櫨(はじ) 浩一

経済研究部 専務理事 東京工業大学大学院社会理工学研究科特任教授

櫨(はじ) 浩一(はじ こういち)

研究・専門分野
マクロ経済・経済政策

櫨(はじ) 浩一のレポート

2016年12月07日

欧米で広がるシェア経済(シェアリングエコノミー)-日本の働き方にも影響

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バブル景気の崩壊後は名目GDPの伸びの低下が問題にされてきたが、所得の伸びが低迷する中でも、家計が持っている住宅や自動車、家電製品などの耐久消費財は増え続...

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2016年11月29日

トランプ新大統領の誕生~リーダー無き世界の到来~

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共和党のトランプ候補が民主党のクリントン候補を大差で破り、次期米国大統領に決まった。トランプ氏は大統領選挙で「米国第一」を掲げており、米国の貿易や外交政策...

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2016年11月09日

1万円札が消える日-現金は無くなるか

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ビットコインが登場した際に、これが各国の中央銀行・政府が発行してきた紙幣に取って代わることになるのではないかという議論が沸き起こった。しかしビットコインの...

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2016年10月31日

欧米で広がるシェア経済~日本の働き方にも影響~

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バブル景気の崩壊後はフローである名目GDPの伸びの低下が問題にされてきたが、所得の伸びが低迷する中でも、家計が持っている住宅や自動車、家電製品などの耐久消...

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2016年10月07日

高まる統計への批判

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蒸し暑い日本の夏に混みあった列車で通勤するのは今でも苦行だが、まだ列車が冷房されていなかった時代は、今より混雑度も高くもっと大変だった。東京では1970年...

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2016年09月30日

1万円札が消える日~現金は無くなるか~

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ビットコインが登場した際に、これが各国の中央銀行・政府が発行してきた紙幣に取って代わることになるのではないかという議論が沸き起こった。世界的にみるとビット...

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2016年09月07日

ポケモンGOと経済の長期停滞

スマートフォン向けのゲーム「ポケモンGO」が日本でも配信開始となり、ゲームに夢中になるあまり様々なトラブルが続出するほどのブームになっている。ポケモンGO...

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2016年08月30日

高まる統計への批判

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蒸し暑い日本の夏に混みあった列車で通勤するのは今でも苦行だが、まだ列車が冷房されていなかった時代は、今より混雑度も高く二重の意味で大変だった。東京では19...

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2016年08月05日

英国のEU離脱と日本への教訓

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6月下旬に行なわれた英国の国民投票で、予想に反してEUからの離脱派が勝利した。株価は大幅に下落し、ポンドとユーロが急落するなど、世界の金融市場には衝撃が走...

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2016年07月29日

ポケモンGOと経済の長期停滞

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スマートフォン向けのゲーム「ポケモンGO」が日本でも配信開始となった。日本よりも一足早く配信開始となった国々での熱狂ぶりは事前に報道されていたが、日本でも...

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2016年07月07日

普通の家計の貯蓄額はいくらか?-1805万円それとも997万円?

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2015年に日本の家計が保有していた金融資産は1世帯あたり平均1805万円で、3年連続の増加となった(総務省統計局「家計調査(貯蓄・負債編)」)。もしも保...

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2016年06月30日

英国のEU離脱と日本への教訓

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6月23日に行なわれた英国の国民投票で、EUからの離脱派が勝利した。株価は大幅に下落し、ポンドとユーロが急落するなど、世界の金融市場には衝撃が走った。20...

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2016年06月24日

マイナス金利政策を考える

日本銀行は、2016年1月29日に開催された金融政策決定会合で「マイナス金利付き量的・質的金融緩和」の導入を決定した。これは、2013年4 月に導入した「量...

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2016年06月07日

「安心」という商品-貯蓄から保険へ

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2015年の「国民生活に関する世論調査」によれば、今後の生活において、「物質的にある程度豊かになったので、これからは心の豊かさやゆとりのある生活をすること...

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2016年05月25日

普通の家計の貯蓄額は1805万円か997万円か?

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2015年に日本の家計が保有していた金融資産は1世帯あたり平均1805万円で、3年連続の増加となった(総務省統計局「家計調査(貯蓄・負債編)」)。もしも保...

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2016年05月11日

マイナス金利政策を考える

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日本銀行は、1月29日に開催された金融政策決定会合で「マイナス金利付き量的・質的金融緩和」の導入を決定した。これは、2013年4月に導入した「量的・質的金...

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2016年04月27日

「安心」という商品~貯蓄から保険へ~

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2015年の「国民生活に関する世論調査」によれば、「今後の生活において,「物質的にある程度豊かになったので,これからは心の豊かさやゆとりのある生活をするこ...

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2016年04月07日

本格化するアメリカ大統領選挙

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2016年のアメリカ大統領選挙は、アイオワ州を皮切りに民主・共和両党の予備選挙・党員大会が次々と実施されている。注目すべきは、既存の政治に対する不信感の高...

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2016年03月31日

マイナス金利政策を考える

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日本銀行は、1月29日に開催された金融政策決定会合で「マイナス金利付き量的・質的金融緩和」の導入を決定した。これは、2013年4月に導入した「量的・質的金...

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2016年03月07日

機械対人間の競争-進歩が生む問題への対応も必要に

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囲碁ソフトが欧州のプロ棋士と対戦して5戦5勝したと報じられている。1997年にチェスの世界チャンピオンがスーパーコンピュータに敗れて以来、複雑な判断を要す...

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2016年03月02日

人手不足時代の企業経営~2015年度下期ニッセイ景況アンケートから~


日本生命保険(相)とニッセイ・リース(株)は、取引先企業を対象に「ニッセイ景況アンケート調査 2015 年度下期調査」を実施し、(株)ニッセイ基礎研究所が集計...

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2016年02月24日

ニッセイ景況アンケート調査結果-2015年度下期調査

■調査結果のポイント◆景況感は小幅改善、海外経済の減速懸念などから先行きは悪化。雇用拡大意欲は根強い。◆若手・中堅の人材不足が顕著。製造業では専門人材不足...

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2016年02月23日

本格化するアメリカ大統領選挙

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2016年のアメリカ大統領選挙は2月に入って本格化し、アイオワ州を皮切りに民主・共和両党の予備選挙・党員大会が次々と実施されている。少し前までは有力候補と...

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2016年02月08日

2016年日本経済の課題-アベノミクス新三本の矢を考える

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2015年10月に内閣改造を行った安倍総理は、「アベノミクスは第2ステージに移る」と宣言し、「一億総活躍社会」の実現を目的とする、「強い経済」、「夢をつむ...

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2016年01月29日

機械対人間の競争~進歩が生む問題への対応も必要に~

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囲碁ソフトが欧州のプロ棋士と対戦して5戦5勝したと報じられている。1997年にチェスの世界チャンピオンがスーパーコンピューターに敗れて以来、複雑な判断を要...

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2016年01月08日

TPP交渉大筋合意の意義-国内対応が課題に

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5年以上の歳月をかけて行われてきたTPP(環太平洋パートナーシップ協定)の交渉は、10月初めに米国アトランタで開催された閣僚会合で、ようやく大筋合意に至っ...

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2015年12月28日

2016年日本経済の課題  ~アベノミクス新三本の矢を考える~

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10月に内閣改造を行った安倍総理は、「アベノミクスは第2ステージに移る」と宣言し、「一億総活躍社会」の実現を目的とする、「強い経済」、「夢をつむぐ子育て支...

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2015年12月07日

人民元が主要通貨に

IMF(国際通貨基金)は、人民元をSDR(特別引き出し権)の価値を決める主要通貨の一つに加えることになりそうだ。SDRは、1969年に米ドルを補完する国際...

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2015年11月30日

TPP交渉大筋合意の意義~国内対応が課題に~

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5年以上の歳月をかけて行われてきたTPP(環太平洋パートナーシップ協定)の交渉は、10月初めに米国アトランタで開催された閣僚会合で、ようやく大筋合意に至っ...

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2015年11月09日

人手不足が変える日本経済-働き方の変革が必要に

1――売り手市場の新卒採用近年の日本経済は、これまでの経験からは予想できなかった動きをするようになった。例えば、景気が悪くなれば求人が減って失業者が増え、...

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2015年10月29日

人民元が主要通貨に~SDRバスケットに採用~

1――SDRバスケットに人民元採用IMF(国際通貨基金)は、11月の理事会で人民元をSDR(特別引き出し権)の価値を決める主要通貨の一つに加えることを決め...

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2015年10月07日

所得8倍でも無くならない経済問題-ケインズの誤算

1――百年後に3時間労働を予想ケインズは、大恐慌さなかの1930年に、「我々の孫たちの経済的可能性」というエッセイを書いている。先進諸国の生活水準は百年後...

