土堤内 昭雄

社会研究部 主任研究員

土堤内 昭雄(どてうち あきお)

研究・専門分野
少子高齢化・家族、市民社会・NPO、都市・地域計画

土堤内 昭雄のレポート

2016年11月29日

「配偶者控除」の行方-「税制」は、社会の姿を写す鏡

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近年、税制改革の論議で俎上によく上がるのが「配偶者控除」の見直しだ。政府は本格的な人口減少時代の労働力を確保するために女性の活躍を推進し、その就労を後押し...

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2016年11月22日

「長寿社会」の加齢対応技術-高齢先進国・日本のイノベーションに期待!

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戦後日本の最大の社会的成果のひとつは、世界有数の長寿社会を実現したことだろう。戦後の50歳程度の平均寿命が2015年には83.7歳になった。戦後の急速な平...

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2016年11月15日

長寿化時代の“資産”づくり-「長生きリスク」への処方箋

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内閣府の『平成28年版高齢社会白書』によると、2060年の日本人の平均寿命は、男性84.19歳、女性90.93歳に達する。一方、2012年に462万人だっ...

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2016年11月08日

人口減少時代の「働き方改革」-長時間労働なくす生産性の向上を!

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政府が「一億総活躍社会」を目指す背景には、わが国の急速な人口減少に対する強い危機意識がある。今年10月に総務省が公表した2015年の国勢調査の確定値では、...

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2016年11月01日

コミュニケーションの「作法」-多様なメディア選択に求められること

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私は仕事でもプライベートでもパソコンをよく使うが、携帯電話やスマートフォンを持っていない。そのため電話は固定電話、メールはパソコンメールを使う。しかし、世...

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2016年10月25日

文化としての「単位」-異なる社会の諸相

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われわれは日常生活の中でさまざまな単位を使う。法定計量単位としては、長さはメートル、質量はキログラム、時間は秒と定められているが、慣用的には旧来の尺貫法の...

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2016年10月18日

“自由”は、どこから来たのか-中欧の街角から(その3):プラハ

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中欧・チェコ共和国といえば、ドボルザークやスメタナが作曲した美しいボヘミアの調べを連想する。今もボヘミア地方には、チェスキー・クルムロフやテルチなど中世そ...

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2016年10月11日

都市文化の“魅せる街づくり”~中欧の街角から(その2):ブダペスト

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ハンガリーの首都・ブダペストは人口約170万人、ドナウ川が南北に流れ、西側のブダ地区と東側のペスト地区からなる。ブダ地区の「王宮の丘」には、現在は国立美術...

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2016年10月04日

EU(欧州連合)にみる「共生社会」~中欧の街角から(その1):ウィーン

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先日、オーストリアのウィーンを訪れた。日本で急増する訪日外国人の中でも中国人観光客が目立っているが、ウィーンも同様だった。今年9月には、オーストリア航空が...

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2016年09月27日

男性高齢者の「七五三」-「超高齢社会」生き抜く小さなヒント

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今年も「敬老の日」(9月19日)に因んで、総務省統計局が『統計からみた我が国の高齢者(65歳以上)』という資料を公表した。それによると平成28年9月15日...

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2016年09月20日

共生社会という“パラリンピックレガシー”-「感動ポルノ」対「ノーマル社会」

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日本時間の9月19日、第15回夏季大会となるリオ2016パラリンピック競技大会が閉幕した。リオ五輪に続き多くの素晴らしい感動があった。1964年の第2回東...

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2016年09月13日

パラリンピックと共生社会-「公平性」のための「ルール」づくり

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リオ五輪の熱狂が冷めやらない日本時間の9月8日、リオ2016パラリンピック競技大会が開幕した。日本からは17競技に132人の選手が参加している。リオ五輪の...

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2016年09月06日

「ポケモンGO」と共生社会 -“共助”の道具「ルアー」がつくるコミュニティ

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『ポケモンGO』を始めてひと月半になる。ゲーム初心者の私にとって面白く感じられることは、ポケモンという仮想世界が現実世界に発展することだ。『ポケモンGO』...

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2016年08月30日

変わる“現代オリンピズム”-「本音」と「建前」一致する社会

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第31回オリンピック競技大会(リオ五輪2016)が閉幕、日本は史上最多41個のメダルを獲得した。日本列島はメダルラッシュに沸き、2020年東京大会への期待...

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2016年08月25日

東京オリンピック2020への期待 -「五輪メダル」よもやま話(その3)

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日本時間の8月22日に閉幕したリオ五輪2016では、日本は史上最多となる金12、銀8、銅21の合計41個のメダルを獲得した。オリンピックは個人または団体に...

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2016年08月24日

メダリストが魅せる“ガッツポーズ”-「五輪メダル」よもやま話(その2)

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リオデジャネイロオリンピックが8月22日(日本時間)に閉幕した。日本は史上最多となる41個のメダル(金12、銀8、銅21)を獲得した。柔道も過去最多12個...

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2016年08月23日

「銀メダル」では、ダメですか? -「五輪メダル」よもやま話(その1)

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第31回オリンピック競技大会(リオデジャネイロ五輪2016)が、日本時間の8月22日に閉幕した。日本は史上最多41個(金12、銀8、銅21)のメダルを獲得...

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2016年08月16日

「ポケモンGO」&「シン・ゴジラ」-仮想現実(VR)から拡張現実(AR)へ

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最近、スマホ向けゲーム『ポケモンGO』と日本映画『シン・ゴジラ』が大きな話題になっている。『ポケモンGO』の人気の秘密のひとつは、ポケモンが現実空間に出現...

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2016年08月09日

「ポケモンGO」と高齢社会(その3)-SNS時代の「シルバー民主主義」 

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先日行われた東京都知事選挙では、小池百合子氏が291万票あまりを獲得、次点の増田寛也氏に112万票近い差をつけて当選した。小池さんが圧勝した要因のひとつは...

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2016年08月05日

「AI資本」大国へ-人工知能(AI)とベーシック・インカム(BI)

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日本は少子高齢化の進展から本格的な人口減少時代を迎えており、労働力人口も大幅に減少すると見込まれる。日本の将来の労働力人口の減少は疑う余地はないが、それは...

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2016年08月04日

「ポケモンGO」と高齢社会(その2)-健康増進の“アプリ”と“サプリ”

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私はファミコンも携帯型ゲームもほとんど経験したことがない世代だ。先日、いま話題のスマートフォン向けゲーム『ポケモンGO』に初めて挑戦した。ポケストップを探...

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2016年08月02日

「ポケモンGO」と高齢社会(その1)-拡張現実(AR)への期待

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スマートフォン向けゲーム『ポケモンGO』が社会現象になっている。日本での配信開始をまえに、政府が記者会見で使用上の注意喚起を促したことからも、その影響の大...

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2016年07月26日

「カーナビ」時代の人生ドライブ-アナログ地図とデジタル地図

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これまで地図といえば紙に印刷した「アナログ地図」が中心だった。今ではパソコンやスマホでみる地図はほとんど「デジタル地図」だ。日々社会が変化するなかで、地図...

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2016年07月19日

問われる 「社会の多様性」-『ズートピア』が描く“楽園”とは

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7月15日、ディズニーの人気アニメ映画『ズートピア』の劇場公開が終了した。4月23日の公開以来わずか2ヶ月で国内の総観客動員数は540万人を超え、興行収入...

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2016年07月12日

縁側とベランダに魅せられて-「内」と「外」つなぐアナログ空間

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私は海辺のマンションに住んでいる。家の中でどこが一番のお気に入りかと聞かれれば、迷わずに「ベランダ」と答えるだろう。猫の額ほどの狭いベランダだが、さまざま...

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2016年07月05日

“幸せ”の自己アイデンティティ-ストップ! 「キレる高齢者」

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近年、「キレる高齢者」という言葉をよく聞くように、高齢者の反社会的行為が増えている。例えば、鉄道の駅員等に対する暴力行為だ。日本民営鉄道協会の公表資料によ...

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2016年06月28日

仕事と自己アイデンティティ-定年退職、その後どうする ?!

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先週の本欄に、SNSの「いいね!」にみられるような承認欲求が強い時代を、他者の評価をあまり気にせず自由に生きるためには、確かな自己アイデンティティが必要だ...

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2016年06月21日

“いいね!”求める時代-承認欲求と自己アイデンティティの不在

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近年、「アドラー心理学」が注目を集めている。多くの関連書籍が出版されており、『嫌われる勇気~自己啓発の源流「アドラー」の教え』(岸見一郎・古賀史健著、20...

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2016年06月14日

“エアレース”にみるマーケティング-「見せない」から「魅せる」工夫を!

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先日、「空のF1」と呼ばれる「レッドブル・エアレース」が千葉・幕張海浜公園前の海上で行われた。今回は昨年に引き続き日本で2度目の開催だ。一日目の予選は強風...

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2016年06月07日

「格差と貧困」の解消に向けて-「ベーシック・インカム」生み出す“AI資本”大国へ

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今月1日、厚生労働省が公表した「生活保護の被保護者調査(平成28年3月分概数)の結果」によると、被保護世帯数は1,635,393世帯と過去最多となった。世...

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2016年05月31日

AI(人工知能)とBI(ベーシック・インカム)-「仕事を奪われる」のか、「仕事から解放される」のか?

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先日、政府は名目GDP600兆円に向けた成長戦略「日本再興戦略2016」(案)を公表した。その中で、人工知能(AI)やロボットの活用による「生産性革命」を...

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2016年05月24日

本当に「労働力」は不足するのか?-AIとロボットによる労働代替化の行方

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日本は少子高齢化の進展から本格的な人口減少時代を迎えており、労働力人口も大幅に減少すると見込まれている。「平成27年労働力需給の推計」(労働政策研究・研修...

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2016年05月17日

「リベラルアーツ」なぜ必要か-自由に生きるための“おとなの教養”

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近ごろ、「リベラルアーツ」という言葉をよく耳にする。一般教養と解されることが多い。社会全体のグローバル化が進むなかで、リベラルアーツ学部や国際教養学部など...

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2016年05月02日

「左」と「右」で読み解く現代社会-大型連休「閑話」

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今年のゴールデンウィークは日の並びもよく、遠出をする人も多いだろう。一方、人ごみを避けて家でのんびりするのも悪くない。休日も仕事以外の予定をびっしり埋めな...

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2016年04月26日

“暮らし”支える物流システム-災害時の「ドローン」活用

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近年、われわれの暮らしにおけるネット通販の利用が拡大している。日本通信販売協会によると、2014年度の通販売上高は、前年度比4.9%増の6兆1,500億円...

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2016年04月19日

“生きているうち”にすべきこと-「死者」と「生者」の対話

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日本人男性の平均寿命が80歳を超えた今、還暦後に20年の人生がある。それは余生というには、あまりに長い。最近では、多くの友人から定年退職の知らせが届く。会...

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2016年04月12日

ロシア見聞録(その3)-「ソ連」から「ロシア」へ

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1991年に社会主義のソ連が崩壊、新生ロシア連邦の誕生から四半世紀の間にロシアにどんな変化が起きたのだろう。モスクワ空港の入国審査官の無表情な対応やロシア...

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2016年04月07日

“健康経営”の時代-人材確保のリスクマネジメント

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今年1月、経済産業省は東京証券取引所と共同で「健康経営銘柄2016」25社を公表した。「健康経営」は、『従業員等の健康管理を経営的な視点で考え戦略的に実践...

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2016年04月05日

ロシア見聞録(その2)-「芸術の都」サンクトペテルブルク

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モスクワから北西に約650キロ、バルト海のフィンランド湾に面してサンクトペテルブルクはある。ピョートル大帝が1703年に創建、1712年から1917年まで...

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2016年03月29日

ロシア見聞録(その1)-モスクワの「七姉妹」と「地下鉄」

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先日、初めてロシアを訪れた。1991年に“鉄のカーテン”に包まれたソビエト連邦が解体、ロシア連邦が誕生して四半世紀が経過したが、未だに私にとってロシアは馴...

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2016年03月22日

「住まいのライティング」-豊かな住空間を演出しよう!

