高岡 和佳子

金融研究部 准主任研究員

高岡 和佳子(たかおか わかこ)

研究・専門分野
リスク管理・ALM、価格評価、企業分析

高岡 和佳子のレポート

2016年11月02日

奥深い大阪の「値切り」文化-ふるさと納税に関する現況調査結果より

54227_ext_03_0_S.jpg

大阪の「値切り」文化の本質は何か。これに関し、よく耳にする説は、以下のようなものだ。まず、大阪の人は安さにこだわるからだという説(以下、損得勘定説)である...

続きを見る

2016年11月02日

利用しているのは誰?-ふるさと納税シリーズ(5)ふるさと納税に関する現況調査結果より

54226_ext_03_0_S.jpg


平成27年度のふるさと納税受入額は1,653億円と、前年度の4倍以上であったが、「今年はさらに増え続けていて、1.5倍は超える勢い」らしい。このような背景...

続きを見る

2016年09月07日

やっぱり返礼品が一番-ふるさと納税に関する現況調査結果より

ふるさと納税に注目が集まり始めた2年前、ふるさと納税の実態把握に十分なほど、情報は公開されていなかった。しかし、2016年6月に、ふるさと納税の現状に関す...

続きを見る

2016年08月26日

国の役割はどこへ行った? -ふるさと納税シリーズ(4)ふるさと納税研究会からワンストップ特例制度創設に至るまで

53695_ext_03_0_S.jpg


平成27年度にワンストップ特例制度が始まった。ワンストップ特例制度は、ふるさと納税の寄附金控除を受ける際に必要な手続きを簡素化してくれる寄附者に優しい制度...

続きを見る

2016年08月19日

人は時に合理的である-ふるさと納税シリーズ(3)ふるさと納税の変遷が教えてくれる

53661_ext_03_0_S.jpg


金融工学やファイナンス理論などを学んでいると、「合理的」という言葉をよく目にする。人が合理的に行動することを前提として、多くの理論が成り立っているからだ。...

続きを見る

2016年08月12日

選択の結果、集中-ふるさと納税シリーズ(2)ジニ係数が0.5を超える世界

53611_ext_03_0_S.jpg


「返礼品」に注目の集まるふるさと納税。このふるさと納税がもたらす三大意義の一つとして、「納税者の税に対する意識の高まり」が挙げられる。意識が高まる理由は、...

続きを見る

2016年08月03日

従業員持株会への期待は企業業績にプラスの効果をもたらすか?

安定株主としての役割を担ってきた株式持ち合い関係解消の流れを受け、従業員持株会に注目が集まっているようだ。従業員持株会制度には、従業員に対し企業価値向上へ...

続きを見る

2016年07月22日

やっぱり返礼品が一番-ふるさと納税シリーズ(1)ふるさと納税に関する現況調査結果より

53441_ext_03_0_S.jpg


筆者がふるさと納税について興味を持ったのは2年前。その時は各地方自治体の受付実績の全容把握は困難であった為、市町村単位の分析はあきらめた。福井県ふるさと納...

続きを見る

2016年07月12日

月別死亡率データの分析-相続税改正前後の月に絞って

2015年より、相続税が改正されました。基礎控除の縮小に加え、課税価格が高いゾーンの税率が上昇しました。相続税改正前後では、たった一日の相違であっても、相...

続きを見る

2016年07月11日

夏と冬ではどっちが危険?

53356_ext_03_0_S.jpg

7月に入り、夏真っ盛り。気象庁の「向こう3ヶ月の天候の見通し」(H28.6.24発表)によると、今年の夏も暑いようです。近年、熱中症など、気温が高い時期の...

続きを見る

2016年06月20日

好機は諦めた頃にやってくる?-個人投資家の見通しとその後の株価

53146_ext_03_0_S.jpg

予定していた飛行機が欠航したために、帰宅の目処が立たない経験を基に、ニッセイ基礎研究所 研究員の眼 (2016年6月13日)『リスク管理で一番難しいことー旅...

続きを見る

2016年06月13日

リスク管理で難しいこと-旅のハプニングが教えてくれたこと

53116_ext_03_0_S.jpg

この春、ある離島への旅でハプニングを経験した。その時の自身の行動を例に、リスク管理能力を自己採点すると同時に、リスク管理の難しさについて考える。帰路にその...

続きを見る

2016年06月06日

株価の振る舞いに変化?(1)-リスクコントロール手法は合理的であり続けるのか?