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2015年09月30日

人手不足が変える日本経済~働き方の変革が必要に~

1――売り手市場の新卒採用近年の日本経済は、これまでの経験からは予想できない動きをするようになった。例えば、景気が悪くなれば求人が減って失業者が増え、雇用...

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2015年09月07日

ギリシャ債務問題と民主主義の課題

1――民主主義の欠点デモクラシー(民主主義)という言葉は、ギリシャ語のデモクラティアに由来し、古代民主主義はギリシャにあった都市国家(ポリス)で生まれたと...

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2015年08月20日

所得8倍でも無くならない経済問題~ケインズの誤算~

1――百年後に3時間労働を予想ケインズは、大恐慌さなかの1930年に、「我々の孫たちの経済的可能性」(John Maynard Keynes, “E...

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2015年08月07日

仮想の世界が変える現実の生活-急拡大する電子商取引

1――停滞する先進国経済1990年代初のバブル崩壊以来日本経済は総じて低迷が続いてきた。リーマンショック後の米国経済の回復は予想以上に緩慢で、欧州経済も債...

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2015年07月29日

ギリシャ債務問題と民主主義の課題

1――民主主義の欠点デモクラシー(民主主義)という言葉は、ギリシャ語のデモクラティアに由来し、古代民主主義はギリシャにあった都市国家(ポリス)で生まれたと...

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2015年07月07日

減築が求められる日本社会

1――増築から減築へ親の姿が見えなくなると泣いていた子供も、成長すると親の目が届かない個室を欲しがるようになる。しかし、子供部屋を増築して広くなった家も、...

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2015年07月03日

巻き起こる格差議論~ピケティ「21 世紀の資本」の意味~

■要旨フランスの経済学者トマ・ピケティが出版した「21世紀の資本」が注目を集めている。この本の指摘で格差問題に気がついたというよりは、人々が感じていた格差...

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2015年06月29日

仮想の世界が変える現実の生活~急拡大する電子商取引~

1――停滞する先進国経済1990年代初のバブル崩壊以来日本経済は総じて低迷が続いてきたが、少し前までは経済政策の失敗による日本だけの問題という見方が多かっ...

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2015年06月05日

多極化に向かう世界-パクス・アメリカーナの行方

1――注目される国家興亡論パクス・アメリカーナ(アメリカの平和Pax Americana)とは、英国の歴史家エドワード・ギボンが「ローマ帝国衰亡史」で、最も...

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2015年05月26日

減築が求められる日本社会

1――増築から減築へ親の姿が見えなくなると泣いていた子供も、成長すると親の目が届かない個室を欲しがるようになる。しかし、子供部屋を増築して広くなった家も、...

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2015年05月12日

朝方勤務と働き方の改革-日本版夏時間の意義

1――夏時間先日出張で泊まったニューヨークのホテルの部屋に、「明日から夏時間になり時刻が変わるので、乗り物に乗り遅れないように気を付けてください」という注...

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2015年04月30日

多極化に向かう世界~パクス・アメリカーナの行方~

1――注目される国家興亡論パクス・アメリカーナ(Pax Americanaアメリカの平和)という言い方は、英国の歴史家であるエドワード・ギボンが『ローマ帝国...

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2015年04月07日

巻き起こる格差議論-ピケティ「21世紀の資本」の意味

1―注目集める格差1│火付け役となった「21世紀の資本」先進国の所得分配の不平等化についての議論が盛んになっている。きっかけとなったのは、フランスの経済学...

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2015年04月07日

テレビでやってもラジオ体操?-50年後に感じる成果

1――低下するラジオ体操実施率「テレビでやってもラジオ体操とはこれいかに」、「靴を入れても下駄箱と言うがごとし」、とでも言うところだろうか。一日中パソコン...

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2015年03月30日

朝方勤務と働き方の改革~日本版夏時間の意義~

1――夏時間先日出張で泊まったホテルの部屋に、「明日から夏時間になり時刻が変わるので、乗り物に乗り遅れないように気を付けてください」という注意喚起の手紙が...

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2015年03月06日

年金に代えて給与を払う社会

1――奇妙な夢朝見る夢は正夢になると言われることがある。さて、筆者の見た朝夢は何とも奇妙なものだったが、正夢なのだろうか? 高齢者には年金が支給されなくなり...

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2015年02月17日

テレビでやってもラジオ体操?~50年後に感じる成果~

1――低下するラジオ体操実施率「テレビでやってもラジオ体操とはこれいかに」、「靴を入れても下駄箱と言うがごとし」、とでも言うところだろうか。一日中パソコン...

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2015年02月13日

巻き起こる格差議論~ピケティ「21世紀の資本」の意味~

■要旨フランスの経済学者トマ・ピケティが出版した「21世紀の資本」が注目を集めている。この本の指摘で格差問題に気がついたというよりは、人々が感じていた格差...

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2015年02月06日

マイナス貯蓄率の時代

1――家計貯蓄率がマイナスに内閣府が発表した2013年度の国民経済計算確報によると、低下傾向にあった日本の家計貯蓄率はついにマイナス1.3%となった。日本...

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2015年01月23日

年金に代えて給与を払う社会~初夢は正夢になるか~

1――奇妙な初夢新年ももうだいぶ日が経ってしまったが、みなさんはどのような初夢をごらんになっただろうか。筆者の初夢は何とも奇妙な夢だった。 高齢者には年金が...

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2015年01月09日

ビッグデータの時代

1――消えた情報格差二十数年前にエコノミストの仕事を始めたころ、短観やGDPなど重要統計が発表になる日には日本銀行や経済企画庁(現在の内閣府)には公表資料...

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2014年12月26日

マイナス貯蓄率の時代

1――家計貯蓄率がマイナスに内閣府が発表した2013年度の国民経済計算確報によると、低下傾向にあった日本の家計貯蓄率はついにマイナス1.3%となった。日本...

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2014年12月05日

東京圏からの人口移動

1――東京に集まる人口夜、飛行機から見える街の明かりは美しく、景色が良く見える窓際の座席が取れないときは損をした気分になる。特に東京の街はどこまでも広がっ...

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2014年11月27日

ビッグデータの時代

1――消えた情報格差20数年前にエコノミストの仕事を始めたころ、短観やGDPなど重要統計が発表になる日には日本銀行や経済企画庁(現在の内閣府)には公表資料...

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2014年11月10日

消費税増税後の日本経済

1-もたつく回復4月からの消費税率引き上げで経済活動は落ち込むものの、夏場には急速に持ち直すと見られていた。しかし、7月の鉱工業生産指数は前月比0.4%の...

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2014年10月28日

東京圏からの人口移動

1――東京に集まる人口夜、飛行機から見える街の明かりは美しく、景色が良く見える窓際の座席が取れないときは損をした気分になる。特に東京の街はどこまでも広がっ...

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2014年10月07日

言葉の壁-標準語の功績と日本語の未来

1-出身地はどこですか?初対面の際に出身地の話をするのは無難な話題のひとつだ。面白かったのは長野県の人が、県歌である「信濃の国」が歌える人は長野県人である...

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2014年09月30日

消費税増税後の日本経済

1――もたつく回復4月からの消費税率引き上げで経済活動は落ち込むものの、夏場には急速に持ち直すと見られていた。しかし、7月の鉱工業生産指数は前月比0.4%...

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2014年09月05日

増加する空家-放置される50兆円の資産

1-増加する空家日本にある住宅の13.5%には普段誰も住んでおらず、空家は2013年には820万戸にも上る(総務省統計局「2013年住宅・土地統計調査」)...

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2014年08月29日

言葉の壁~標準語の功績と日本語の未来

1――出身地とは何か?初対面の際に「出身地はどこですか?」と聞かれるのは良くあることだが、本籍地と出生地が違う上に親の転勤で転校を繰り返したので、どう答え...

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2014年08月07日

経常黒字の消滅-日本はギリシャの二の舞か?

1-経常黒字の消滅2013年度の日本の経常収支は、かろうじて黒字を維持したものの、その金額は約7900億円に縮小した。2007年度には24.3兆円もの黒字...

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2014年07月31日

増加する空家~放置される50兆円の資産

1――増加する空家日本にある住宅の13.5%には普段誰も住んでおらず、空家は2013年には820万戸にも上る(総務省統計局「2013年住宅・土地統計調査」...

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2014年07月07日

70歳まで働く社会-磯野波平さんは何歳か?

1-波平さんとフネさんは何歳?まんがサザエさんが、朝日新聞で連載が始まったのは1951年のことだという。作者が亡くなった後もテレビでの放映が続いているので...