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北欧の夏の夜は短い。午後10時を過ぎても辺りは明るく、戸外でスポーツを楽しむ人が大勢いる。白夜となり完全に日が沈まない場所もある。暗くなっても直ぐにまた夜...

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2016年03月15日

認知症高齢者の“看取り”-介護施設での「最期」を考える

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先日、認知症高齢者が徘徊中にJRの列車にはねられて死亡した事故で、遺族に監督責任者としての賠償責任があるかどうかを争う訴訟の判決があった。最高裁第三小法廷...

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2016年03月08日

長寿時代の“看取り図”-幸せな「最期」迎えるために

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人はどこで死ぬのだろう。厚生労働省「人口動態統計」をみると、2014年に死亡した127万人のうち医療機関である病院と診療所で死亡した人(以下「病院死」)が...

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2016年03月01日

マンション、ふたつの高齢化問題-“長寿時代”の住まいづくりを考える

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総務省「平成25年住宅・土地統計調査」によると、総住宅数は6,063万戸、「居住世帯のある住宅」は5,210万戸で、そのうち一戸建が2,860万戸(54....

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2016年02月24日

“個を活かす”人口減少時代~多様な人材確保に向けた「介護離職ゼロ」社会~


昨年10月に発足した第3次安倍改造内閣のスローガンは、「一億総活躍社会」の実現だ。少子高齢化に歯止めをかけ、50年後に1億人の人口規模を維持し、年齢・性別...

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2016年02月23日

マイナス金利とシニア消費-“デフレマインド”融かす「特効薬」はあるのか

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2月15日に内閣府が公表した2015年10-12月期の実質GDPは、前期比0.4%減、年率換算で1.4%減だった。その要因は、企業の設備投資が増加したもの...

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2016年02月16日

デフレマインドと超高齢社会-「長生きリスク」緩和する社会保障を!

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先日、理髪店で髪を切ってもらっていると、馴染みの店員さんに『100万円あったら何に使います?』と訊かれた。少々考えてから、『特に欲しいモノはないけど、知ら...

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2016年02月09日

“健康経営”の時代-人材確保のリスクマネジメント

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先日、経済産業省は東京証券取引所と共同で「健康経営銘柄2016」25社を公表した。「健康経営」は、『従業員等の健康管理を経営的な視点で考え戦略的に実践する...

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2016年02月02日

ポスト“訪日客2000万人”時代-「爆買い」後のインバウンド・インフラ整備を!

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1月19日の観光庁の発表資料によると、2015年の訪日外国人旅行者は前年比47.1%増加し、過去最高の1,973万7千人に上った。政府は2020年に2千万...

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2016年01月26日

「幸せ」のライフデザイン-“What”から“How”の時代へ

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厚生労働省の「新規学卒者の離職状況(平成24年3月卒業者の状況)」をみると、大学卒業後3年以内に離職する人は32.3%とほぼ3人に1人に上る。仕事には自己...

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2016年01月19日

「おせち」と「初売り」-変貌する正月のライフスタイル

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「おせち」は、自然の恵みに感謝するために神様に供えたもの「節供(せっく)」を使ってつくる料理だ。これまでも多くの家で正月を祝うためにつくられてきたが、近年...

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2016年01月12日

“時代の変化”読み解くリテラシィ-「紅白視聴率」と「内閣支持率」

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時代の変化を読み解くために、世論調査はじめ様々な社会調査が行われている。国勢調査のように悉皆(全部)調査もあるが、時間とコストがかかることから、多くの社会...

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2016年01月05日

「感謝」と「謝罪」-「すみません」言う“勇気と矜持”

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毎年12月に、日本漢字能力検定協会が「今年の漢字」キャンペーンの結果を公表する。1年間の世相を最もよく表す漢字一字を募集し、2015年は「安」が選ばれた。...

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2015年12月29日

教育制度改革と一億総活躍社会 どう育てる!豊かな「想像力」と「創造力」

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文部科学省は、2020年度に現在の大学入試センター試験に代わる「大学入学希望者学力評価テスト」(仮称)を実施するという。先日、同省の高大接続システム改革会...

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2015年12月24日

“個を活かす”人口減少時代-多様な人材確保に向けた「介護離職ゼロ」社会


今年10月に発足した第3次安倍改造内閣のスローガンは、「一億総活躍社会」の実現だ。少子高齢化に歯止めをかけ、50年後に1億人の人口規模を維持し、年齢・性別...

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2015年12月22日

「夫婦別姓」最高裁判決を読んで-家族観に関する多様な議論を!

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12月16日、最高裁大法廷は「夫婦同姓は合憲」との判断を下した。裁判官の多数意見として、男女が婚姻関係を結ぶ際に、民法が規定する夫か妻のいずれかの姓を選ぶ...

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2015年12月15日

東京五輪にみるパラダイムシフト-「成熟社会」へのマイルストーン

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ブラジル・リオの五輪開催が来年8月に迫り、2020年東京五輪も徐々に現実味を帯びてきている。一方、2017年9月に開催地が決定される2024年五輪の候補都...

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2015年12月08日

人口減少と一億総活躍社会-「介護離職ゼロ」が目指す社会とは

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先日、一億総活躍国民会議が『一億総活躍社会の実現に向けて緊急に実施すべき対策』を打ち出した。「希望を生み出す強い経済」に向けて「名目GDP600兆円」、「...

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2015年12月07日

インド見聞録-“多様性の国”の世界遺産と貧困問題

今年のシルバーウィークに初めてインドを訪れた。その理由のひとつは、タージ・マハルを見たかったからだ。タージ・マハルはムガル帝国の第5代皇帝シャー・ジャハー...

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2015年12月01日

遠い“GDP600兆円”への道のり-消費者ニーズ把握と商品化が困難な時代

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先日、私は息子夫婦から1歳を迎えたばかりの孫の世話を頼まれた。数時間ではあるが、私一人で責任を持って小さな命を預かるとなるとやや覚悟がいる。まず、ガラステ...

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2015年11月24日

時代変化に追いつけない社会制度-「配偶者控除」と「第三号被保険者」問題

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先日、京都大学の久本憲夫教授の「ワーク・ライフ・バランス」の講演を聴いた。その中で、「共働き」と「共稼ぎ」について興味深い話があった。ワークには「稼得ワー...

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2015年11月17日

選択的夫婦別姓は基本的人権-「個」のアイデンティティ守る重要性

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11月4日、最高裁大法廷で「夫婦別姓を認めない民法の規定は憲法違反かどうか」を争う裁判の弁論が開かれ、来月16日に判決が言い渡される。現在の民法によると、...

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2015年11月10日

退職後の“居場所づくり”-求められる「新たなコミュニケーション能力」

「平成26年人口動態統計(確定値)の概況」によると、出生数は100万3539人で男性51万5533人、女性48万8006人となっている。女性人口100人に...

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2015年11月02日

“温泉”の異文化共生-求められる「ラグビー型」の国際化

ラグビーワールドカップ2015イングランド大会が今年9月に開幕し、日本チームの大躍進が注目を集めた。これまでサッカーのワールドカップに比べると、試合のテレ...

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2015年10月27日

インド見聞録(その3)-“多様性の国”からの示唆

これまで2回にわたり“多様性の国”インドの素晴らしい世界遺産と衝撃的な貧困問題について紹介した。良い意味でも悪い意味でも、インドは...

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2015年10月20日

「一億総活躍社会」への違和感 - 一人ひとりが自分らしく輝ける社会を!

先日、第3次安倍内閣が発足した。スローガンは、「一億総活躍社会」だ。実現のための重点分野は、「強い経済」「子育て支援」「社会保障」で、具体的な数値目標とし...

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2015年10月13日

インド見聞録(その2)-“多様性の国”の貧困問題

前回の本欄では、インドの素晴らしい世界遺産を紹介した。今回は初めて経験した現代インド社会から受けた衝撃について書いてみたい。インドを訪れると人生観が変わる...

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2015年10月06日

インド見聞録(その1)-“多様性の国”の世界遺産

シルバーウィークに初めてインドを訪れた。ひとつの理由は、タージ・マハルを見たかったからだ。タージ・マハルはムガル帝国の第5代皇帝シャー・ジャハーンが、若く...

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2015年09月29日

宇宙からのメッセージ-宇宙飛行士・山崎直子さんの講演から

先日、宇宙飛行士の山崎直子さんの講演を聞いた。山崎さんは、1999年に国際宇宙ステーション(ISS)に滞在する宇宙飛行士候補となり、その後、10年以上にわ...

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2015年09月15日

クラウドファンディングでオリンピックを!-五輪ビジネスモデルは「エンブレム型」から「招致ロゴ型」へ

2020年東京五輪・パラリンピックを巡る混乱が続いている。新国立競技場に続き、公式エンブレムのデザインが白紙撤回されたが、それは新たな出発点に過ぎない。今...

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2015年09月08日

「猛暑」と「冷夏」-今年の夏が示唆すること

9月になり今年の夏を振り返ってみると、「猛暑」で「冷夏」という何とも奇妙な夏だった。今年は、5月までに多くの台風が発生し、梅雨前線が長く停滞して、豪雨や冷...

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2015年09月01日

あなたは「理容」派or「美容」派-変わる社会と法律

「理容師」と「美容師」、一字違いだが、法律が定める業務内容は異なる。1948年に施行の理容師法によると、「理容とは、頭髪の刈込、顔そり等の方法により、容姿...

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2015年08月25日

成熟社会の意思決定とは-危険な「専門知」と「市民知」の乖離

前回の本欄で、2020年東京オリンピック・パラリンピックの新国立競技場建設を巡る混乱の大きな理由は、巨額の税金を使うにもかかわらず意思決定プロセスが不透明...

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2015年08月18日

“成熟社会”なりきれない「日本」-2020年「オリンピックレガシー」に求めること

2020年東京オリンピック・パラリンピックの新国立競技場建設を巡り混乱が続いている。1964年の大会以降半世紀が経過、2020年にはどのような五輪が開催さ...

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2015年08月11日

東京マラソンとクラウドファンディング-“小さな志”を大きなムーブメントに!

8月1日から「東京マラソン2016」の一般参加者の募集が始まった。来年10回目を迎える同大会は、新たな10年に向けて大会ロゴをリニューアルしたり、外国人ラ...

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2015年08月04日

“志金”集めるクラウドファンディング-「社会の紐帯」つくる仕組み

最近、クラウドファンディング(CF)という言葉をよく聞く。CFとは、インターネットを介して不特定多数の個人から資金を集めることだ。起案者は新しい製品開発や...

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2015年07月28日

「少子化」進む“根深い”理由-子ども忌避する社会構造

本格的な人口減少時代を迎えた今日、国をはじめとして多くの地方自治体が人口減少への危機感を露わにしている。しかし、少子化を食い止めるために、社会全体で出産や...

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2015年07月21日

健康増進へのビッグデータ活用-活かせ“マイナンバー”と“IoT”

来年1月から社会保障と税の共通番号(マイナンバー)制度が導入される。日本年金機構の情報流出問題もあり、個人情報保護への不安が高まる一方、同制度により社会保...

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2015年07月14日

どうつくる「共働き社会」-“ストップ!少子化”への期待

日本の主な少子化要因は、婚姻件数と完結出生児数(夫婦の最終的な出生子ども数)の減少である。2013年の婚姻件数は66万組と過去最低、婚姻率(人口千人当たり...

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2015年07月07日

「男」と「女」の健康格差-保健医療システムのパラダイムシフト

「健康日本21(第2次)」には、国民の健康増進の総合的な推進を図るための基本方針の一つとして『健康寿命の延伸と健康格差の縮小』が掲げられている。そこで示さ...

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2015年06月30日

“インバウンドの風”を地方に!-人口減少時代の「地方創生」

近年、訪日外国人が急増している。2013年に1千万人の大台に乗るやいなや、2014年は3割増の1,341万人に達した。インバウンド旋風の背景には、ビザ発給...