リスクコントロール型投資信託をご存知だろうか。価格変動リスクを一定量に抑える手法を取り入れた投資信託のことだ。その第一号とも言えるETF が上場した2012...

続きを見る

2015年11月09日

株式持ち合い解消後を占う-持合比率によって変わること、変わらないこと

1―はじめに今年から、政策保有株式として上場株式を保有する場合、一定の条件を満たす上場会社はその方針を開示する必要がある。また、主要な政策保有株式について...

続きを見る

2015年09月16日

株式持ち合い解消後を占う(2)-持合比率によって変わること、変わらないこと

■要旨政策保有株式を取り巻く環境変化を背景に、政策保有株式の更なる削減が予想される。当レポートでは、政策保有株式の減少が企業の行動にもたらす変化を予想する...

続きを見る

2015年09月09日

株式持ち合い解消後を占う(1)-持合比率によって変わること、変わらないこと

■要旨今年から、政策保有株式として上場株式を保有する場合、一定の条件を満たす上場会社はその方針を開示する必要がある。また、主要な政策保有については中長期的...

続きを見る

2015年08月05日

金利リスク低減手法の実務的課題を考える

昨年の原油価格の下落は、インドの高インフレを和らげ、金融引き締め策の緩和が可能になるなど経済の追い風となった。しかし、足元では原油価格の底入れやモンスーン...

続きを見る

2015年07月06日

キャッチーなタイトルは諸刃の剣-女性活躍推進派に寝返っても、まだ心配なこと

近年、女性の活躍推進のムーブメントは凄まじい。先月、企業の持続的な成長と中長期的な価値向上を目的とする「コーポレートガバナンス・コード」が定められた。そこ...

続きを見る

2015年06月30日

劇的な環境変化にさらされる「株式持ち合い」制度-企業行動の解明に一助を

■要旨近年、持ち合い株式を取り巻く環境は大きく変化しつつある。『コーポレート・ガバナンスコード』には、政策保有株式として上場株式を保有する場合の要件が盛り...

続きを見る

2015年06月03日

機関投資家は何を基準に業績不振と判断するのか?-日本版スチュワードシップ・コード受け入れ機関のHPから

日本版スチュワードシップ・コードが策定されて1年以上経過した。スチュワードシップ受け入れ機関(以下、機関)のHPを参考に、機関投資家は何を基準に業績不振と...

続きを見る

2015年04月01日

取引量の増大によるREIT価格変化率への影響-市場流動性指標としての有用性評価

■要旨筆者は資産価格の変動性や、資産間の共変動性が観測する時間間隔により異なることに着目し、市場流動性の定量化を試みている。試みの一環として、この14年弱...

続きを見る

2014年10月21日

眠れる労働力を呼び起こせ-女性部下の育成に悩む男性管理職への提案

ウルフルズの楽曲「バカサバイバー」の歌詞に『誰のせいで そんなショボクレとんねん(中略)ほれみーあのオッサンの顔!おまえもあんなん なってまうよ』という一...

続きを見る

2014年10月16日

女性活用がブームでないなら-奈良時代の制度と比較して税の公平性を考える

『女性の活用が叫ばれたのは、好景気か戦争で男手が足りなくなった時。女性を本当に尊重しようとしているか、よく見極めて』 これは、2014年10月7日付の東京新...

続きを見る

2014年10月03日

内外株価収益率間の相関係数上昇要因

近年の内外株価収益率間の相関係数は、以前と比較して高い水準にある。相関係数の仕組みを理解すると、経済のグローバル化よりも投資のグローバル化による相関係数押...

続きを見る

2014年09月30日

市場流動性の影響を考える-市場流動性を加味したパラメータ推計方法と新たな市場流動性指標の提案

■要旨証券投資理論の多くは、市場が完全に効率的であることを前提とするが、実際の市場は完全に効率的であるとは言えない。本稿では市場が完全に効率的でないために...

続きを見る

2014年07月31日

相関係数を改めて考える-「見方」を変えると答えが変わる

■要旨相関係数は証券投資理論やリスク管理で必要不可欠である。相関係数とは、2資産の価格変動(収益率)がどの程度関係しているかを表す尺度である。収益率は日次...

続きを見る

2014年06月06日

ふるさと納税のメリットを受けるのは誰?