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2014年07月03日

ストックから見た日本経済の課題~求められる投資効率の改善~

■要旨日本の国富は、1990年には3500兆円程度に達したが、バブル崩壊後は減少基調が続き、2012年末では3000兆円となった。国富の減少は、土地資産の...

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2014年06月30日

経常黒字の消滅~日本はギリシャの二の舞か?

1――経常黒字の消滅2013年度の日本の経常収支は、かろうじて黒字を維持したものの、その金額は約7900億円に縮小した。2007年度には24.3兆円もの黒...

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2014年06月06日

学びに必要な謙虚さ

1-幸運は実力の内か?海外で大きな事故や事件がおこるたびに、「そんなことは日本では起こりえない」という記事やコメントに出くわすのは困ったものだ。大事故に至...

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2014年05月16日

70歳まで働く社会~磯野波平さんは何歳か?

1――波平さんとフネさんは何歳?まんがサザエさんが、朝日新聞で連載が始まったのは1951年のことだというから筆者が生まれる前のことだ。作者が亡くなった後も...

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2014年05月09日

温暖化問題で問われる負担の覚悟

1-マスクの誤解先日来日した友人が、街にマスクをした人があふれているのを見て、日本はこんなに大気汚染がひどいのかと仰天した。もちろん全くの誤解で、この時期...

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2014年04月28日

学びに必要な謙虚さ

1――幸運は実力の内か?海外で大きな事故や事件がおこるたびに、「そんなことは日本では起こりえない」という記事やコメントに出くわすのは困ったものだ。大事故に...

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2014年04月07日

新しい酒は新しい皮袋に-経済成長に求められる変革

1-長期低迷脱出の兆し日本経済は、失われた20年とも言われる長期低迷を続けてきたが、状況が大きく変わる兆しも見える。消費者物価は2014年1月には前年同月...

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2014年03月28日

温暖化問題で問われる負担の覚悟

1――マスクの誤解先日来日した友人が、街にマスクをした人があふれているのを見て、日本はこんなに大気汚染がひどいのかと仰天した。もちろん全くの誤解で、この時...

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2014年03月07日

シニアツアーと高齢者の働き方

1-広がるシニアツアー50歳以上の選手が出場する日本プロゴルフ協会のシニアツアーは、2014年は全部で10試合が開催される予定だという。世界男子のプロテニ...

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2014年02月25日

新しい酒は新しい皮袋に~経済成長に求められる変革~

1――長期低迷脱出の兆し日本経済は、失われた20年とも言われる長期低迷を続けてきたが、状況が大きく変わる兆しも見える。消費者物価は2013年12月には前年...

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2014年02月20日

増えない国富~投資効率の改善が課題~

■要旨日本の国富は、1990年には3500兆円程度に達したが、バブル崩壊後は減少基調が続き、2012年末では3000兆円となった。国富の減少は、土地資産の...

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2014年02月17日

注目集めるビットコイン

1――注目集めるビットコインインターネット上で使われるお金である「ビットコイン」が注目を集めている。ご存じの方も多いと思うが、ビットコインは、サトシ・ナカ...

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2014年02月07日

消えた「デフレ」と今後の課題

1-消えたデフレとの表現政府の月例経済報告の物価情勢の判断から「デフレ」という文字が消えた。消費者物価は2008年夏ごろには原油価格の上昇から2%以上も上...

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2014年01月30日

シニアツアーと高齢者の働き方

1.広がるシニアツアー50歳以上の選手が出場する日本プロゴルフ協会のシニアツアーは、2014年は全部で10試合が開催される予定だという。世界男子のプロテニ...

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2014年01月10日

あいまいさとの共存

1-正反対の説でノーベル賞2013年のノーベル経済学賞は、正反対の説を唱える学者が同時に受賞したということで、またまた物議を醸している。そもそも、この経済...

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2013年12月25日

消えた「デフレ」と今後の課題

1.消えたデフレとの表現政府の月例経済報告の物価情勢の判断から「デフレ」という文字が消えた。 消費者物価は2008年夏ごろには原油価格の上昇から2%以上も上...

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2013年12月06日

米国政府機関閉鎖・債務上限問題の行方

1-米国政府機関の閉鎖10月に米国は政府機関の一部閉鎖という事態に追い込まれた。米国の政府機関閉鎖という事態は、1976年以降これで18回目になり、それほ...

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2013年11月21日

あいまいさとの共存

1.正反対の説でノーベル賞今年のノーベル経済学賞は、正反対の説を唱える学者が同時に受賞したということで、またまた物議を醸している。そもそも、この経済学賞は...

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2013年11月08日

ドイツ総選挙と欧州債務危機-日本への教訓

1-メルケル首相続投へドイツで9月22日に行われた総選挙は、その結果が今後の欧州経済情勢、さらには世界経済の行方を左右する重要な選挙だった。メルケル首相が...

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2013年10月23日

米国政府機関閉鎖・債務上限問題の行方

1.米国政府機関の閉鎖米国議会の財政協議がまとまり、政府債務上限引き上げと暫定予算を巡る対立で、閉鎖が続いていた米国政府機関がようやく再開された。 閉鎖中の...

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2013年10月07日

財政再建議論に必要な選択肢の提示

1-厳しい見通し政府は8月8日に、中期財政計画を閣議決定した。発表されている内閣府試算によれば、現在5%の消費税率を10%にまで引き上げれば、当面の目標で...

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2013年09月27日

ドイツ総選挙と欧州債務危機 ~日本への教訓~

1.メルケル首相続投へドイツで9月22日に行われた総選挙は、その結果が今後の欧州経済情勢、さらには世界経済の行方を左右する重要な選挙だった。 メルケル首相が...

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2013年09月06日

デフレ脱却の兆し-求められる過剰適応からの転換

1-デフレ脱却の兆し地球上で無敵だった恐竜はなぜ絶滅してしまったのか?一説によれば、それはあまりに当時の地球環境に適応していたからだという。恐竜が地球上に...

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2013年08月19日

財政再建議論に必要な選択肢の提示

1.厳しい見通し政府は8月8日に、中期財政計画を閣議決定した。発表されている内閣府試算によれば、現在5%の消費税率を2014年度と2015年度の二度にわた...

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2013年08月12日

英語をどうしますか?-グローバル化が迫る選択

1.グローバル化への対応企業活動がグローバル化していけば、社内の意思疎通のために最も多くの人たちが共通に理解できる英語が使われるようになるのは必然的かもし...

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2013年08月07日

日本経済はどういう危機なのか?

1-好きな武将のランキング日本人が好きな武将のランキングを見ると、織田信長、真田幸村、源義経などといった顔ぶれが上位に並ぶ。信長と言えば、誰でもまず、わず...

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2013年07月31日

デフレ脱却の兆し~求められる過剰適応からの転換

1.デフレ脱却の兆し地球上で無敵だった恐竜はなぜ絶滅してしまったのか?一説によれば、それはあまりに当時の地球環境に適応していたからだという。恐竜が地球上に...

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2013年07月05日

消え行くホワイトカラーの仕事-対応に必要な教育の改革-

1-人間対機械コンピューターの進歩によって多くの人が仕事を奪われてしまうのではないか、という話が話題となっている。少し前までは、「コンピューターは単純計算...

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2013年06月26日

日本経済はどういう危機なのか?

1.好きな武将のランキング日本人が好きな武将のランキングを見ると、織田信長、真田幸村、源義経などといった顔ぶれが上位に並ぶ。信長と言えば、誰でもまず、わず...

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2013年06月07日

TPPに対する誤解-欠かせない内需の拡大

1.加速するTPP交渉の動き安倍総理は、去る3月15日に記者会見を開き、TPP(環太平洋経済連携協定)に向けた交渉への参加を正式に表明した。これまで足踏み...

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2013年05月28日

消え行くホワイトカラーの仕事 ~対応に必要な教育の改革~

1.人間対機械の競争コンピューターの進歩によって多くの人が仕事を奪われてしまうのではないか、という話が話題となっている。日本では、コンピューターの将棋ソフ...

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2013年04月30日

TPPに対する誤解 -欠かせない内需の拡大

1.加速するTPP交渉の動き安倍総理は、去る3月15日に記者会見を開き、TPP(環太平洋経済連携協定)に向けた交渉への参加を正式に表明した。これによって、...

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2013年04月05日

改正高年齢者雇用安定法の施行と若年失業

1.改正高年齢者雇用安定法の施行高年齢者雇用安定法(高年齢者等の雇用の安定等に関する法律)が改正され、4月から施行される。これまでは、事業主が高年齢者雇用...

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2013年03月06日

体罰はなぜ無くならないのか?~経験にだまされる人間~

1.無くならない体罰 ・暴力体罰が原因で運動部の生徒が自殺するという痛ましい事件が起こり、スポーツの指導における暴力や体罰が大きな問題となっている。これがき...