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2015年06月23日

「経済力」より「生活力」-“中高年男性”暮らしの安全ネット

現代社会では、就職して親元を離れた若者や身寄りのないお年寄りなど「一人暮らし」の人も多い。2010年の国勢調査では、単独世帯は全体の32.4%を占めている...

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2015年06月16日

「健康」と「幸せ」の好い関係-伸ばそう“主観的健康寿命”!

今年5月、OECDは加盟34ヶ国にロシアとブラジルを加えた36ヶ国の幸福度(well-being)指標である“Better Life Index:...

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2015年06月09日

「シルバー民主主義」克服に向けて-適切な“意見集約ルール”活かそう!

最近、シルバー民主主義という言葉をよく耳にする。人口の高齢化に伴い、高齢者の意見が政治に強い影響力を及ぼすからだ。しかし、それは多数意見により意思決定され...

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2015年06月02日

時代の変化写す「都市インフラ」-人口減少時代の「縮小政策」が切り拓く成熟社会

先日の新聞報道*によると、京都市では、市が管理する歩道橋のうち、通学路などを除き、原則撤去する方針を固めたという。理由は、景観保全や歩行者優先のまちづくり...

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2015年05月26日

「共助」社会の原点-「与える人」・「与えられる人」

アメリカの絵本作家シェル・シルヴァスタイン作の『おおきな木』という絵本がある。原題は“The Giving Tree”で、「少年」と「...

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2015年05月19日

つくろう「共助」社会!-「自助」と「公助」の隙間うめる“市民性”

社会環境の変化により、従来の私的問題が社会問題になることが少なくない。昔の介護は、本人や家族の私的問題だったが、高齢化の進展に伴い介護施設が増加、2000...

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2015年05月12日

日本の格差問題を考える-ピケティ著『21世紀の資本』からの示唆

1―はじめにトマ・ピケティ著『21世紀の資本』(みすず書房、2014年12月)が大きな話題になった。長期にわたる経済データを駆使し、資本主義の進展と経済格...

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2015年05月11日

高齢期の「生活の質」高めるには-高齢者のIADL(手段的日常生活動作)支援を!

この3年の間に団塊世代が65歳に達し、新たに600万人以上が高齢者になった。その結果、日本は高齢化率25.1%と、前例のない超高齢社会を迎えている。200...

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2015年04月28日

「朝型勤務」の“効用”とは何か-時間軸の“ズレ”がもたらす意識改革

政府は今年の夏の国家公務員の始業時間を原則1~2時間早めるそうだ。朝型勤務を促進し、退庁時間を早めて残業を減らし、生産性の向上を図るためだという。経団連に...

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2015年04月21日

「市民マラソン」の二面性-“横浜マラソン”ゴールはどこか?

今年3月15日、「横浜マラソン2015」が開催された。2万3千人あまりが参加、沿道には62万人の応援者が繰り出した。そこで想定外のハプニングが発生した。横...

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2015年04月14日

“パラリンピック”は何を残すか-人口減少・超高齢社会に向けた“レガシー”の創造を!

皆さんはパラリンピックの歴史についてご存知だろうか。日本パラリンピック委員会ホームページ*によると、1948年、ロンドン郊外の病院で行われた車いす患者によ...

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2015年04月07日

新たな「価値観」の発見-旅の「原石」を「宝石」に!

私にとって若い頃の海外旅行と言えば、興味を持つ“建築”をひとり気ままに巡る旅が中心だった。しかし、還暦を過ぎた現在は、添乗員が同行...

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2015年03月31日

「価値観の共有」困難な時代-グローバル社会に求められる“大人の関係”

結婚相手を選ぶときに重視する条件とは何だろう。民間のネット調査などでは、『価値観が合う』が最も多い。結婚して幸せな共同生活を営む上で、お互いの価値観を共有...

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2015年03月24日

人口減少に対する危機意識-「労働力人口」増加に向けた処方箋

先週の本欄で、原油枯渇に対する危機感から脱産油国を目指すドバイの「未来図」について書いたが*、産油国が原油の枯渇に危機感を抱くように、日本は人口減少による...

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2015年03月17日

産油国の危機意識-脱炭素社会に向けた「未来図」

日本の原油輸入量の7割以上は、サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、カタール、クウェートなどの中東地域に依存している。多くの原油を積んだ超大型タンカ...

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2015年03月10日

「塀の中」と「塀の外」の医療-医療費削減する検査活かした診療とは

近頃の医療における臨床検査の発展は素晴らしい。MRI(磁気共鳴画像装置)やCT(コンピュータ断層撮影装置)、内視鏡などの高額の医療機器を使った検査も多くは...

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2015年03月03日

格差対策めぐる発想転換を!-「格差予防」と「経済成長」

昨年12月のピケティ著『21世紀の資本』(みすず書房)の発売以来、格差に関する議論が絶えない。国会でも活発な論戦が行われているが、格差の現状に対する認識や...

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2015年02月27日

日本の格差問題を考える-ピケティ著『21世紀の資本』からの示唆

■はじめにトマ・ピケティ著『21世紀の資本』(みすず書房、2014年12月)が大きな話題になっている。長期にわたる経済データを駆使し、資本主義の進展と経済...

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2015年02月24日

高齢者の「貧困」と「犯罪」-福祉施設化する刑務所

日本では、『21世紀の資本』(みすず書房、2014年12月)の著者トマ・ピケティ氏の来日を契機とし、格差への関心が高まり、国会でも各党の代表質問で活発な論...

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2015年02月17日

「労働所得」と「資本所得」-“超高齢社会・日本”の格差問題の留意点

トマ・ピケティ著『21世紀の資本』(みすず書房、2014年12月)は、20カ国以上におよぶデータを収集・分析し、世界中で拡大する経済格差の状況を明らかにし...

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2015年02月10日

「格差」と「不平等」-“ピケティ著『21世紀の資本』を深読み!”

先日、話題の本『21世紀の資本』(みすず書房、2014年12月)の著者トマ・ピケティ氏が来日した。各地で講演会や討論会、テレビ出演、記者会見等を精力的にこ...

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2015年02月06日

「拡大」から「縮小」への都市戦略-“オリンピック・レガシー”活かす住宅・まちづくり

近年の五輪開催にあたり重視されるのが、オリンピック・レガシーだ。オリンピック・レガシーとは、五輪開催都市や開催国が長期にわたり継承・享受できるオリンピック...

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2015年02月03日

日本の新たな「格差」問題とは-衰退する「中間層」の不安

トマ・ピケティ著『21世紀の資本』(みすず書房、2014年12月)が大きな関心を集めている。長期にわたる経済データを駆使し、資本主義の進展と経済格差の関係...

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2015年01月26日

「もう20年」「まだ20年」「やっと20年」-震災復興の道のり

阪神・淡路大震災から20年が経った。1月17日は神戸市をはじめ全国各地で追悼の催しが行われた。テレビや新聞も特集を組み、震災当時の写真や映像もたくさん流れ...

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2015年01月19日

大介護時代の“持論トロジー”~介護離職ふせぐ「介護予防」の重要性

最近、「仕事と介護の両立」が大きな社会的課題になっている。その背景には、介護している有業者が291万人、過去5年間(平成19年10月~24年9月)に介護・...

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2015年01月13日

新聞は「紙版」、それとも「電子版」-“主従逆転の日”が意味すること

今年1月、新聞を紙版から電子版に切り替えた。社会人になって以来40年近く、新聞を定期購読してきた私には、紙版の新聞を手放すことに抵抗がなかったわけではない...

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2015年01月05日

成熟時代のハングリー精神-幸せな「個人」と「社会」をつくるために

今年も、正月3が日に大勢の人が初詣をした。初詣でおみくじを引いた人も多いだろう。おみくじには、「大吉」や「小吉」など運勢の総合評価が表示されている。多くは...

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2014年12月29日

絶対的貧困と相対的貧困-「子どもの貧困」 どう可視化・共有化するか

貧困の概念には、「絶対的貧困」と「相対的貧困」のふたつがあることはよく知られている。世界銀行によると、前者は2008年時点の購買力平価換算で一日あたりの生...

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2014年12月22日

無形文化遺産「和紙」の魅力-漉き込まれた伝統文化

11月26日(日本時間27日)、国連教育科学文化機関(ユネスコ)が、日本政府が推薦した「和紙:日本の手漉和紙技術」を無形文化遺産に登録した。登録対象は、埼...

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2014年12月15日

LGBTと人権意識-「違い」を「差別」にしないために

1948年12月10日、国連は世界人権宣言を採択した。日本でもそれを記念して毎年12月4日から10日までの1週間を「人権週間」と位置づけている。66回目と...

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2014年12月08日

解散総選挙と万歳三唱-「大義」めぐる国民感情

11月21日、衆議院が解散した。第47回衆議院議員総選挙が12月2日公示、14日に投開票される。解散の大義をめぐっては、さまざまな意見がある。来年10月に...

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2014年12月01日

「拡大」から「縮小」への都市戦略-ストック活かす住宅・まちづくり

今年10月、舛添要一東京都知事が2020年東京五輪・パラリンピックのために、2012年の五輪開催都市ロンドンを視察した。視察目的のひとつは、オリンピックで...

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2014年11月25日

「自撮り棒」が写す現代社会-「鳥の眼」「虫の眼」と“ひとり社会”

今年の夏、トルコの古代遺跡を巡った時、なんども面白い光景に遭遇した。棒の先にスマホやデジカメを装着し、それで「自撮り」(自分自身を撮影すること)している観...

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2014年11月17日

続「老いる力」-「あそび」のある多様な価値社会に向けて!

今年10月、美術家であり作家の赤瀬川原平さんが亡くなった。77歳だった。98年にベストセラーになった『老人力』(筑摩書房、1998年9月)を記憶されている...

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2014年11月10日

高齢先進国・日本の福祉機器開発-高齢者と介助者の生活の質(QOL)向上に向けて!

今年10月1日から三日間、東京・有明のビッグサイトで国際福祉機器展(H.C.R.2014)が開催された。同展は1974年に始まり、今年は41回目となる。1...

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2014年11月04日

「老いる力」-「老い衰えること」と、どう向き合うのか

日本人男性の平均寿命がとうとう80歳を超えた。女性の平均寿命は86.61歳と世界一を誇っている。日本は長寿時代を迎え、最近、「終活」という言葉もよく耳にす...

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2014年10月27日

続・少子化対策の留意点-「未来を変える」 意思決定戦略を!

私は先週の本欄で、『少子高齢化が深刻化する現在、高齢化と少子化の課題は不可分であり、ふたつを同時に解決する処方箋が求められている』と書いた。そして、少子化...

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2014年10月20日

少子化対策の留意点-高齢者の世代内相互扶助の促進を!

今年1月、経済財政諮問会議の下に「選択する未来」委員会が設置された。日本の半世紀先の未来像を描き、持続的な成長・発展のための課題とその克服に向けた対応策を...

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2014年10月14日

海外版 “そうだ 京都、行こう。”-人口減少時代の日本の観光戦略

先日、久しぶりに京都を訪ねた。修学院離宮を参観するためだ。何十年も前に写真集で見た雪景色の修学院離宮が忘れられず、いつか訪れたいとずっと思ってきた。修学院...

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2014年10月06日

「開かれた学校」のジレンマ-「安全・安心」のまちつくる“地域コミュニティ”の再生を!

今年6月、「地域に開かれた学校」を標榜する兵庫県宝塚市の公立中学校に盗撮目的で不審者が侵入する事件が発生した。同校は市内で唯一校門のない学校として知られて...

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2014年09月29日

「ケアハラ」という企業経営リスク-人口減少時代の人材マネジメント

先日、最高裁判所第1小法廷で「マタニティ・ハラスメント」訴訟の原告と被告の意見を聴く口頭弁論が開かれた。妊娠を理由に病院管理職を解任・異動させたことが、男...

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2014年09月22日

成熟時代の“豊かな住空間”-「集合住宅」を個性的に住むために

私は30年近く集合住宅に暮らしている。いわゆる「マンション」を気に入っているのは、眺望がよく、冬でも室内が暖かく薄着で過ごせること、寝るときも布団が薄くて...