ふるさと納税とは、都道府県や市区町村(以下自治体)に寄附をすると年間の総寄附額から2千円差し引いた額だけ減税される制度のことだ1。数年前、東日本大震災の被...

続きを見る

2014年04月08日

ふるさと納税のメリットを受けるのは誰?

昨年あたりから、ふるさと納税に関する話題をしばしば耳にするようになった。ふるさと納税とは、都道府県や市区町村(以下自治体)に寄附をすると年間の総寄附額から...

続きを見る

2014年03月14日

女子はそんなに強いのか?-近年2回のオリンピックを比較して感じること

気がつけば、もう3月半ば。昔から1月は行く、2月は逃げると言うが、今年の2月はソチオリンピックがあったこともあり、特に逃げ足が早かったように思う。ソチオリ...

続きを見る

2013年10月17日

「見える化」に思うこと - 降水確率50%と傘持参推奨

先日電車に乗っていると、「降水確率50%って無意味だよね」という会話が耳に入った。確かに、雨が降るか降らないか、二つに一つだと解釈すれば無意味と考えるのも...

続きを見る

2013年07月03日

愚直にリバランスルールを守るべきか

昨年秋に株価が反転し、多くの年金基金が年始から年度末にかけてリバランスを実施したようだ。その後も株価の上昇は続いた為、事前に定めたルール通りにリバランスを...

続きを見る

2013年06月20日

新しい金融商品に対する敵意と警戒心 - 関西人の描かれ方との共通点

関西育ちの僻みかもしれないが、関西人は他の地域出身者に比べてドラマやアニメで悪者扱いされることが多かったように思う。大人になった今でこそ、そこに他意は無く...

続きを見る

2013年04月25日

オプションのプレミアム情報から何が読み取れるのか?

■見出し1――はじめに2――オプションに関する基本的事項3――実際のデータから読み取れること4――市場参加者の相場見通しの確からしさ5――まとめ■イントロ...

続きを見る

2013年04月01日

前向きはどっち? -3つのボラティリティを比較してみる

「前向きになろう!」という言葉は、人を励ます言葉としてよく使われる。しかし、前向きとはどっち向きか、今向いている方向が本当に前なのかなど、真剣に考え始める...

続きを見る

2013年03月28日

リスク評価における収益率分布の再現はどれほど重要か -長期の投資家にとって重要な課題について考える

■見出し1――はじめに2――論点の整理3――具体的手法と結果4――おわりに■introduction資産運用を行うには、投資行動から発生するリスクの特定、...

続きを見る

2013年01月16日

市場参加者の合意が意味を持つ範囲-50円玉の穴を通して考える

「エラーコイン」をご存知だろうか。鋳造ミスと検品ミスが重なり、規格外れの形状で流通してしまった貨幣のことである。5円玉や50円玉には穴が開いているが、穴が...

続きを見る

2012年12月07日

間接金融が「悪」にならない為に-自己正当化本能にご用心

1年ほど前から、フィリピンにある漁村が一部のマニアの注目を集めている。最寄りの空港から車で、しかも身の危険を感じるほどのスピードで3時間半以上も掛かる辺鄙...

続きを見る

2012年12月03日

リバランスルールと一時的なルール逸脱について

リーマンショック後、一時的にリバランスルールから逸脱した基金は少なくない。ルールの目的やその背景を考えると、リバランスルールからの逸脱を判断する事情があっ...

続きを見る

2012年07月02日

缶ビールが3割引?-あらためて証券化商品の意義を考える

フローズン状の泡を作る機械が貰えるキャンペーンをご存知だろうか?缶ビールに添付されている応募シールを96枚集めると、もれなく貰えるというものである。フロー...

続きを見る

2012年06月01日

「ヒートテック」と「どん兵衛」、そして仕組み債― 価格の問題、嗜好の問題、知っている事と判断できる事 ―

少し季節外れの話だが、ここのところ、秋口になると毎年ユニクロの「ヒートテック」を数枚購入している。購入時は決まって「こちら全てLサイズになりますがよろしい...

続きを見る

2012年02月10日

不純な動機でバリアフリーについて考える

2年ほど前の話であるが、キャスターバックを手に成田空港へ向かう途中、主要ターミナル駅で自宅沿線の路線から別の鉄道会社が運営する路線に乗り換えたことがある。...

