のリストのページが設けられている。教育、医療、芸術等様々な目的のチャリティ団体が、ひっきりなしに当ロンドン現法にも様々な形で寄付を求めてくる。英国の街には、一年中、寄付という言葉が溢れているといっても過言ではないであろう。

このレポートでは、どのような歴史的変遷を経て、英国のチャリティは育まれ、人々の心に根づいていったのか、また、英国においてチャリティがなぜこのように盛んなのかを考察したい。

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【英国のチャリティについて】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。

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