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2014年09月16日

貧乏人の子沢山、金持ちの子沢山-少子化社会における「子どもの価値」を再考する

かつて「貧乏人の子沢山」という言葉があった。「貧乏」だから「子沢山」なのか、「子沢山」だから「貧乏」なのか、その関係はよくわからない。しかし、近年では子ど...

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2014年09月08日

「子供の貧困対策に関する大綱」を読んで-“少子化社会のユニバーサルデザイン”として

近年、子どもの貧困問題が深刻化している。今年7月に厚生労働省が公表した「平成25年国民生活基礎調査の概況」によると、平成24年の貧困線(等価可処分所得の中...

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2014年09月01日

「旅」というリアルな体験-頭を“柔らかく”するひとつの方法

日本旅行業協会の2014年度「旅行統計」によると、2013年の日本からの海外旅行者数は1,747万人、訪日外国人旅行者数の約1.7倍だ。性別では、男性が全...

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2014年08月25日

都市を魅せる-銀座に路面電車が走ったら

今年の夏休み、トルコのイスタンブールを訪ねた。イスタンブールは、2020年の夏季五輪開催地をめぐり、東京と最後まで争った都市だ。なぜ、イスタンブールが落選...

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2014年08月18日

「家事ハラ」と少子化-“イクメンよ、大志を抱け!”

近年、○○ハラスメントという言葉が氾濫している。「セクハラ」はじめ、「パワハラ」、「アカハラ」、「マタハラ」、そして最近では「家事ハラ」が登場した。元々「...

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2014年08月11日

成熟社会の働き方-幸せに生きる“ワークライフハーモニー”というライフスタイル

近年、ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)に対する関心が高まり、その実現に向けた様々な取り組みが見られる。特に、少子化対策として、労働力人口の減少...

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2014年08月04日

世代間“相互”扶助の重要性-「高齢者の活躍」が若年世代支える「生涯現役社会」

最近、高齢の母親が入院し、病棟で過ごす機会が増えた。そして、病院では実に多くの職種の人が働いていることに改めて驚いた。医師、看護師、薬剤師、臨床検査技師、...

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2014年07月28日

救急車から見えた高齢社会・日本-“おひとりさま時代”の安全・安心ネット、どうつくる

私は今年になってから、2回救急車の出動要請をした。同居する高齢の母親が倒れたからだ。いずれの場合も、119番通報から10分ほどで救急車が到着、救急隊員の応...

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2014年07月22日

長寿時代へのパラダイムシフト-生涯現役社会を目指して

政府の成長戦略の一つとして「女性の活躍」が取り上げられることが多いが、「高齢者の活躍」も忘れてはならない。人口減少が本格化し、労働力人口が減少する一方で、...

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2014年07月14日

他力本願と寛容社会-大競争時代に求められる“社会の寛容性”

先日、新宿駅からほど近いところに完成した仏教寺院の見学に行った。喧騒を遮断するかのようにコンクリート打放しの壁に包まれた6階建ての現代建築だ。蓮の花をイメ...

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2014年07月07日

都議会と市民意識のズレ-少子化対策とは、“希望”もてる社会つくること

私は先週の本欄に、「セクハラやじ」発言に対する東京都議会の『各会派は品位を持って臨むべき』というコメントを聞いて、大変驚いたと書いた。理由は、これは品位の...

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2014年07月07日

「祝日過多社会」の警鐘-主体的に休日とる「雇用環境」「ワークスタイル」に欠ける日本社会

先日、8月11日を「山の日」とする祝日法改正案が参議院本会議で可決、成立し、2016年から実施される。この記事を読んで、祝日の意義とその数について考えてみた。 ...

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2014年06月30日

“やじ”発言にみる人権意識の欠如-“人権社会”実現に向けた「成長戦略」を!

6月18日、東京都議会で「子育て支援」に関する一般質問を行っていた塩村文夏議員が、「セクハラやじ」を浴びたことが、新聞・テレビ等で大きく報道された。『早く...

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2014年06月23日

「観光立国」目指す“おもてなし”-異文化理解から始めよう!

2013年の訪日外客数は1,036万人と初めて一千万人を突破した*。そのうち観光客796万人、商用客146万人だ。国籍別では、韓国246万人、台湾221万...

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2014年06月16日

“レリゴー社会”つくれるか-「少子化」めぐる社会意識の寛容性

政府の有識者会議「選択する未来」委員会は、今年5月に『50年後に1億人程度の安定した人口構造を保持することを目指す』という中間報告をまとめた。その実現に向...

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2014年06月09日

「薬」との上手なつきあい方-中高年男性のQOL(生活の質)向上へ

以前、中高年男性を中心にしたバスツアーに参加したことがある。途中のレストランでの昼食時のことだ。食事が済んだ人の多くが、手持ちのポーチから何やら取り出し始...

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2014年06月02日

「オレオレ詐欺」なぜ、なくならない-“社会”として「美田残す」努力を!

「振り込め詐欺」被害に歯止めがかからない。警察庁「平成25年の振り込め詐欺の被害状況」によると、認知件数9,223件、被害総額は約259億円に上る。振り込...

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2014年05月26日

「アナと雪の女王」にみる社会の姿-「ありのまま」生きる “Let It Be” と “Let It Go”

ディズニーのアニメ映画『アナと雪の女王』が話題になっている。その劇中歌のひとつ『Let It Go~ありのままで~』が大人気だ。アレンデール王国家の長女・エル...

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2014年05月19日

「祝日過多社会」の警鐘-主体的に休日とる「雇用環境」「ワークスタイル」に欠ける日本社会

先日、8月11日を「山の日」とする祝日法改正案が衆議院本会議で可決された。今国会中に成立見込みで、2016年から実施される見通しだ。この記事を読んで、祝日...

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2014年05月12日

砂漠の国のジレンマ-「油」も「水」も大切に使う“循環型社会”

先日、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイ首長国を訪れた。ドバイはUAEの中ではアブダビに次いで広い国だが、石油の埋蔵量は少なく、2037年には枯渇するとい...

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2014年05月07日

地球の「明日(あす)」考える“アースデイ”-“循環型社会”のライフスタイル

4月19日(土)、20日(日)の二日間、東京・代々木公園を会場に「アースデイ東京2014」が開催された。『この地球(ほし)の声に耳をすまそう』をスローガン...

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2014年04月28日

「女性の活躍」と「配偶者控除」-新たな「主婦志向」が模索する女性の社会進出

安倍政権の成長戦略のひとつとして「女性の活躍」がある。本格的な人口減少時代を迎え、経済成長のために女性就労の促進が不可欠だからである。政府の税制調査会は、...

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2014年04月21日

「子育て」と「介護」の共通点-“ケア”が育む持続可能社会

私は、長い間の子育てを通して、子どもが育つ喜びを体験した。子どもは昨日できなかったことが、突如、今日できるようになることもあり、日ごとに成長していることを...

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2014年04月14日

“Japanese Only”と“Women Only”-「区別」を「差別」にしないために

今年3月、埼玉スタジアムで行われた浦和レッズ対サガン鳥栖の試合で、浦和レッズのホーム側のゴール裏入場ゲート上に“JAPANESE ONLY&rd...

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2014年04月07日

“即効薬”ない人口減少社会への処方箋-労働力不足と移民政策を考える

日本は本格的な人口減少時代を迎えている。2030年には労働力人口が1千万人以上減少するという推計もある。現在の人口ピラミッドを見れば、これから日本の総人口...

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2014年03月31日

ベビーシッター事件と少子化対策-社会全体で“チルドレン・ファースト”の実現を!

3月中旬、ネットの仲介によるベビーシッターに預けられた2歳の男児が死亡するという痛ましい事件が発生した。顔が見えないネットサービスを利用して子どもを預ける...

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2014年03月24日

「人口・世帯」減少時代への備え-「世帯」が増え続ける時代の終焉

日本の大きな社会環境変化のひとつは、高齢化や少子化という人口構造の変化だ。それは社会保障制度の在り方をはじめ、さまざまな社会政策に影響を与える。人口構造の...

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2014年03月19日

長寿時代のライフマネジメント-定年後の「幸せのレシピ」づくりに向けて

■はじめに日本は超高齢社会を迎えている。それは長寿社会、すなわち長生きできる時代の到来を意味する。平成24年の日本人の平均寿命は、男性79.94年、女性8...

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2014年03月19日

「再犯社会」が問う高齢社会像-「安全社会」から「安心社会」へ

■はじめに2013年3月末、旧ライブドアの元社長、“ホリエモン”こと、堀江貴文さんが収監先の長野刑務所から仮釈放された。2012年...

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2014年03月17日

“都市景観”というオリンピック・レガシーの創造-東京五輪2020の都市像(その3)

近年の五輪開催にあたり重視されるのが、オリンピック・レガシーである。オリンピック・レガシーとは、五輪開催都市や開催国が長期にわたり継承・享受できるオリンピ...

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2014年03月10日

超高齢社会のヒトとクルマの関係-東京五輪2020の都市像(その2)

日本は1964年の東京オリンピック開催を契機に、東海道新幹線や首都高速道路の開通など、高度経済成長のインフラとなる都市基盤が整備され、大きな変貌を遂げた。...

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2014年03月07日

超高齢社会支える「I・C・T」-「I(インターネット)・C(コンビニ)・T(宅配)」は新時代のインフラ!

日本は超高齢社会への道を邁進している。すでに高齢人口は3千万人を超え、高齢化率は24.4%と世界一の高齢先進国だ。超高齢社会ではADL(日常生活動作)の低...

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2014年03月03日

自転車活用した都市交通体系の再編-東京五輪2020の都市像(その1)

先日、ロシアのソチで開催されていた第22回冬季オリンピックが、多くの人々にすばらしい感動を残して閉幕した。今後、東京では6年後の東京オリンピック・パラリン...

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2014年02月24日

中間層「定年後」の不安-「想定外」扶養リスクで“薄くなる”中間層

定年後に何の不安もない人は少ないだろう。健康不安、経済不安、孤立不安など、個々人の状況に応じて不安の中身も異なる。不安を感じるのは何らかのリスクがあるから...

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2014年02月17日

縮小する家族・拡大する家族-社会保障を担う“家族”という含み資産

日本の家族は縮小傾向にある。現在の平均世帯人員は2.42人、東京都に至ってはすでに1.99人とふたり以下になっているのだ。かつては3世代世帯など大家族も珍...

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2014年02月10日

生きる速さ-ゆっくり“歩く”人生

最近、歩く速さがすっかり遅くなった。道を歩いていると、後ろから来る人たちに次々と追い越される。かつては雑踏の中を早足で歩き、人の流れをかき分けるように進ん...

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2014年02月03日

還暦までの生き方、還暦からの生き方-「足るを知る」人生の分水嶺

最近、還暦を迎えた。以前であれば「定年退職」となり、人生の大きな節目となるはずだったが、定年延長のため、仕事は従来通り継続することになった。しかし、そうは...

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2014年01月27日

いま、求められる「対話する力」-ダイアログ型社会とディベート型社会

今から30年近く前になるが、留学していたアメリカの大学で、「ディベート」の授業を受けたことがある。その時のテーマは「銃規制の是非」だったと記憶している。ク...

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2014年01月22日

長寿時代のライフマネジメント-定年後の「幸せのレシピ」づくりに向けて

■はじめに日本は超高齢社会を迎えている。それは長寿社会、すなわち長生きできる時代の到来を意味する。平成24年の日本人の平均寿命は、男性79.94年、女性8...

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2014年01月20日

「専門知」と「市民知」の協働- 成熟社会への道程

近年、科学技術が進歩すればするほど、その力だけでは解決できない複雑な社会的課題があるように思う。たとえば再生医療における生命倫理や原発再稼動の是非など、科...

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2014年01月14日

「将来世代」の“幸せ”への想像力-少子化の進展と社会の持続可能性

2014年が始まり、年初に新年の“幸せ”を祈願した人も多いだろう。個人の“幸せ”を願う人もいれば、社会全体...