続きを見る

2011年11月28日

リバース・モーゲージで老後の生活をまかなえるか―公正な貸出額試算から見えた制度の可能性と限界―

■見出し1――はじめに2――分析・評価方法3――評価結果4――まとめ■introductionリバース・モーゲージ とは住宅用不動産を担保とする高齢者向けの...

続きを見る

2011年09月01日

市場は精巧に作られたサイコロか?

リスク計量やそれに基づく資産配分決定を行う際、暗に過大な損失の発生確率が時点によらず一定であると仮定していることが多い。しかし実際は一度過大な損失が発生す...

続きを見る

2011年07月25日

金融危機を経てリスク管理に求められるもの

サブプライム危機の顕在化などを通じ、資産価格に大きな影響を与えるショックが発生した前後で相場環境が大きく異なることを経験し、また資産価格変動リスクにはサイ...

続きを見る

2010年09月01日

分散投資の効果は享受できるのか?

昨今、分散投資の効果の源泉である相関係数が大きく変化している。相関係数などが変化する理由の一つとして市場構造の変化が挙げられるが、それだけの理由だろうか。...

続きを見る

2010年06月25日

子孫に美田を残す可能性を金額換算すると?

資産価値のある住宅用不動産を有するものの、十分な生活資金を確保できない高齢者にとって有効な商品としてリバース・モーゲージがある。仮に住宅用不動産の価値が高...

続きを見る

2010年02月01日

期待ショートフォールを使うその前に

バリュー・アット・リスクでは反映されない超巨大リスクの影響を反映するリスク尺度として、期待ショートフォールがある。最適資産配分を決定する際、このような目新...

続きを見る

2010年01月25日

信用リスク評価の高度化に資する新市場

■目次1--------CDS取引について2--------リカバリー・スワップについて3--------情報提供能力について4--------まとめ■i...

続きを見る

2009年06月24日

変額年金保険に何が起こったか

2007年夏以降の株価下落及び円高が、一部の保険会社の期間損益に大きな影響を与え、特に2008年冬以降、リスク負担の増加などを理由に、変額年金保険の販売休...

続きを見る

2009年01月26日

市場参加者が考える回収率はどれくらい?

信用リスクを評価する上で、デフォルト確率と回収率は重要なファクターであるが、これらの推計は容易でない。当レポートでは、大手銀行の発行する債券の優先劣後構造...

続きを見る

2008年10月01日

ブラック・リッターマン法の実務への応用

ブラック・リッターマン法による資産配分の概要については2回(Vol.144とVol.146)連載した。今回は、ブラック・リッターマン法を実務に応用する際の...

続きを見る

2008年10月01日

CDS取引価格に基づく信用情報

サブプライム問題などの信用悪化局面において、CDSの代表的な指数(iTraxx Japan)の高騰がニュースになるくらい、最近ではマーケット全体の信用情報も...

続きを見る

2008年09月26日

CDS価格情報を用いた信用力指標の算出可能性について

1企業のデフォルト事由を取引対象とするCDS(クレジット・デフォルト・スワップ)の取引量は拡大しつつあり、またその認知度も高まりつつある。取引対象が企業の...

続きを見る

2008年08月01日

ブラック・リッターマン法による資産配分~その2

平均分散法による最適資産配分は、時として実務的に使いにくく、説明しにくい結果を示すことがある。そこで、これらの問題を緩和するために提案された、ブラック・リ...

続きを見る

2008年06月02日

ブラック・リッターマン法による資産配分~その1

平均分散法による最適資産配分は、時として実務的に使いにくく、説明しにくい結果を示すことがある。そこで、これらの問題を緩和するために提案された、ブラック・リ...

続きを見る

2008年05月01日

機関投資家の投資行動と金融資産価格

年金資産・負債の公正価値会計への流れ、保険会社のソルベンシーマージン基準の見直しなど、機関投資家の支払能力やリスク管理強化を目的とした、会計基準及び規制の...

続きを見る

2007年04月27日

株価評価の妥当性は高められるか?

株式のファンダメンタル・バリューの評価手法として、配当割引モデルを始め、種々のモデルがある。しかし、これらモデルは、評価額の妥当性が将来の見積もりに大きく...

続きを見る

2007年04月25日

株価評価の妥当性は高められるか?

市場で形成される株価とは必ずしも一致しない、株式のファンダメンタル・バリューを評価する手法には、配当割引モデルを始め、種々のモデルが存在する。しかし、これ...

続きを見る

【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。

ページTopへ戻る