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2013年02月22日

改正高年齢者雇用安定法の施行と若年失業

1.改正高年齢者雇用安定法の施行高年齢者雇用安定法(高年齢者等の雇用の安定等に関する法律)が改正され、4月から施行される。これまでは、事業主が高年齢者雇用...

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2013年02月01日

アベノミクスへの期待と不安

1.カンフル剤に頼る日本経済第二次安倍内閣の経済政策は、アベノミクスと命名されているが、これには期待と不安の両方がある。 2012年度補正予算には、迅速な対...

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2013年01月30日

大胆な金融緩和に舵を切る日銀~成否のカギを握る目標の適切さ~

1.インフレターゲットの導入政府・日本銀行は、政府が機動的な財政政策と成長戦略の実施に取り組む一方で、日本銀行は消費者物価上昇率2%を目標とした金融緩和を...

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2012年12月28日

アベノミクスへの期待と不安

1.カンフル剤に頼る日本経済第二次安倍内閣が発足し、デフレ脱却を目差して強力な金融緩和と財政政策による景気刺激を行おうとしている。マスコミではアベノミクス...

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2012年11月28日

悲観論者は楽観的 - リーダーに求められる資質

1.想定外の事態2005年の新語・流行語大賞の年間大賞には、「想定内(外)」という言葉が選ばれている。堀江貴文ライブドア社長(当時)が、企業買収交渉の状況...

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2012年10月24日

華氏451度の世界-紙媒体の発行を終了するNewsweek

1.Newsweekの決断SF作家レイ・ブラッドベリによって1953年に書かれた小説『華氏451度』では、本の所持が禁じられた社会が登場する。情報が統制・...

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2012年09月26日

減少する日本人留学生-グローバル化と英語

1.減少する日本人留学生日本から海外に留学する若者が減少を続けている。文部科学省のデータによれば、2004年の82,945人をピークに、2009年には59...

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2012年08月31日

日本の失われた20年~正しい不満は何か?~

1.20年は失われたのか?1990年代初めにバブル景気が崩壊して以来、日本経済は低迷が続いており、「失われた20年」と呼ばれるまでになっている。確かに、現...

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2012年08月10日

米国の大学は卒業が難しいか?~チームワークと競争~

1.米国の大学は卒業が難しい?米国の大学は入りやすいが卒業は困難で、日本の大学は入学するのは難しいが卒業は簡単だから、日本の大学生は勉強しないのだ、と長年...

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2012年08月03日

ドル基軸通貨体制の行方-人民元の国際化とSDRの可能性

■見出し1――存在感高まる中国経済2――ドル基軸通貨体制への影響3――基軸通貨と世界経済4――基軸通貨交代のインパクト5――おわりに■introducti...

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2012年08月01日

カギを握るのはギリシャではなくドイツ

1.危機はスペインに波及6 月に行われたギリシャの再選挙では緊縮財政派が勝利し、直後に開催されたG20 では、少し危機が和らいだ感もあった。しかし、依然として...

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2012年07月09日

日本の失われた20年~正しい不満は何か?~

1.20年は失われたのか?1990年代初めにバブル景気が崩壊して以来、日本経済は低迷が続いており、「失われた20年」と呼ばれるまでになっている。確かに、現...

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2012年06月12日

カギを握るのはギリシャではなくドイツ

1.危機はスペインに波及欧州の財政・金融危機は、ついにユーロ圏第四の経済大国であるスペインを救済できるかどうかに焦点が移ってきた。ギリシャの再選挙後にメキ...

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2012年05月15日

消費税の逆進性は大問題か?

1.消費税の逆進性消費税率の引き上げでは、逆進性の問題が焦点の一つとなっている。所得税は収入が多いほど高い税率が適用され、高所得者ほど所得に対する税の割合...

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2012年04月27日

集中か分散か ― 国・地方の役割分担見直しが本質

1.揺れる振り子筆者はコンピューターの専門家でも、情報処理の専門家でもないが、長年利用者として見ていると、この世界でも集中と分散の間を、振り子が行ったり来...

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2012年04月27日

初音ミクが開く日本経済の明日

1.レコードからインターネットへかつて、もっとも流行している歌を決める基準は、レコードの売り上げ枚数だった。しかし1980年代後半には、レコードの販売枚数...

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2012年04月09日

経済成長はネズミ講か

1.人口減少と失われた20年日本経済は1990年代初めにバブルが崩壊して以来、20年以上にわたって低迷を続けてきた。当初は不動産や株価など資産価格のバブル...

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2012年03月29日

人口高齢化と金利の変化

■見出し1――日本経済の構造変化2――人口高齢化と金利の理論的関係3――長期金利を巡る最近の動き4――今後の予想されるシナリオ5――おわりに■introd...

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2012年03月19日

初音ミクが開く日本経済の明日

1.レコードからインターネットへかつて、もっとも流行している歌を決める基準は、レコードの売り上げ枚数だった。しかし1980年代後半には、レコードの販売枚数...

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2012年02月24日

100人の経済学者が述べる101の意見

インターネット上には経済学と経済学者に関するジョークを集めたサイトがたくさんあり、かなり皮肉の利いたジョークが並んでいる。経済の授業では教授が時々ジョーク...

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2012年02月20日

経済成長か幸福か?~GDP対GNH~

1.ブータン国王夫妻の来日昨年11月来日されたブータンのサンチュク国王ご夫妻は、東京・京都の他に被災地も訪問され、飾らぬ人柄で我々を魅了した。ブータンの前...

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2011年11月25日

中期経済見通し~世界経済の動揺に求められる国際的政策協調

リーマン・ショックの影響を脱するかに見えた世界経済は欧州の財政危機などから再び動揺している。世界経済が危機を回避するためには、国際的な政策協調が必要である...

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2011年09月29日

G20が示す世界経済の空白

1.具体策に乏しいG20声明9月22日にワシントンで開催されたG20財務相・中央銀行総裁会議は、当初予定になかった共同声明を緊急に発表して閉幕した。各国の...

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2011年08月18日

米国債格下げとSDR本位制

1.米国債格下げの衝撃8月5日S&Pは米国債の格付けを最高位のAAAから一段階引き下げた。予想された事態ではあったものの、世界の金融市場は激しく動揺した。 ...

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2011年07月28日

日本経済復活に足りない大きなビジョン

1.予想を上回る回復1995年に起こった阪神淡路大震災では、震災が発生した1月には鉱工業生産は2.6%落ち込んだが、2月には前月比で2.2%増加し3月には...

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2011年06月24日

電力不足問題と日本の横並び体質

今回の東日本大震災では、日本社会が抱えている「強い現場と弱い本部」(藤本隆宏東大教授)という問題がしばしば顔を出した。それは、現場の対応力は優れていて非常...

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2011年04月14日

東日本大震災と東京・大阪二眼レフ論

1.復興に必要なビジョン東日本大震災から一ヶ月が過ぎたが、未だに被災地では多数の行方不明者の捜索が続いており、十数万人の方々が厳しい避難生活を送っている。...

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2011年02月28日

実は増えていた?日本の人口

1.2010年国勢調査は28万人の増加2010年10月に行われた国勢調査の人口速報集計結果が発表され、日本の人口は1億2805万6千人で、2005年の1億...

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2011年01月26日

中国が世界第二位の為替への影響

1.中国が世界第二の経済大国に1月20日、中国国家統計局は2010年の実質経済成長率が10.3%となったと発表し、当日の夕刊各紙は、中国のGDPが日本を上...

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2010年12月16日

もしもエコノミストが「もしドラ」を読んだら

1.2010年のベストセラー筆者の世代だと、高校野球の女子マネージャーで「みなみ」と言えば、野球漫画タッチのヒロイン、浅倉南を思い起こす。今の世代は「もし...

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2010年12月09日

部分最適化では解決しない人口減少時代の課題

1.部分最適に終始する改革今年も年の瀬が押し迫り、例年のように来年度予算編成に関する記事が、新聞紙面やテレビのニュースをにぎわしている。法人税率の引き下げ...

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2010年11月24日

中期経済見通し

主要国経済は、今後数年間は調整を余儀なくされ、この間に新興国経済は急速に力を付け、世界経済の構造は、これまでの欧米経済を中心から、中国、インドなど新興国経...

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2010年11月24日

外需依存の経済成長と経済大国の矜持

全ての企業が黒字になるということはあり得るが、国際収支ではどこかの国が黒字となれば、それと同額の赤字がどこかの国で発生してしまう。ある国の輸出は、どこかの...

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2010年10月27日

G20の陰の主役:ユーロ圏内の不均衡

日本では韓国で開催されたG20で円高の進行を止めるために何か新たな合意が出てこないかと注目する向きも多かったが、世界的な関心事は人民元のレートを柔軟にする...