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2014年01月06日

「子どもの幸福度」を考える-少子化対策には、「子どもが幸せ」になる政策が不可欠

国連児童基金(ユニセフ)が発行する報告書『先進国における子どもの幸福度』(Innocenti Report Card 11)では、これまで日本は多くの指標に関す...

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2013年12月30日

超高齢社会支える「I・C・T」-「I(インターネット)・C(コンビニ)・T(宅配)」は新時代のインフラ!

日本は超高齢社会への道を邁進している。すでに高齢人口は3千万人を超え、高齢化率は24.4%と世界一の高齢先進国だ。超高齢社会ではADL(日常生活動作)の低...

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2013年12月24日

鍛えよう「共感力」-「寄付文化」育てるために!

先日、日本フィランソロピー協会の第16回「まちかどのフィランソロピスト賞」贈呈式があった。長い間寄付を続け、日本の「寄付文化」醸成に貢献した人を顕彰するも...

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2013年12月16日

中高年男性のワークライフバランス-いかに「きょうよう」と「きょういく」身につけるか

これまでのワークライフバランスは、少子化対策として若年世代を中心に「仕事と子育ての両立」に主眼が置かれてきた。しかし、近年では中高年男性のワークライフバラ...

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2013年12月09日

長寿時代のライフマネジメント-定年後の「幸せのレシピ」

高齢化が進んでいる。高齢化とは長寿化である。平成24年の日本人の平均寿命は、男性79.94年、女性86.41年と、人生80~90年時代を迎えているのだ。こ...

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2013年12月06日

「国際成人力調査」が語ること-国力アップの人材育成

10月8日、経済協力開発機構(OECD)が「国際成人力調査」 の国際報告書を公表した。OECDのホームページには、“Survey of Adult S...

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2013年12月02日

「絆」の二面性-“つながり”のあり方問う「互助」と「束縛」

東日本大震災を機に家族の絆、夫婦の絆、地域の絆など、人と人とのつながりである「絆」の大切さが再認識されたと言われている。この「絆」という字には2通りの意味...

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2013年11月25日

「孤立無業」という社会病理 -「失業」から「孤立」に陥らない「再チャレンジ社会」を!

最近、SNEPという言葉を聞くことがある。Solitary Non-Employed Personsの略で、『20歳以上59歳以下の在学中を除く未婚無業者のう...

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2013年11月18日

現代社会の「待つ力」 - 次世代に伝えたい「お年寄り」の“ちえ”

進化生物学者である長谷川英祐さんの『働かないアリに意義がある』(メディアファクトリー新書、2010年12月)に面白い話が載っていた。アリやハチなどの「真社...

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2013年11月11日

財政再建と社会保障改革 - 超高齢社会で民主主義は機能するか

財務省ホームページに「日本の財政関係資料」(平成25年10月)が掲載されている。その中に「我が国財政を家計にたとえたら」というページがあり、『我が国を、月...

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2013年11月05日

次世代育成の社会保障改革を! - 世代間と世代内の格差解消に向けて

今年10月、厚生労働省が「平成23年所得再分配調査報告書」を公表した。それによると世帯単位でみた平均当初所得額(年額)(1)は404.7万円、平均再分配所...

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2013年10月28日

大学入試と“学生ポートフォリオ”- 「平均点主義」の光と影

政府の教育再生実行会議は、今年5月に『これからの大学教育等の在り方について』という第三次提言を行い、10月には大学入試改革として「センター試験に代わる新試...

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2013年10月21日

「国際成人力調査」が語ること - 国力アップの人材育成

10月8日、経済協力開発機構(OECD)が「国際成人力調査」*の国際報告書を公表した。OECDのホームページには、“Survey of Adult ...

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2013年10月15日

式年遷宮と超高層ビル - 「経済の時代」こそ「建築文化」育てよう!

10月初旬、伊勢神宮の式年遷宮のクライマックスとも言える「遷御の儀」が行われた。第1回遷宮が行われたのは690年で、今回は62回目となる。今回の遷宮のため...

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2013年10月07日

“幸せ”もたらす「選ぶ力」 - 選択の制約活かす

豊かな成熟した社会は、選択肢の多い社会でもある。消費生活において、自らの志向にそって選択できることが多様な欲求を満たしてくれるからだ。人間は「選ぶ自由」を...

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2013年09月30日

オリンピックの“おもてなし”とは - 多様な価値観受容れる「真のグローバル化」の実現

まずは2020年東京オリンピック招致成功を喜びたい。日本全体が勇気と自信を取り戻した感がある。ただ、日本は7年後のオリンピックの成功に向けてなすべきことが...

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2013年09月24日

時代と場所で変わる社会通念 - トイレという“社会の窓”

もう50年以上前の子どもの頃、私の家のトイレには男性用小便器と和式大便器があった。それは当時としては一般的だったように思う。その後、水洗トイレが普及し、マ...

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2013年09月17日

“熱中症”防ぐ「日傘」のマナー - 現代社会に「傘かしげ」の精神活かす

秋分の日が近づき、ようやく夏の暑さが遠のいていく。それにしても今年の夏は暑かった。今年9月16日までの東京・大手町で観測された最高気温が35度以上の猛暑日...

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2013年09月09日

“タバコ”とコミュニケーション - 新たな対面文化創造できるか

電子書籍、電子辞書、電子ピアノ、電子カルテ、電子マネーなど、電子○○という言葉が社会に溢れている。先日もバスの中で『「電子タバコ」の使用制限について』とい...

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2013年09月02日

「少子高齢化」という複合課題 - 少子化対策と高齢化対策のクロスオーバー

最近、「少子化」と「高齢化」の進展が表裏一体となり、「少子高齢化」による複合的社会事象を実感することが多い。先日も、オヤッと思う新聞記事を目にした。タイト...

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2013年08月26日

「消費」のために働くというライフスタイルを超えて -“幸せ”もたらす暮らし方

先日、靴や鞄を扱う東京・表参道の高級ブランドショップに行った。素晴らしいデザインの靴が広々とした空間に並んでいる。靴の裏をみると、私のような中高年には拡大...

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2013年08月19日

高齢化と「歩きエスカ」-「効率最優先社会」の終焉

6月3日の本欄に、『「歩きスマホ」のリスク社会』を書いた。スマホの普及と共に「歩きスマホ」が増加し、駅ホームからの転落事故等が発生していたからだ。その後、...

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2013年08月12日

長寿時代を幸せに生きるために - いつまでも続く人間の「成長・発達」

最近、興味深い本を読んだ。『おとなが育つ条件~発達心理学から考える』(東京女子大学名誉教授柏木惠子著、岩波新書、2013年7月)だ。同書によると、人間の成...

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2013年08月05日

子どもに優しい社会 -「いつか来た道・いつか行く道」

私の家の前は小学校で、夏休みになると、毎朝、6時過ぎから子どもたちが校庭に集まってくる。6時半には、地域の大人たちも交え、音楽にあわせておなじみのラジオ体...

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2013年07月29日

一票の世代間格差 -「義務投票制」の検討を!

7月21日、第23回参議院選挙があった。今回は初めてのネット選挙、衆参の「ねじれ解消」がなるかという関心もあり、高い投票率を期待したが、実際には全国平均で...

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2013年07月22日

少子化社会と婚外子差別 - 「子育ての社会化」に向けた発想転換を!

日本の民法では、法律婚の尊重・保護のため、婚外子の相続分は法律上の夫婦の子である嫡出子の半分と規定する「相続格差」が設けられている。それに対して1995年...

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2013年07月16日

「研究員の眼」-眼力(めぢから)を鍛える

今年7月4日、当社は設立25周年を迎えた。私は設立当初から研究員として働いているが、この25年間、ずっと心掛けてきたことがひとつある。それは社会の本質に少...

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2013年07月08日

「ゆるやか社会」の価値と魅力 -「ゆるタイ」でクール・ビズ!

近年、全国的に大変な「ゆるキャラ」ブームである。ウェブ版「知恵蔵2013」によると、「ゆるキャラ」とは『「ゆるいキャラクター」の略。地方自治体や町おこしイ...

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2013年07月05日

「3年育児休業」の問題点-シングルファーザーのつぶやき

安倍政権が、3本目の矢として掲げる「成長戦略」の中核として、女性の活用を打ち出した。具体策には、保育所待機児童の解消や育児休業(育休)の3年延長がある。「...

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2013年07月01日

「自転車シェアリング」という公共交通システム -自転車と歩行者と自動車の共存社会

近年、欧米の主要都市で「自転車シェアリング」が注目されている。これは街中の多くの自転車ステーションに設置された共用自転車を、利用者はどこからでも自由に貸出...

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2013年06月27日

「再犯社会」が問う高齢社会像 -「安全社会」から「安心社会」へ

■はじめに今年3月末、旧ライブドアの元社長、“ホリエモン”こと、堀江貴文さんが収監先の長野刑務所から仮釈放された。昨年、その獄中生...

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2013年06月24日

「幸福」と「健康」と「お金」の話 - OECD「より良い暮らし指標」で読み解く現代社会

毎年5月に経済協力開発機構(OECD)が、国民生活の幸福度を評価した「より良い暮らし指標」(Better Life Index)を公表する。今年の総合評価はオ...

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2013年06月17日

現代“オリンピック精神”とは -「参加することに意義がある」再考

1894年6月23日、パリのスポーツ競技者連合の会議で、国際オリンピック委員会(IOC)の設立と近代オリンピックの開催が決まり、IOCがこれを記念して6月...

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2013年06月10日

“入る不安”より“出る不安”の「再犯社会」 -“社会的排除”防ぐ社会保障を!

今年3月末、旧ライブドアの元社長、“ホリエモン”こと、堀江貴文さんが収監先の長野刑務所から仮釈放された。昨年、その獄中生活を描いた...

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2013年06月03日

「歩きスマホ」のリスク社会 -あなたも加害者や被害者になるかも・・・

5月20日の本欄で『携帯を持たない私は、やがて絶滅危惧種になるかもしれない』と書いた*。それほど携帯電話やスマートフォン(スマホ)は日本社会に拡がっている...

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2013年05月27日

少子化政策めぐる議論への疑問 -“待機児童ゼロ”の「子育て」・「子育ち」支援

安倍政権は「成長戦略」として女性の活躍できる社会を目指し、保育所待機児童の解消や3年育児休業の実現を打ち出している。先日も、首相自ら東京都内の事業所内保育...

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2013年05月20日

「携帯」持たない“絶滅危惧種”-社会規範の揺らぎ

私は携帯電話もスマホも持っていない。『それでよく仕事ができるね』や『日常生活で困らない?』と心配されたり、奇異な目で見られたりする。これまで私自身は携帯電...

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2013年05月13日

“上手な「ストック」の暮らし方”-60歳から「3つの資産活用」

還暦が近づき、私は定年後の生活設計を考える機会が増えた。先日、資産投資セミナーを受講した友人から資料を見せてもらったところ、そこには『毎月収入のある「フロ...

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2013年05月07日

「3年育児休業」の問題点 -シングルファーザーのつぶやき

安倍政権が、3本目の矢として掲げる「成長戦略」の中核として、女性の活用を打ち出した。具体策には、保育所待機児童の解消や育児休業(育休)の3年延長がある。「...

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2013年04月30日

発想する力-「色彩を持たない題名」の魅力

私は毎週はじめにこのコラムを掲載しているのだが、いつも悩むのがどんなタイトルをつけるかだ。「名は体を表す」というように、コラムの内容を正確に読者に伝えるた...

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2013年04月22日

「社畜」と「ノマド」の間-適度な「社間距離」の「ノマド風」働き方

私は20数年前、初めて「社畜」という言葉を聞いた。「社畜」とは、『勤めている会社(営利企業)に飼い慣らされてしまい自分の意思と良心を放棄し奴隷(家畜)と化...

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2013年04月15日

「単身赴任」の今日的課題-“亭主元気で留守がいい”社会は健全か?

4月は異動の季節だ。転勤の辞令をもらい、新天地で新たな仕事に取り組んでいる人もいるだろう。少し古いデータだが、厚生労働省の平成16年「就業条件総合調査」1)...

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2013年04月08日

ゴルフと「ネット社会」-フェアな社会競争基盤の整備を!

ゴルフをする人はよくご存知だろうが、ゴルフには実際の打数である「グロススコア」と、そこからハンディキャップを減じた「ネットスコア」があり、競技会(コンペ)...

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2013年04月01日

財政健全化への道 -「自立生活」支援する「シニア市場」の活性化を!

政府は2月28日、平成25年度予算案を国会に提出した。一般会計は92.6兆円、歳出は政策経費70.4兆円、国債費22.2兆円で、国債費が全体の約4分の一を...

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2013年03月25日

春のダイヤ改正に思う -「時は金なり」もさることながら

3月16日、鉄道各社の春のダイヤ改正が一斉に行われた。そこでちょっと話題になっているのが、JR京葉線だ。京葉線は朝の通勤時間帯である午前7時台と8時台の快...

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2013年03月18日

LCC・ビジネスモデルが問う意識改革 -「先入観は捨てて下さい!」

昨年は、格安航空会社(LCC:Low Cost Carrier)の参入が相次いで、『LCC元年』といわれた。現在、日本国内ではピーチ・アビエーション、ジェット...

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2013年03月13日

格差・貧困の拡大と生活保護クライシス

■見出しはじめに~過去最多の生活保護受給者1――生活保護受給者・世帯の現状と課題2――生活保護給付費・財源の現状と課題3――生活保護クライシスへの対応おわ...

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2013年03月11日

続・“幸せ”のマネジメント -“時持ち”という「心の富裕層」

前回の『“幸せ”のマネジメント~「笑う門には福来る」』で、『主観的幸福度は個人の価値観や意識に依存している故に、自分自身で&ldq...

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2013年03月04日

“幸せ”のマネジメント -「笑う門には福来る」

多くの人が幸せな人生を願っているだろう。“幸せ”の実現には、暮らしを支える様々な社会的厚生(Social Welfare)の蓄積が必...

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2013年02月25日

新宿・都庁前なう -「内なる国際化」で東京を世界に売り込め!

2月24日、日曜日、午前9時、私は新宿・都庁前にいた。今年で7回目を迎える東京マラソンに出走するためだ。これまで一度も抽選に当たったことのない私が、今年は...

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2013年02月18日

単身社会の「絆」求めて - “ファミレス時代”の家族像

昨年2月から日本経済新聞夕刊に重松清さんの『ファミレス』という小説が連載されている。重松さんというと家族をテーマにした作品が多く、『ビタミンF』、『日曜日...

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2013年02月12日

人生の「棚卸」-60歳からのリスタート

人生80年時代になり、60歳で迎える還暦は人生の「第4コーナー」だ。昔に比べるとここからゴールまでの時間が大幅に長くなった。ここまで仕事や子育てなど、無我...

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2013年02月04日

あなたはいつまで働く? - “強制終了”から“終了メニュー”選ぶ時代へ

60歳が近づくと『あなたはいつまで働く?』という問いが急速に現実味を帯びてくる。やはり「退職」のひとつの目安は年金支給開始時期だろうか。昨年8月、改正高年...

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2013年01月28日

「公園文化」の創造 -都市空間の“あそび”

私が勤務する会社は以前、東京・有楽町にあり、日比谷公園に面していた。昼食時や霞が関の官公庁へ打合せに行く時、よくその中を通ったものだ。最近、東京農業大学の...

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2013年01月21日

超高層ビルという「建築文化」-失われた「矜持」

私が建築学科の学生だった頃、講義の中に「建築生産論」というのがあった。最初の授業で、「これからは建築をつくる技術とともに、解体する技術に関する研究が重要に...

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2013年01月15日

「定年」と「退職」-いつまでも“個”活かせる「停年」社会

「定年」を辞書で調べると、「法規・規則によって退官・退職するきまりになっている年齢」(広辞苑第六版)とある。つまり「定年」=「退職」なのである。しかし、最...

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2013年01月07日

退職者“地域デビュー” - 高齢期の「きょうよう」と「きょういく」

先日、本欄に『退職すると「名刺のない暮らし」が始まる。退職とは社会から退出することではなく、これまで仕事を通じて築いてきた社会との関係性を、今度は個人とし...

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2013年01月04日

名刺のない暮らし-退職後の「生き方」「活き方」「往き方」

私は今年還暦を迎える。友人の中には退職する者もいる。昨年8月の高年齢者雇用安定法の改正で、企業は2025年度に65歳までの雇用が義務化されるが、ビジネスパ...

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2012年12月25日

クリスマスプレゼント-貰う喜び・贈る喜び

今日はクリスマス。各地で人から人へ多くのプレゼントが行き交うことだろう。プレゼントは貰うのも嬉しいが、贈るのもまた楽しいものだ。それは寄付も同様で、寄付さ...

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2012年12月20日

未婚男性と非婚女性の少子社会-「扶養呪縛」と「結婚リスク」からの解放

日本の少子化が進んでいる。その理由の一つは婚姻率の低下だ。では、なぜ「結婚していない人」が増えているのだろう。「結婚しない」のか、あるいは「結婚できない」...

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2012年12月17日

多様性揺るがす「結婚力」格差-「結婚望む人が、結婚できる社会」を!

先週の本欄に、2010年の男性生涯未婚率が20.1%、女性10.6%となり、生涯未婚の時代が近づいていると書いた1)。生涯未婚率とは、50歳まで一度も結婚...

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2012年12月10日

生涯未婚の時代-ふたつの“出会い”のマッチング

今年6月に公表された内閣府の「2012年版子ども・子育て白書」によると、2010年の男性生涯未婚率は20.1%、女性は10.6%で、30年前のそれぞれ7....

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2012年12月03日

拡がるネット通販-進化する物流システムと暮らし

ネット通販がわれわれの暮らしに大きな影響を与えている。日本経済新聞社と日経BP社の「第1回ネットライフ調査」(2012年10月)によると、日常的な買い物の...

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2012年11月30日

団塊退職者・居場所なう - 公立図書館人気の理由

最近、高齢者の居場所として図書館が注目されている。平日、街の図書館を訪れると、多くの高齢者で賑わっているのだ。その背景には、これまで多くの時間を職業生活に...

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2012年11月26日

首都高が“産業遺産”になる日-東京オリンピックとポスト近代化

東京都は来年9月に決まる2020年の第32回夏季オリンピック招致を目指している。実現すれば2度目の東京オリンピックとなる。1964年に初めて第18回大会を...

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2012年11月19日

目指せ! “ともだち”社会-「囚人のジレンマ」を超えて

最近、領土問題をめぐり中国や韓国との関係が悪化している。この問題を武力で解決することなどありえないが、このままでは双方の失うものは余りに大きく、長い時間を...

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2012年11月12日

42キロのソーシャルキャピタル - 沿道の声援が聞こえる

10月21日(日)、初めての「ちばアクアラインマラソン」が開催された。42.195キロのコースのうち約4分の一に当たる10キロを海上のアクアラインを走るの...

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2012年11月05日

団塊退職者・居場所なう-公立図書館人気の理由

最近、高齢者の居場所として図書館が注目されている。平日、街の図書館を訪れると、多くの高齢者で賑わっているのだ。その背景には、これまで多くの時間を職業生活に...

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2012年10月29日

スマホと百匹目のサル -テクノロジーを文化へ

近年、スマートフォン(以下、スマホ)が急速に普及している。総務省の平成23年「通信利用動向調査」によると、スマホの世帯保有率は29.3%で、この1年間で約...

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2012年10月22日

高齢者が外出しやすい街づくり-お年寄りの健康と資産を活かす

先日、初めて韓国・ソウル市を訪れた。市内の移動手段は、もっぱら地下鉄だった。ソウル市の地下鉄は現在9路線あり、東京の地下鉄と同様いずれも明るく清潔で、車内...

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2012年10月15日

異文化を理解する-領土問題解決に向けた小さな一歩

最近の領土問題をめぐる日中および日韓の緊張関係を改善するためには、異文化を理解し、市民同士の交流・理解に基づく相互信頼・規範・ネットワークである『グローバ...

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2012年10月09日

「あそび」失った社会-「忙しい」は“心”亡くすこと

「あそび」はとても重要だ。ここでいう「あそび」とは『ゆとり、余裕のこと』だが、最近では社会の中の「あそび」が失われているように思えてならない。例えば、電車...

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2012年10月09日

“大介護時代”のライフデザイン-“介護男”の「老い支度」

■見出しはじめに――大介護時代の訪れ1――要介護者の現状と課題2――介護給付サービスの現状と課題3――介護者の現状と課題4――男性介護者をめぐる課題5――...

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2012年10月01日

「人は、なぜ走るのか」-合理的に説明できない価値の魅力(2)

今日から10月、スポーツの秋だ。今や市民マラソンが大変な人気である。8月に行われた来年2月の東京マラソンの出場者募集も、フルマラソンの一般応募者は30万3...

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2012年10月01日

成熟都市の品格-東京駅復原にみる都市成長戦略

首都・東京の玄関口であるJR東京駅復原工事*が完了した。国の重要文化財にも指定されている東京駅丸の内駅舎は、辰野金吾の設計により1914(大正3)年に建設...

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2012年09月24日

合理性の不合理-合理的に説明できない価値の魅力

経済学では人間は経済合理的に判断し行動するとされているが、デューク大学教授で行動経済学者のダン・アリエリーは、人間が様々な不合理な判断と行動をとることを多...

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2012年09月19日

格差・貧困の拡大と生活保護クライシス

■見出しはじめに~過去最多の生活保護受給者1――生活保護受給者・世帯の現状と課題2――生活保護給付費・財源の現状と課題3――生活保護クライシスへの対応おわ...

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2012年09月18日

長寿時代の「老い支度」-健康寿命と定年寿命の最適化

9月17日は敬老の日。総務省の推計では、9月15日現在の日本の65歳以上高齢者人口は3,074万人、総人口に占める割合は24.1%と、いずれも過去最高とな...

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2012年09月10日

彼岸の墓参り-“おひとりさま”時代の「お墓」

もうすぐ秋のお彼岸である。先祖のお墓参りに訪れる人も多いだろう。近年では葬儀と墓の多様化が進んでいる。先日、東京都が都立小平霊園に整備を進めている「樹林墓...

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2012年09月03日

親子の世代交代-子どもにツケを残さない!

8月の快晴の日曜日、久しぶりに山登りをした。日本百名山のひとつ、奥日光の標高2,486メートルの男体山だ。噴火で堰止められてできた中禅寺湖から頂上まで急峻...

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2012年08月31日

見えないもの、みえた-暗闇のなかの対話(Dialog in the Dark)

世の中には、見えないが、実在するものがある。そして一般的には明るいから対象物が見えるのだが、逆に明るいから見えないこともある。大正末期から昭和初期にかけて...

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2012年08月27日

「生保」、その新たな課題~「セーフティネット」から「トランポリン」へ

「生保」という言葉を聞いて、筆者を含めて「生命保険」を連想する人は多いだろうが、ここでいう「生保」とは「生活保護」のことである。私は厚生労働省のある審議会...

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2012年08月20日

「分かち合う」幸齢社会-“おひとりさま”時代の「老い支度」

高齢化が進む日本は、同時に世界で最も長寿な国のひとつである。平均寿命は男性79.4年、女性85.9年だ。一方、今後の超高齢社会は単身世帯が増加し、孤立死な...

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2012年08月13日

“くじ引き”の効用-「ふつうの人」の民意を活かす

今年、私は自宅マンションの管理組合の理事になった。立候補者がなく、抽選で当たったのである。私は決してくじ運が良い方ではない。宝くじに当たったこともなければ...

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2012年08月06日

「ザ」のこだわり-世界にひとつだけの人生

私は人生の「ザ」にこだわっている。私の人生の「ザ」とは、座る椅子のことだ。椅子は「仕事」、「食事」、「くつろぎ」など様々な生活の場面で使うことから私たちの...

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2012年07月30日

デジタル時代のリテラシィ-昭和世代と平成世代の生活様式

先日の当社「研究員の眼」に若者の基礎的能力(リテラシィ)について面白い体験談が紹介されている1)。その概要は、『パン屋で440円の買い物をして500円玉と...