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2010年09月07日

円高につける薬はあるか?

1.緩やかになった景気回復の足取りお医者さまでも草津の湯でも、恋の病はなおりゃせぬというが、万病に効くと言われた草津温泉でも恋煩いは治らない。バカにつける...

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2010年08月26日

消えた高齢者問題の深い病根

1.根の深い問題所在不明の高齢者が多数存在することが明らかになり、大きな社会問題となっている。厚生労働省は、100歳以上の高齢者の所在確認を地方自治体に指...

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2010年07月22日

増税で経済成長は暴論か?

1.成長を制約する需要不足という問題菅総理は「増税による成長」を掲げ、先に行われた参議院選挙の際には消費税率の引き上げに前向きの姿勢を見せていた。増税して...

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2010年07月05日

基軸通貨の3つの未来

1.3つの未来国際通貨制度の未来には、3つの可能性がある。一つは、単独の通貨による基軸通貨体制が維持される場合だ。現在の国際金融制度に詳しい人ほど、米ドル...

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2010年06月22日

新成長戦略は日本経済を蘇らせるか?~第一+第二=第三にはならない~

菅内閣は6月18日、「新成長戦略」を閣議決定した。これは昨年12月に当時の鳩山内閣で菅総理が、国家戦略担当大臣・副総理として取りまとめた「新成長戦略(基本...

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2010年06月09日

菅新内閣の課題

1.菅内閣発足鳩山前総理大臣の辞任を受けて6月4日に選出された菅新総理は昨日組閣を終え、菅内閣が正式に発足した。11閣僚が再任、野田財務大臣と山田農林水産...

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2010年05月17日

日本の財政赤字はギリシャと違うか?

1.動揺する欧州経済ギリシャの財政危機に端を発した混乱で、各国の金融市場では株価が大幅に下落した。これに対してIMFとユーロ圏各国は合計1100億ユーロに...

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2010年04月26日

まさかの時のための貯蓄と保険

「まさかの時のために」という英語がfor a rainy dayだというのを、試験の時にどうしても思い出せなかったことを、今でも思い出す。本当の語源は知らないが...

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2010年04月22日

日本に必要な成長戦略は何か

1.求められる生産性の向上バブル崩壊後、20年近くにもわたる長期に低迷が続いている日本経済の建て直しは急務である。子ども手当ての支給や高校授業料の実質無料...

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2010年04月05日

金融政策と財政政策の境界

FRBのバーナンキ議長に対して、日本では、住宅バブルの崩壊で発生した金融危機に積極果断な対応を行っており、米国経済の回復に大きな役割を果たしてきたと評価は...

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2010年03月15日

人民元問題に見る北風と太陽

1.活発化する駆け引き膨大な貿易赤字を抱えている米国は、オバマ大統領が5年間で輸出を倍増するという計画を発表している。米国との貿易相手国に内需拡大や非関税...

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2010年02月26日

景気回復と財政再建両立の狭い道

1.世界に広がる財政問題ギリシャの財政赤字問題をきっかけに、欧州ではポルトガルやイタリア、スペインなどにも財政赤字問題が飛び火しそうな状況となっている。日...

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2010年01月29日

財政赤字で何が起きる?~エコノミストはオオカミ少年か?

日本は大幅な財政赤字が続き、国債残高が経済規模に比べてどんどん増えて行くので、多くのエコノミストや経済学者が、いずれ国債金利が高騰したり、インフレを招いた...

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2009年12月22日

成長戦略のカギは消費者のアニマルスピリット

1.需要と供給現政権の弱点の一つとして、しばしば、長期的に日本経済を成長させる戦略が無いという点が指摘される。これに対して、政府は12月15日に成長戦略策...

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2009年11月30日

事業仕分けを恒久化せよ

1.国民の関心を集めた事業仕分け正直なところ筆者は最初今回の事業仕分けがどの程度の成果をあげられるかについては懐疑的だった。しかし、終わってみればやはりこ...

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2009年11月25日

中期経済見通し

金融危機によって世界経済は急速に悪化した。各国の政策によって世界経済は改善の動きを見せているが、依然として不安要素を抱えている。今回の危機によって、新興国...

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2009年10月22日

良い赤字国債と悪い赤字国債

今年度の国債発行額は、当初予算では33兆円だったが、麻生内閣の下で景気対策を実施するための補正予算を組んだため10.8兆円の増額となり現時点では44兆円の...

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2009年09月25日

杞憂と無謀の間で繰り返される金融危機

昔、杞という国の人が、天地が崩壊するのではないかと心配で、夜も眠れず、食事ものどを通らないほどだったという話に、列子は、天が崩壊するかどうかは分からないの...

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2009年09月24日

経済財政諮問会議の8年半

1.廃止される経済財政諮問会議2001年の省庁再編時に創設された経済財政諮問会議は、民主党鳩山内閣の下では開催されず、いずれ存在の根拠となっている内閣府設...

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2009年09月08日

新型インフルエンザ問題に見る必要な無駄と本当の無駄

1.地下鉄サリン事件と聖路加国際病院新型インフルエンザは予想より早く感染が拡大しており、流行の激しい地域では医療がパンクしそうだという。これを見ていて、し...

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2009年08月18日

日本が「世界第二」の肩書きを失う時

今年4月に発表されたIMFのWorld Economic Outlookでは、中国は2010年にはGDPが5.3兆ドルとなり、4.7兆ドルの日本を抜いて世界第...

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2009年08月03日

選挙の争点は政策ではなく費用の調達

自由民主党のマニフェストが発表されて、総選挙に向けた各党のマニフェストが出揃った。各党のマニフェストを見ると、それぞれ魅力的な政策のリストが並んでいる。す...

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2009年07月21日

挑戦を受けるドル基軸体制

1.影響力を増す新興国経済中国の4-6月期の実質GDPは前年同期比7.9%の増加となり、1-3月期の6.1%から大きく改善した。先進諸国経済が低迷を続ける...

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2009年07月08日

日米家計貯蓄率の逆転

1.昔の話となった日本の高貯蓄率2007年度の日本の家計貯蓄率は2.2%に低下しており、日本の家計貯蓄率が高いというのは、今や昔ばなしになってしまった。一...

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2009年06月16日

経済安定化の兆しで模索される出口政策

1.底打ちの動きを見せる世界経済米国発のサブプライム問題は世界的な金融危機へと拡大した。日米欧経済はそろってマイナス成長に転落し、高成長を続けてきた新興国...

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2009年06月10日

20年後の日本~20年後のことを言うと鬼は笑うか

1.明日のことが一番分からない 「来年のことを言うと鬼が笑う」とよく言われるが、確かに将来は不確実でどうなるか分からない。弓や射撃で遠くの的を射抜くのは大変...

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2009年06月03日

GMの連邦破産法申請

1.事前調整型の経営破たん6月1日、GMは連邦破産法第11条の適用を申請した。約一世紀にわたって世界最大の自動車会社として君臨してきたGMの経営破綻は、世...

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2009年05月19日

新型インフルエンザと今後の景気

1.景気の出鼻をくじく新型インフルエンザ世界的な景気後退の影響から急速に悪化を続けてきた日本景気は、このところ持ち直しの兆しもみえるようになってきた。急速...

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2009年04月20日

貿易赤字は問題か?

1.悪化する貿易収支4月22日に財務省から3月分の貿易統計が発表されて、2008年度の結果が出る。2月までの結果から見て、2008年度の輸出と輸入の収支差...

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2009年04月06日

景気底入れはいつか?

1.先行き改善を示す指標も4月1日に発表された日銀短観では、大企業製造業の業況判断DIが前期に比べ34ポイント低下してマイナス58となり、悪化幅も水準も過...

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2009年02月25日

金融危機後の世界経済と日本の選択

米国や欧州経済が不振となっても新興国経済が世界を牽引するというデカップリング論が間違いであったことが明らかとなったことを見れば、今回の金融危機を経てもなお...

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2009年02月17日

保護主義防止に日本がなすべきこと~G7を終えて

1.拡大する保護主義的動き2月13、14日にローマで開催されたG7では、保護主義的な政策の回避へ引き続き努力することで合意したが、その実効性は定かではない...

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2008年11月28日

製造工業生産予測指数の落込みが示すもの

1.急減速した鉱工業生産10月の鉱工業生産指数は102.3となり、前月比でマイナス3.1%低下と、市場の予想を上回る落込みとなった。しかし、もっと驚くべき...

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2008年11月26日

中期経済見通し

サブプライム問題による世界経済の混乱から、日本経済の平均経済成長率は、今後5年間は実質1.0%と潜在成長率を大きく下回るだろう。米国経済は、家計のバランス...