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2012年07月23日

成熟都市の品格-東京駅復原にみる都市成長戦略

首都・東京の玄関口であるJR東京駅復原工事が大詰めを迎えている。国の重要文化財にも指定されている東京駅丸の内駅舎は、辰野金吾の設計により1914(大正3)...

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2012年07月17日

時代写す「珍百景」-「変えてはならないこと」は何か

視聴者から寄せられた面白い風景を紹介する「ナニコレ珍百景」というテレビ番組がある。私は社会のささいな変化を観察することが好きで、時々、この番組を見る。「珍...

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2012年07月09日

見えないもの、みえた-暗闇のなかの対話(Dialog in the Dark)

世の中には、見えないが、実在するものがある。そして一般的には明るいから対象物が見えるのだが、逆に明るいから見えないこともある。大正末期から昭和初期にかけて...

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2012年07月02日

“大介護時代”のライフデザイン-“介護男”の「老い支度」

■見出しはじめに~大介護時代の訪れ1―要介護者の現状と課題2―介護給付サービスの現状と課題3―介護者の現状と課題4―男性介護者をめぐる課題5―&ldquo...

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2012年07月02日

ヒマジン、イマジン、オリジン-ビジネスパーソンの「当たり前」

私は、正直言って「暇人(ヒマジン)」である。国語辞典には「暇」とは『今しなければならない仕事などが無くて、自分の好きな事が出来るのんびりした状態』とある。...

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2012年06月25日

東京スカイツリーは首都・東京の「鬼門除け」?!-首都直下地震への備え

東京スカイツリーがオープンして1ヶ月になる。開業後、周辺施設を含めて約581万人が訪れ、当初想定の年間3,200万人の来場者数も大きく上回りそうである。ま...

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2012年06月18日

日本の「幸福度」を読み解く-OECD「より良い暮らし指標」から

■見出し1――OECD「より良い暮らし指標」とは2――「幸福度」パターンの国際比較3――日本の「幸福度」の特徴4――日本の「幸福度」向上に向けて■intr...

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2012年06月11日

高速ツアーバスとインターネット-変わる日本人のライフスタイル

今年4月29日、群馬県の関越自動車道で高速ツアーバスが防音壁に衝突し、東京ディズニーランドなどに向かう旅行客7人が亡くなるという重大事故が発生した。この事...

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2012年06月04日

東京スカイツリーと江戸文化-「粋」と「雅」の東京フロンティア

先日、グランドオープンしたばかりの東京スカイツリーに上ってきた。高さ634メートル、現代技術を結集した世界一高い自立式電波塔だ。地上450メートルから眺め...

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2012年05月30日

“大介護時代”のライフデザイン-“介護男”の「老い支度」

■見出しはじめに~大介護時代の訪れ1―要介護者の現状と課題2―介護給付サービスの現状と課題3―介護者の現状と課題4―男性介護者をめぐる課題5―&ldquo...

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2012年05月28日

「シュウカツ」という「老い支度」-「終活」は「就活」

最近、「シュウカツ」ブームである。学生が将来の職業選択として行う就職活動という意味の「就活」もあるが、ここでは人生の最期を迎える「終活」のことである。今年...

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2012年05月21日

50歳からの「老い支度」-幸齢社会の「しない後悔」より「した後悔」

今年3月、文部科学省が『長寿社会における生涯学習の在り方について~人生100年 いくつになっても 学ぶ幸せ「幸齢社会」』という報告書を出した。同報告書は長寿社...

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2012年05月14日

「辞書」で読み解く現代社会-2012年 本屋大賞「舟を編む」から

今年4月10日、「全国書店員が選んだ いちばん!売りたい本 2012年本屋大賞」が発表された。大賞には国語辞典を編纂する話を描いた三浦しをん著『舟を編む』が選...

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2012年05月07日

動物園に行こう-オリの中に見えること、オリの中から見えること

このゴールデンウィークに動物園に出かけた人も多いだろう。昨年度の東京・上野動物園の入園者数は例年の1.6倍にもなる470万人を超えた。昨年4月1日からジャ...

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2012年04月27日

“大介護時代”の都市~もうひとつの「高齢化問題」

高齢化問題は都市問題だ。これまで高齢化は地方の過疎化と表裏一体のように思われてきたが、今後の高齢化は都市部を中心に顕在化する。埼玉県、千葉県、東京都、神奈...

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2012年04月23日

持続可能社会への意思決定システム―民主主義の機能不全をどう乗り越えるか

■見出し1―社会保障と税の一体改革2―揺らぐ民主主義3―EUの財政危機対応4―民主主義の危機をどう乗り越えるか■introduction政府は平成23年6...

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2012年04月16日

マンション駐車場「空き」問題から見える新潮流―若者だけではない「クルマ」離れ

今、「クルマ」離れが進んでいる。高度経済成長期には自家用車を手に入れることは、暮らしの豊かさの象徴でもあった。そして小さな車から大きな車へと買い換えること...

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2012年04月09日

「一人暮らし」だけではない“孤立死”―想定外という思い込み

日本では「高齢化」と「世帯の縮小」が進んでいる。東京都の今年1月1日現在の平均世帯人員は1.99人とついに2人を下回った。また、平成20年「住宅・土地統計...

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2012年04月02日

首都直下地震と「キュウカンチョウ」―新たな帰宅困難者への対応

昨年3月11日の東日本大震災では、首都圏で約515万人、東京都で約352万人の帰宅困難者が出た。多くの企業が発災後「早く帰宅するよう」呼びかけたこともあり...

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2012年03月07日

男と女の幸福格差―目指せ“大資本家”

男と女ではどちらが幸せだろう。内閣府が行った平成21年度国民生活選好度調査では、「とても幸せ」を10点、「とても不幸」を0点として国民の主観的幸福度を尋ね...

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2012年02月29日

“大介護時代”の都市~もうひとつの「高齢化問題」

高齢化問題は都市問題だ。これまで高齢化は地方の過疎化と表裏一体のように思われてきたが、今後の高齢化は都市部を中心に顕在化する。埼玉県、千葉県、東京都、神奈...

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2012年02月23日

震災から1年~企業ボランティアの“ちから”

東日本大震災から間もなく1年になる。2月には復興庁が立ち上がり、本格復興に向けて進んでいる。これまでも多くのボランティアが被災地に入り、様々な支援活動を展...

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2012年02月17日

介護クライシス~その時、中高年男性と企業の対応は

これまで高齢者介護は主に女性が担ってきたが、今後は中高年男性が当事者になる可能性が高い。それを示唆する様々な事実があるものの、多くの中高年男性と企業は迫り...

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2012年02月10日

人口減少社会・日本の針路~目指せ教育立国

1月末に公表された国立社会保障・人口問題研究所の新たな日本の将来推計人口をみると、2060(平成72)年にはわが国の総人口は約3割減り、子どもと現役世代が...

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2012年02月03日

中高年男性の介護とワークライフバランス~“大介護時代”への対応

1月末に国立社会保障人口問題研究所が、平成22年の国勢調査結果が確定したことを受けて、新たな日本の将来推計人口を発表した。それによると2060(平成72)...

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2012年01月31日

高齢者が活きる時代―幸福な高齢社会への政策選択

■見出しはじめに――選択基準としての「幸福度」1――幸福度と年齢2――幸福度の判断要素3――幸福度の加齢効果と時代効果4――高齢者の幸福度向上への政策選択...

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2012年01月30日

民主主義と幸福度~政策決定過程への市民参加

1月24日に召集された第180回国会において野田総理が施政方針演説を行い、震災復興、原発事故への対応、日本経済の再生を訴えた。そして、社会保障と税の一体改...

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2012年01月11日

復興元年~大震災を超える力

2012年が開幕した。昨年は東日本大震災という未曾有の大災害に見舞われ、東京電力福島第一原子力発電所の事故が重なり、忘れることのできない1年だった。正月の...

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2011年12月08日

新成長戦略としての幸福度指標~「社会保障と税の一体改革」を巡って

今年3月、われわれは東日本大震災を経験し、多くの人がこれまでの「日々の幸せ」を再認識したのではないだろうか。また、11月には国民総幸福量(GNH)を国家目...

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2011年12月02日

幼保一体化の行方~主体としての子ども支援

子ども政策が今大きく変わろうとしている。政府は今年7月、「子ども・子育て新システム」の中間とりまとめを発表した。基本的な考え方は、子ども・子育てを取り巻く...

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2011年11月14日

「幸福という国益」~TPPを巡る議論から

近年、幸福度に関する研究が活発である。国民総幸福(GNH)を国家目標に掲げるブータン王国の取組みをはじめ、フランスのサルコジ大統領が設けたスティグリッツ委...

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2011年09月12日

震災から半年~高台移転はできるのか

東日本大震災から半年になる。大津波による甚大な被害が出た三陸地方の被災地では、津波から街を守るための復興計画が検討されている。最も確実に安全な街をつくるた...

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2011年07月25日

幸福とは何だろう

近年、世界中で新たな幸福度指標づくりが試みられており、今後の政策や国のあり方を考える上で「幸福」が重要な鍵となっている。現在、日本社会の幸福を巡る論点は、...

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2011年06月24日

長寿社会の中高年女性クライシス

■目次はじめに~深刻になる高齢女性問題1--------中高年女性の健康リスク2--------中高年女性の雇用リスク3--------中高年女性の結婚リ...

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2011年05月25日

格差社会を考える

日本社会は70年代に「一億総中流社会」といわれたが、近年では多くの国民が格差社会であると思っている。社会が成熟すると様々な格差が発生するが、そこでは客観的...

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2011年01月21日

長寿社会の中高年女性クライシス-多様なライフコースの選択実現に向けて

■目次はじめに――深刻になる高齢女性問題1――中高年女性の健康リスク2――中高年女性の雇用リスク3――中高年女性の結婚リスク4――多様なライフコースの選択...

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2010年11月24日

中高年男性の社会的孤立について

■目次はじめに~中高年男性クライシスとは1--------中高年男性の健康格差:メンタルヘルス問題2--------中高年男性の雇用格差:失業・無業問題3...

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2010年10月22日

中高年男性の社会的孤立について-格差社会の中高年男性クライシス

■目次はじめに――中高年男性クライシスとは1――中高年男性の健康格差:メンタルヘルス問題2――中高年男性の雇用格差:失業・無業問題3――中高年男性の結婚格...

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2010年08月25日

人口減少時代の自治体経営

わが国の自治体経営は、人口減少時代に向かい大きな転換期を迎えている。人口と税収の減少を前提に自治体経営を行うためには、住民やNPO、自治会・町内会、民間企...

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2010年08月09日

高齢者所在不明問題が問いかける3つの課題

東京都の最高齢男性がすでに30年以上前に死亡していた事件を契機に、全国各地に高齢者の所在不明問題が拡がっている。100歳を超える長寿高齢者のなかに所在が確...

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2010年06月25日

若者の社会的孤立について

人々のつながりが薄れた現代社会では、社会的孤立は高齢者に限らず若者や中高年など世代を超えて拡大している。特に雇用情勢の悪化などから若者が円滑に仕事につくこ...

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2010年04月26日

ふえる「家庭部門」のCO2

鳩山政権が2020年までに温室効果ガスを90年比で25%削減すると宣言し、いよいよその実現に向けたロードマップ(工程表)の具体案が明らかになってきた。実際...

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2010年04月26日

高齢者の社会的孤立について

■目次はじめに~拡がる社会的孤立1――高齢者の社会的孤立の背景2――高齢者の社会的孤立の状況3――孤立しない社会に向けておわりに~ジェロントロジー的“孤立...

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2010年04月02日

高齢者の社会的孤立について-地域に居場所をつくる

■目次はじめに――拡がる社会的孤立1――高齢者の社会的孤立の背景2――高齢者の社会的孤立の状況3――孤立しない社会に向けておわりに――ジェロントロジー的&...