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2008年10月21日

サブプライムは住宅問題ではない

1.金融問題から実体経済へ米国のサブプライムローン証券化商品の価格下落に端を発した世界的な金融危機は、世界経済全体を揺るがす問題に発展している。リーマンブ...

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2008年10月17日

高齢者世帯の経済状況

■目次1--------はじめに2--------標準的な高齢者世帯の経済状況3--------大きな世帯間の格差4--------今後の展望5-----...

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2008年09月26日

原材料・原油高の影響と企業の対応

今年1月に実施されたニッセイ景況アンケートによると、9割の企業が原材料・原油高によって2008年度業績にマイナスの影響が出ると判断している。過去1年間に販...

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2008年09月24日

ニッセイ景況アンケート調査結果-2008年度上期調査

■調査結果要旨I.景気動向1.企業の景況感は急速に悪化、先行きも更に悪化が見込まれている2.08年度の売上は増加だが、経常損益は悪化3.好調だった関東、近...

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2008年09月16日

リーマン・ブラザーズの経営破たん

1.公的資金の投入がネックに米国第四位の証券会社であったリーマン・ブラザーズは、日本の民事再生法に相当する米国連邦破産法11条の適用を裁判所に申請した。先...

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2008年09月01日

緊急総合対策の評価

1.今回の対策は痛み止め政府は、8月29日「安心実現のための緊急総合対策」と名付けた、事業規模11.5兆円にのぼる経済対策を決定した。(2008年度予算の...

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2008年08月19日

蟹工船ブーム

小林多喜二の小説「蟹工船」がブームになっている。昭和4年に最初に出版されたもので、プロレタリア文学の代表作とされる。古典の類に入る小説だから、主要な文庫に...

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2008年08月04日

福田改造内閣の課題

1.福田改造内閣の発足福田改造内閣が発足した。昨年9月に誕生した福田内閣は、安倍前総理の突然の退任を受けたものであったために、ほとんどの閣僚が前内閣のまま...

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2008年07月08日

21世紀版前川レポートを読む

1.キーワードは「若返り」去る7月2日に、21世紀版前川レポートとも平成版前川レポートとも呼ばれる、経済財政諮問会議の「構造変化と日本経済」専門調査会報告...

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2008年06月16日

デカップリングは実現するか?

1.米国減速後の鍵を握る中国経済1990年代以降世界経済は好調を続けてきたが、その背景には米国経済が高成長を続け、世界の輸出を吸収してきたということがある...

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2008年06月02日

地球温暖化問題~二酸化炭素削減の先にあるもの

1.注目を浴びる温暖化問題中国四川省の大地震を見るにつけ、自然の力の大きさに今さらながら驚かされる。科学技術が進歩したとは言うものの、人間の力はまだまだ微...

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2008年05月26日

サブプライム問題と日本のバブル

本稿では、世界経済を揺るがす問題にとなっている米国のサブプライムローン問題の現状と先行きを、日本のバブルとの比較で検討した。両者の類似点としては、資産価格...

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2008年05月20日

「権利の上に眠る者」と消えた年金問題

高校時代に使った国語の教科書に「権利の上に眠るものは保護されない」という話が書いてあった。どうしても誰の文章だったのか思い出せずモヤモヤとしていたのだが、...

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2008年05月07日

デフレ脱却宣言はなぜ出ない?

1.上昇する物価4月末に発表された3月の全国の消費者物価指数では、もっとも注目される「生鮮食品を除く総合」で前年同月比1.2%の上昇となった。 これまでの物...

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2008年05月02日

日米バブルの比較-バブルとサブプライム-

・サブプライムローン問題の原因となった米国の住宅バブルと日本のバブルには、下表のような類似点や相違点がある。・日本では企業部門のバランスシートの悪化が著し...

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2008年04月21日

揮発油税暫定税率期限切れの波紋

1.政策に揺れる景気2007年6月に改正建築基準法が施行された際には、準備態勢が整っていなかったことから、建築確認の処理が遅れるなどの混乱が生じ、建築着工...

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2008年03月10日

福井総裁の5年間と新総裁を待ち受ける試練

1.臥薪嘗胆の前半3月6日、7日に開催された金融政策決定会合は、福井総裁最後となるもので、結果は現状維持となった。少し早いが福井総裁の5年間を振り返ってみ...

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2008年02月25日

サブプライム問題と日本のバブル崩壊

1.類似点と相違点サブプライムローン問題に襲われた米国経済は、バブル崩壊後の日本経済のように、長期の低迷に悩むことになるのだろうか。サブプライムローンと日...

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2008年01月15日

ストックの埋蔵金とフローの財政赤字

1.注目浴びる特別会計の積立金特別会計の中には多額の積立金や剰余金を保有しているものがあり、これを使えば財政再建のために増税をする必要はないのではないかと...

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2007年12月10日

日本版政府系ファンドは成功するか?

1.増大する政府系ファンド中国は為替市場への介入で外貨準備が1兆5000億ドルに迫る水準にまで増加しており、これを運用する「中国投資有限責任公司」を設立し...

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2007年11月26日

消費税率引き上げのタイミング

1.再開された消費税率引き上げの議論自民党の財政改革研究会が、消費税を目的税化して「社会保障税」という名称に改めて、2010年代半ばには税率を10%程度に...

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2007年11月26日

中期経済見通し (2007~2017年度)

国際金融市場は米国のサブプライムローン問題に揺れており、今後数年間の世界経済は、この問題の推移に左右される。米国経済の減速は避けられないが、中国など新興国...

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2007年11月12日

日銀総裁人事に見る金融政策の危機管理

1.欠ける危機管理「万一こういう事態になったらどうすべきか」という議論に、必ずと言って良いほど、「そうならないようにするべきだ」という反論が出てくる。もち...

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2007年10月29日

適切な政策に必要な統計の整備

1.統計法の全面改正我が国の公的統計制度のあり方を定めた統計法が、60年ぶりに全面的に改正された。この影響は多岐にわたるが、注目すべきことは我が国の公的統...

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2007年10月15日

建築基準法改正の景気への影響

1.大幅減少となった住宅着工戸数耐震偽装事件を発端に建築基準法が改正され、6月20日から施行された。欠陥建築物の除去を目指して、構造計算のチェックが厳格化...

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2007年09月10日

サブプライム・ローン問題と格付け

1.サブプライム問題の背後にある格付け今回のサブプライム・ローン問題で注目されたものに、格付け会社の役割がある。米国の格付け会社であるムーディーズは、7月...

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2007年08月27日

人事院勧告が映す人件費の上昇

1.6年ぶりのプラス勧告人事院は8日2007年度の国家公務員の給与を0.35%引き上げるという勧告を公表した。人事院勧告がプラスとなったのは6年ぶりだが、...

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2007年08月13日

サブプライムローン問題の行方

1.欧州に飛び火した米サブプライムローン問題 米国のサブプライムローン(個人向け住宅融資で信用度の低いもの)問題は、欧州に飛び火した。仏大手銀行傘下の投資フ...

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2007年07月30日

中越沖地震の影響~首都圏直下型地震に大阪の予備機能を

1. 中越沖地震の経済への影響 7月16日に発生した中越沖地震では、自動車部品メーカーが被災し、一時国内の自動車生産がストップするなど、鉱工業生産への影響が出...

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2007年07月13日

人口から見た経済大国日本の行方

7月11日は世界人口デーだったが、これは1987年のこの日に世界の人口が50億人を超えたことから、国連人口基金によって制定されたものだ。世界人口は増加を続...

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2007年07月09日

為替市場を動かす日本の主婦

1. 主役はチューリッヒの小鬼から主婦へ為替市場を動かしているのは、銀行でもヘッジファンドでもない。かつてのチューリッヒの小鬼に代わって日本の主婦が為替市場...

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2007年07月02日

男女比が迫る社会制度の変更

1. 大都市も結婚難嫁不足と言えば農山村の話と思われることも多いが、実はそうではない。例えば25歳から39歳までの男女の人口比を全国で見ると、女性1人に対し...

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2007年06月25日

物価上昇率はなぜ高まらないか?

1. 需給改善でも安定する賃金・物価いざなぎ景気を超える長期の景気拡大によって雇用情勢は改善し、一時は5.5%もあった失業率もこの4月には3.8%に低下した...

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2007年06月11日

出生率回復で現役世代の負担は増加する

1. 持ち直す出生率6月6日に発表された2006年の人口動態統計概況によると、2006年の合計特殊出生率は1.32となり、2005年の1.26から持ち直した...

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2007年06月04日

労働力の減少とワークライフバランス

1. 成長力維持に求められる労働市場改革6月中旬に決定される予定の政府の「基本方針2007」では、労働市場改革が経済成長率引き上げのための主要政策のひとつと...