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2010年03月08日

子どもの貧困と子ども手当

一億総中流社会といわれた日本が、いつの間にか大きな経済格差の国となった。平成21年10月に厚生労働省が発表した2007年調査値である相対的貧困率(可処分所...

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2009年12月24日

世帯構造変化とコミュニティ~「ひとり社会」の処方箋

日本は急速に少子高齢化が進展し、本格的な人口減少時代を迎えている。このような人口構造の変化とともに、わが国の社会経済に大きな影響を与えるのが世帯構造の変化...

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2009年10月05日

オリンピックはどこへ行く(その3)

2016年の夏季オリンピック開催都市がブラジルのリオデジャネイロに決まった。10月2日、デンマーク・コペンハーゲンにおける国際オリンピック委員会(IOC)...

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2009年09月18日

オリンピックはどこへ行く(その2)

2016年の夏のオリンピック開催都市の決定まであと2週間となった。9月2日にはIOC(国際オリンピック委員会)の評価委員会が最終報告書を出し、東京、シカゴ...

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2009年08月26日

公園はだれのもの

明治以降、近代都市施設として発展してきた公園は、戦後は都市公園法ができ、その管理運営における市民参加が見られる。一方、近年の公園に対する市民ニーズは多様化...

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2009年08月21日

オリンピックはどこへ行く

来る10月2日、デンマークのコペンハーゲンで開催される第121次国際オリンピック委員会(IOC)総会で、2016年の第31回オリンピック競技大会の開催都市...

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2009年08月11日

地方分権改革の行方~「市民自治社会」を目指して

衆議院選挙が近づき各政党の活動が活発化している。今回の総選挙の争点のひとつに地方分権改革がある。特に全国知事会が地方分権改革に関する公開討論会を開催し、さ...

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2009年06月24日

地域で「子育て・子育ち」支援

日本の少子化が進んでいる。28年間子どもの数が減少し続ける少子社会・日本では新たな保育のあり方が求められている。その背景には、核家族化が進み、地域コミュニ...

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2008年05月26日

ワーク・ライフ・バランス再考

少子高齢化が進展し人口減少時代を迎えるわが国にとって、ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和:WLB)の実現は少子化対策や労働力人口の確保、企業の人材...

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2008年03月26日

減築生活

近年、「減築」という住宅リフォームが注目を集めている。その背景には、高齢化による世帯の縮小がもたらす住宅のミスマッチや家計効率、住宅エネルギー効率の低下が...

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2007年12月20日

家庭部門の地球温暖化対策 - CО2ダイエットはメタボにも有効

今月15日、地球温暖化防止を話し合う国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP13)がインドネシアのバリ島で閉幕した。ここでは温室効果ガスの削減数値目標が盛...

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2007年11月22日

企業が育てる「地域力」-『幸せの黄色いレシート』

少子高齢化が進展した本格的な人口減少時代において、持続可能な活力ある社会を築き、われわれが安心して暮らすためには「地域力」の向上が求められる。「地域力」と...

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2007年11月08日

次世代法とCSR経営 -「地域が支える」子育て支援

平成15年3月に「次世代育成支援対策推進法」(以下、次世代法)が成立した。次世代法は急速な少子化がわが国の経済社会に大きな影響を与えるという認識から、政府...

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2007年10月25日

幼稚化する日本社会 - 成人式は何歳?

日本人は長生きになり、長寿社会が到来した。長寿化は人生のなかの主要なライフイベントを先送りしている。高校・大学等への進学率が上昇し、就職年齢が高くなった。...

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2007年10月11日

「家族が縮む」少子高齢社会のすまい-「減築」のすすめ

日本は人口減少社会に向かいつつあるが、国立社会保障・人口問題研究所「日本の世帯数の将来推計(2003年10月)」によると、世帯数は2015年まで増加すると...

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2007年09月28日

超高齢社会の処方箋「個育て」のすすめ

総務省が今年の「敬老の日」にちなんで発表した統計トピックスによると、65歳以上の高齢者人口は2,744万人、高齢化率は21.5%と過去最高となった。65~...

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2007年09月20日

「格差」と「多様性」 - 悪い”違い”・良い”違い”

少子高齢化が進展し、これから本格的な人口減少時代を迎える日本は、規制緩和をはじめとした徹底的な構造改革が求められている。あらゆる分野で市場原理が導入され、...

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2007年09月14日

スローライフ~「時感」を楽しむ

あなたは1年間に何回出張しますか? 平成18年の総務省「社会生活基本調査」生活行動編によると、「業務出張・研修・その他」による1泊2日以上の旅行をする人の割...

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2007年09月12日

「余暇」と「余生」-”余り”が大事な時代

総務省の「社会生活基本調査」では、1日の生活時間を1次活動(睡眠、食事など生理的に必要な活動)、2次活動(仕事、家事など社会生活を営む上で義務的な性格の強...

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2007年09月10日

中高年サラリーマンのダイエット-もうひとつの生活習慣病

最近、メタボリックシンドロームという言葉をよく耳にする。不健康な生活習慣を続けていると、内臓脂肪が蓄積し、動脈硬化や脳卒中、心疾患を引き起こす可能性が高ま...

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2007年09月06日

「少子化対策」とは何か?

私はいつも「少子化対策」という言葉に違和感を持っている。なぜなら、この言葉からは合計特殊出生率や出生数といった子どもの数に関する議論が中心となることが多い...

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2007年09月03日

市民マラソンとボランティア

今年2月に東京で大規模な市民マラソン“東京マラソン2007”が開催されたことを記憶されている方も多いだろう。新宿の都庁前を午前9時...

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2007年03月26日

長寿社会の家族とすまい

日本の高齢化率はついに2割の大台を突破し、世界のなかで最も高齢化の進んだ国となった。人生の長期化により主要なライフイベントが先送りされ、世帯の縮小や配偶関...

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2006年12月25日

ライフデザインの新世紀(その2)-長寿社会の暮らし方-

1.前号(ニッセイ基礎研所報43号:2006年10月)では、「ライフデザインが必要な時代」と題して、人生が長期化し主要なライフイベントが先送りされ、暮らし...

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2006年09月25日

ライフデザインの新世紀(その1)-ライフデザインが必要な時代-

1.今日、日本は長寿社会になり、子どもを産み・育てるという人口再生産のライフサイクルを終えたあと、さらに何十年という長い老後を享受するようになった。それは...

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2006年03月25日

「人口減少」で読み解く時代

「人口減少」というと否定的なイメージがつきまとうが、今、求められているのは急激な人口変動を抑制し、人口減少がもたらす社会経済環境の変化に対して適切な社会経...

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2006年01月26日

人口減少時代のまちづくり

1.日本の総人口は2006年をピークに長期的な減少傾向に入る。しかし、従来のまちづくりは、人口フレームが常に拡大することを前提としてきた。今後は少子高齢化...

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2005年08月25日

人口減少時代のライフデザイン -「個」を活かす社会へ-

1.日本はやがて本格的な人口減少時代を迎える。そのような時代に日本が持続的に活力ある社会を築いていくためには、最大の社会資源である「ひと」をいかに活かすか...

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2005年06月25日

21世紀☆市民社会のデザイン -「豊かな公・小さな官」の実現に向けて-

1.2005年4月、政府は「日本21世紀ビジョン」を公表し、2030年の目指すべき将来像を提示した。今後、本格的な人口減少時代を迎え、持続的な活力ある社会...

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2005年03月25日

少子化対策から次世代育成支援へ

2004年12月に少子化社会対策大綱の重点施策の具体的な実施計画を示した「子ども・子育て応援プラン」が発表された。05年3月には次世代法に基づく企業の行動...

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2004年03月25日

少子化社会を考える

政府は2003年7月に少子化社会対策基本法を制定し、急速に進展する少子化社会に対して包括的な取り組み始めた。これまで少子化対策は主に出生率の低下に歯止めを...

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2003年08月25日

郊外居住と家族の変容

人口・世帯構造やライフスタイルが変化する中で、都心回帰の動きが見られる一方、郊外という都市空間はどのような課題を抱えているのだろうか?戦後の郊外の誕生から...

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2003年03月25日

コミュニティビジネスがもたらすスローライフ

成熟社会と言われる21世紀は、行政だけで地域課題を解決できる時代ではない。わが国では既に1万近いNPO法人が様々な分野で活動し、ひとつの経済主体としても成...

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2002年03月25日

地域通貨とNPO活動

経済のグローバル化や都市化・少子高齢化の進展でコミュニティの重要性が増している。21世紀の成熟社会には、「官」でも「民」でもない新たな「公=Public」...

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2002年01月25日

広がる地域通貨への期待

■目次はじめに1.「地域通貨」の概要と特性2.「地域通貨」導入の目的と期待される効果おわりに■introduction経済活動のみならず地球環境問題など経...

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2001年05月25日

NPO が支える高齢者住宅

高齢化の進展と共に高齢単身者の増加や公的介護保険の導入など高齢者居住を巡る外部環境が大きく変化し、多くの人々にとって高齢化はより身近な問題となってきた。高...

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2000年04月25日

NPOが拓く21世紀の成熟社会

わが国では98年12月にNPO法が施行され、国民のニーズが多様化した時代の新たな社会経済システム構築に向けてその役割が期待されている。これからの成熟社会を...

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1999年05月25日

転換期を迎えている大都市圏のニュータウン開発

戦後、大都市圏に集中する人口の受皿として大規模なニュータウン開発が行われてきたが、人口構造や経済環境、ライフスタイルの変化により大きな転換期を迎えている。...

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1998年09月25日

高齢社会における住まい方に関する考察

1.人々は各ライフステージの家族構成や経済状況に応じて、その時点で適切な住宅を選択している。ライフステージごとの住宅の住み替えパターンを「住宅すごろく」と...

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1998年06月25日

変貌する高齢社会の住宅双六

■目次1.これまでの住宅双六2.変貌する高齢期の住まい方3.新たな住宅双六の“上り”■introduction人々は、世帯構成や資...

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1998年02月25日

どうするニュータウンの高齢化-多摩ニュータウンのケース

■目次1.はじめに2.多摩ニュータウンの現状3.ニュータウン区域住民の居住に関する意識4. 今後のニュータウン整備の方向■introductionわが国では...

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1997年04月25日

高齢社会に向けたまちづくり-自立生活支援のための福祉インフラ整備

■目次1.はじめに -大都市圏問題としての高齢化2. 日本の福祉施策の動向 -施設から在宅へ、 そして統合化へ3. 高齢社会に向けた福祉インフラ整備 -自立生活を支え...

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1996年01月01日

高齢社会に向けた住宅・地域づくり

<要旨>我が国の高齢化は、出生率の低下や平均寿命の伸びを背景に急速に進展している。今後の高齢社会では、経済活力の低下や社会保障費の増加、社会資...

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1993年07月01日

大都市圏工業の構造変化とまちづくり -日産座間工場閉鎖が意味すること-

<要旨>バブル経済が崩壊し事業の再構築(リストラ)を行う企業が多い中、今年2月、日産座間工場の閉鎖計画が発表され、大きな波紋を呼んだ。このよう...

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1991年09月01日

東京一極集中とオフィス立地政策

<要旨>日本経済のソフト化・サービス化は2次産業から3次産業への移行と、2次産業自体の2.5次産業化をもたらし、その結果オフィス人口が著しく増...

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1989年10月01日

都心居住を考える

■見出し1.はじめに2.都心の人口動態3.定住人口確保に向けた方策4.今後の都心居住5.むすび■はじめに日本経済は「いざなぎ景気」以来の好景気が34ヶ月に...

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1989年06月01日

都市開発とエネルギーシステム - 地域冷暖房 -

■見出し1.都市エネルギーの需要動向2.都市開発と地域冷暖房3.地域冷暖房の事業化(熱供給事業)4.地域冷暖房の実施例5.今後の課題■introducti...

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1989年01月01日

情報化時代の建築動向 -貸電算ビル

■見出し1.貸電算ビル誕生の社会的背景2.貸電算ビルの諸特性3.貸電算ビルの事業化4.今後の展開■introduction(1)産業構造の変化とオフィス需...

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【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。

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