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2007年05月21日

財政再建に求められる株主の視点

1. 納税者は顧客か株主か業務が好調なうちは組織に問題がないように見える場合でも、業績が不振になると企業の問題が明らかになることが多い。財政赤字にあえぐ日本...

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2007年05月14日

デフレ脱却はどれくらい重要か?

1. 見送られるデフレ脱却宣言2006年度の消費者物価(総合)は、1998年度以来8年ぶりに前年比で上昇した。金融政策の判断で重視される生鮮食品を除く総合ベ...

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2007年03月14日

残る不安定化の根~2次QE後経済見通し

<実質成長率:2007年度1.8%、2008年度は2.0%に>10-12月期のGDP(2次速報)は、実質成長率が前期比1.3%(年率5.5%)となり、11...

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2007年02月19日

原油価格の上昇と下落はどちらが良いか

1.原油価格下落で物価上昇率は低下ここ数年急速な上昇を続けてきた原油価格は、昨年の夏頃をピークに少し落ち着きを見せている。米国市場の指標とされているWTI...

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2007年02月19日

不均衡上で安定する経済~2007・2008年度経済見通し

<2007年度1.8%、2008年度は2.0%成長>景気は2006年11月に「いざなぎ景気」を超えた後も拡大を続けている。10-12月期の実質経済成長率は...

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2007年01月19日

遅れる家計部門への波及

日銀は17-18日の金融政策決定会合で利上げを見送った。いざなぎ景気を超える長期の景気拡大は続いているものの、設備投資から消費へという成長のエンジンの切り...

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2006年12月25日

2006・2007年度経済見通し

2006年度7-9月期の実質経済成長率は、前期比0.2%(年率0.8%)に低下し、消費の減少で民需中心から外需主導の成長となった。賃金上昇率は低く、経済成...

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2006年12月18日

2007年はどんな年か

1. 拡大が続いた2006年一足早いが、今年を振り返って来年はどんな年になるか占ってみたい。2006年を振り返ると、世界経済は予想を上回る好調を維持し、日本...

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2006年12月12日

2007年度は後半持ち直し~2次QE後経済見通し

<実質成長率:2006年度1.8%、2007年度は1.6%に>7-9月期のGDP(2次速報)は、実質成長率が前期比0.2%(年率0.8%)となり、11月発...

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2006年11月25日

中期経済見通し(2006~2016年度)

これからの10年間には日米欧の各国は、第二次世界大戦後のベビーブームで生まれた世代が高齢化し、労働力人口の伸びの低下や減少、社会保障支出の増加から制度の維...

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2006年11月17日

いざなぎ超え後の景気~2006・2007年度経済見通し

<2006年度2.3%、2007年度は1.7%成長>景気は2002年1月を底に回復を続けており、拡張期間は11月で戦後最長であった「いざなぎ景気」を超える...

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2006年10月23日

賃金はなぜ上がらないのか?

1、所得は増えるが賃金は上がらず日本経済がバブル崩壊の後遺症を克服し景気回復を続けていることによって、失業率の低下など労働市場の需給は改善している。しかし...

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2006年09月13日

CPI改定でもデフレ脱却は変わらず~2次QE後経済見通し

<実質成長率:2006年度2.3%、2007年度は1.8%に>4-6月期のGDP(2次速報)は、実質成長率が前期比0.2%(年率1.0%)となり、8月発表...

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2006年08月15日

ゼロ金利解除後も拡大続く景気~2006・2007年度経済見通し

<2006年度2.3%、2007年度は1.8%成長>4-6月期の実質経済成長率は前期比0.2%(年率0.8%)に低下したが、消費、設備投資の伸びは高まり、...

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2006年06月26日

会社は株主を選べるか?

1.会社は誰のものか?「会社は株主のものだ」と主張する人達は、株式市場に上場している以上、会社は株主を選ぶことはできないということは当たり前のことだと言う...

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2006年06月25日

2006・2007年度経済見通し

2006年1-3月期の実質経済成長率は、輸入の伸びから外需の寄与度が大きく低下したため前期比0.8%の伸びに減速したものの、消費、設備投資は堅調に増加し、...

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2006年06月14日

世界的ディスインフレの終わり~2次QE後経済見通し

<実質成長率:2006年度2.1%、2007年度は2.4%に>1-3月期のGDP(2次速報)は、実質成長率が前期比0.8%(年率3.1%)となり、5月に発...

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2006年05月23日

いざなぎ超えに円高のハードル~2006・2007年度経済見通し

<2006年度2.0%、2007年度は2.4%成長>1-3月期の実質経済成長率は、輸入の伸びから外需の寄与度が大きく低下したため前期比0.5%の伸びに減速...

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2006年04月14日

バブル超えからいざなぎ超えへ

<景気回復は51ヶ月となりバブル期に並ぶ>2002年1月を谷に始まった今回の景気回復は4月で51ヶ月となり、バブル期に並んだ。収益の伸びに支えられて企業の...

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2006年03月15日

量的緩和解除後の経済政策~2次QE後経済見通し

<実質成長率:2006年度2.0%、2007年度は2.5%に>日銀は2001年3月以来続けてきた量的緩和政策を解除した。当面ゼロ金利が続き、その後も金利の...

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2006年02月21日

拡大持続に必要な家計所得増~2006・2007年度経済見通し

<2006年度2.0%、2007年度は2.5%成長>10-12月期の実質経済成長率は前期比1.4%の高成長となった。鉱工業生産は明確な増加基調を示しており...

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2006年02月20日

分散型経済の勧め

1.快適な平日のスキー場平日に思い切って休みを取り、久しぶりにスキーに行ってきた。この冬は昭和38年の「三八豪雪」以来の大豪雪ということで雪もたっぷりあり...

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2006年01月13日

長期金利と名目経済成長率

<デフレ脱却と経済政策>日本経済は、設備投資の増加と雇用・所得環境の改善に伴う消費の伸びによる内需中心の成長が期待できる。しかし、昨年末以降はそれまでの円...

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2005年12月25日

2005・2006年度経済見通し

2005年度の日本経済は、消費・設備投資の伸びから内需中心の高い経済成長が実現し、実質成長率は2.8%となろう。米国経済はFRBによる利上げの効果などから...

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2005年12月19日

GDP基準改定で変わった日本経済の様相

1.避けられない統計の誤差日本では、「統計の数字は非常に正確なものだ」と考えている人が多いようで、統計のほとんど誤差に近いような変化にまで、敏感に反応しす...

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2005年12月13日

回復持続へのリスク~2次QE後経済見通し

<実質成長率:2005年度2.2%、2006年度は1.4%に>7-9月期のGDP(2次速報)は、実質成長率が前期比0.2%(年率1.0%)となった。11月...

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2005年11月25日

中期経済見通し(2005~2015年度)

日本経済は人口減少過程に入り、団塊世代の定年退職もあって労働力人口の減少が本格化する。今後、経済の活力を維持していくためには、非効率な政府部門の縮小や、労...

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2005年11月15日

近づくデフレ脱却の時~2005・2006年度経済見通し

<2005年度2.6%、2006年度は1.7%成長>7-9月期の実質経済成長率は、国内需要が堅調で前期比0.4%(年率換算1.7%)となった。鉱工業生産は...

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2005年10月24日

中国・インドの発展が変える円安の意味

1.変わる国際収支構造中期的な日本経済の先行きを展望すると、対外経済関係では二つの大きな変化が予想される。ひとつは、経常収支の黒字幅が縮小していくことだ。...

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2005年09月14日

総選挙・ハリケーンの影響~2次QE後経済見通し

<実質成長率:2005年度2.2%、2006年度は1.4%に>4-6月期のGDP(2次速報)は、実質成長率が前期比0.8%(年率3.3%)となり、8月に発...

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2005年08月22日

重要性を増す『社会技術』の進歩

1.量的拡大の終わり戦後60年にあたる今年は、これまで増加を続けてきた日本の人口がピークを迎え、減少に向う分岐点に至ったという点でも、大きな節目である。第...

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2005年08月16日

不安定要素抱え再拡大する景気~2005・2006年度経済見通し

<2005年度1.8%、2006年度は1.3%成長>4-6月期の実質経済成長率は前期比0.3%(年率換算1.1%)となった。消費が堅調で、輸出も米国向けの...

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2005年07月08日

横這い脱せぬ景気

<先行指数は拡大基調になく早期の景気再拡大の可能性は低い>雇用・所得環境は改善したが輸出の伸びが鈍化しており、景気が本格的な回復軌道に復帰する兆しは見えな...

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2005年06月25日

2005・2006年度経済見通し

長らく低迷が続いていた消費には改善の動きが見られるものの、逆に輸出が減少するなど企業部門の先行きには懸念が生じている。2005年度に入っても海外経済の減速...

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2005年06月20日

岐路に至った量的緩和政策

 日銀が2001年3月に量的緩和政策に踏み切ってから丸4年が経過し、日銀当座預金残高目標は、当初の5兆円から30-35兆円にまで引き上げられた。5月の金融...

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2005年06月15日

経済正常化(ノーマライゼーション)の道~2次QE後経済見通し

<実質成長率:2005年度0.8%、2006年度は1.1%に>1-3月期のGDP(2次速報)は、実質成長率が前期比1.2%(年率4.9%)の高成長であった...

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2005年05月25日

勉強するとお金持ちになれない?

1.お金持ちになる方法どうしたらお金持ちになれるのかは、誰しも知りたいことだろう。京都大学橘木教授らの「日本のお金持ち研究」は日本の高所得者を調査した珍し...

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2005年05月19日

交差する企業・家計の明暗~2005・2006年度経済見通し

<2005年度0.8%、2006年度は1.1%成長>1-3月期の実質経済成長率は前期比1.3%(年率換算5.3%)という高成長となった。低迷が続いていた消...

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2005年04月18日

企業は誰のもの~配当性向引上げ株主に利益還元を

1.株主を重視した経営ニッポン放送の経営権をめぐるフジテレビジョンとライブドアの争いは、オセロゲームのように目まぐるしく情勢が変わる。直接関係のない見物人...

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2005年04月15日

強まる景気後退懸念

<横ばい続く一致CIは輸出鈍化で低下に転じる可能性>2月の景気動向指数でDIの各指数が50を割り、鉱工業生産指数が前月比▲2.1%低下、短観で企業の景況感...

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2005年03月16日

転機迎える量的緩和政策~2次QE後経済見通し

<実質成長率:2005年度0.4%、2006年度は0.9%に>3月14日発表の10-12月期のGDP(2次速報)では、実質成長率が前期比0.1%とプラスに...

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2005年02月21日

京都議定書発効と日本経済

1.京都議定書発効2月16日午後2時に、「京都議定書」が発効した。これによって、日本は二酸化炭素などの排出削減について国際的な義務を負うことになる。確かに...

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2005年02月21日

低迷続く景気~2005・2006年度経済見通し

<2005年度0.3%、2006年度は0.9%成長>10-12月期の実質経済成長率は前期比▲0.1%で、4-6月期から3四半期連続でマイナス成長となった。...

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2005年01月14日

景気回復持続に必要な配当性向の引き上げ

<ニッセイ景気動向判断指数(NBI)は回復力の低下を示唆> 景気動向指数は、DIの一致指数が4ヶ月連続で50を割り、鉱工業生産指数が7-9月期に続いて10-...

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2004年12月25日

2005年度経済見通し

2002年1月を底に回復に転じた日本経済であるが、足元で景気の回復力は弱まっている。輸出の伸び鈍化による外需の悪化が、設備投資の伸びを低下させており、これ...

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2004年12月20日

IBMのパソコン事業売却と日本の教育

1.新段階にきた空洞化IBMがパソコン事業を中国の聯想集団(Lenovo Group)に売却するというニュースは衝撃的だった。留学していた時代に使っていたア...

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2004年12月10日

減速から景気後退へ~2次QE後経済見通し

<2005年度:実質0.5%成長、名目は再びマイナス成長へ>12月8日発表の7-9月期の実質経済成長率(2次速報)では、景気回復力が弱まっていることが確認...

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2004年11月25日

中期経済見通し(2004~2014年度)

日本経済は回復しているが、2005年度は景気後退となる恐れが大きく、デフレ脱却は次の景気回復局面の2006年度以降となり、量的金融緩和の解除は、消費者物価...

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2004年11月17日

主役を失った回復~2004・2005年度経済見通し

<2004年度2.9%、2005年度は0.8%成長>7-9月期の実質経済成長率は前期比0.1%で、4-6月期の0.3%からさらに低下した。成長を支えてきた...

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2004年10月25日

赤字化する貿易・サービス収支

1.GNPは死なず「くたばれGNP!」などというセリフを言おうものなら、それこそ年齢がバレてしまうだろう。経済学の教科書にはGNP(Gross Nationa...

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2004年09月14日

原油価格上昇の影響~二次QE後経済見通し

<2004年度3.3%、2005年度は1.1%成長>原油価格上昇の影響は、交易条件の悪化による所得流出規模では石油危機に比べてかなり小さく、インフレ抑制の...

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2004年08月23日

経済効果の見方・使い方

1.猛暑・オリンピック・新札ようやく朝晩はすごしやすくなったが、熱帯夜で寝苦しい夜が続いた。猛暑による夏バテに加えて、メダルラッシュのオリンピック中継を見...

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2004年08月18日

増大する海外経済のリスク要因~2004・2005年度経済見通し

<2004年度3.3%、2005年度は1.0%成長>4-6月期の実質経済成長率は前期比0.4%で、設備投資の伸びが低下し横這いにとどまったことを主因に、1...

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2004年07月09日

長期金利の上昇

<ニッセイ景気動向判断指数(NBI)は回復力の強まりを示唆>長期金利(10年国債利回り)は一時1.9%台に上昇した。長期金利の上昇による財政赤字の拡大や、...

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2004年06月25日

2004・2005年度経済見通し

日本経済は2003年度の実質成長率が3.2%となるなど、景気は回復を続けている。2004年度も、輸出の伸び、設備投資、消費の増加によって景気回復が続き、実...

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2004年06月21日

長期金利の上昇をどう考えるか

1.上昇した長期金利6月の金融経済月報で日銀の景気判断が上方修正されたことで、長期金利は一時1.9%台にまで上昇した。昨年6月に0.4%台にまで低下してい...

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2004年06月11日

デフレ脱却実現への課題~二次QE後経済見通し

<2004年度3.0%、2005年度は1.1%成長>6月9日発表の1-3月期の実質経済成長率(二次速報)は前期比1.5%で一次速報から0.1%の上方修正と...

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2004年05月25日

消えた家計の資金余剰

日銀の資金循環勘定によれば、2003年には統計開始以来初めて家計部門が資金不足に陥った。これは近年の貯蓄率の急低下によるが、貯蓄率の急低下は高齢化だけでは...

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2004年05月21日

後期に入る景気回復

<2004年度3.0%成長:高い海外経済のリスク>2003年度は実質3.2%の高成長となるなど、景気は回復を続けている。輸出増加を背景とした製造業の設備投...

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2004年04月23日

郵政民営化に欠けているコストの議論

1.時価の料理料理屋に入って時価とだけ書かれた料理をどんどん注文するのは、よほど懐具合の豊かな人だけだろう。ごく普通の人なら、どんどんおいしいモノを食べて...

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2004年04月09日

消滅した家計の余剰資金

<異常な資金循環:経常収支と資本収支の黒字の並存>日本経済は、企業部門が大幅な資金余剰となる一方で家計部門が資金不足となり、経常収支と資本収支の大幅な黒字...

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2004年04月01日

求められる税と社会保障制度の一体的な改革

今後人口構造の高齢化がさらに進む過程で、年金や医療、介護など社会保障制度を支えるための負担増は避けられず、極端に悪化している財政収支の改善のために税負担の...

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2004年03月12日

大規模介入が支える景気回復~二次QE後経済見通し

<2003年度2.9%、2004年度は2.2%成長>10-12月期GDP(二次速報)は一次速報から0.1%の下方修正となったが、この原因となった在庫の減少...

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2004年02月24日

2004年度改定経済見通し~試される景気回復の持続力

<限られる消費の伸び:2004年度2.1%成長>10-12月期の実質経済成長率は年率7.0%の高成長となるなど、景気は回復を続けている。雇用情勢の改善によ...

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2004年02月23日

G7後の世界経済

1.大規模介入で支えられた相場米国経済の高成長が続くなかで、経常収支の赤字拡大が為替市場ではドル安圧力となっている。昨年初めからの推移を見れば、ユーロの上...

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2004年01月16日

高まる円高圧力~景気を左右する要因に

<政府経済見通し・予算:不十分に終わった年金改革>米国の大幅な経常収支赤字を背景にユーロは昨年初以来大幅に上昇しているが、政府の大規模な円売介入によって円...

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2003年12月25日

2004年度経済見通し

日本経済は、イラク戦争、SARSや冷夏などによる一時的な停滞を乗り越えて、再び回復を続けていると見られる。2003年度は、設備投資の伸びによって民需中心に...

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2003年12月22日

年金制度改革に高齢化社会のビジョンを示せ

1.中途半端な今回の改正今回の年金制度改革では、このままでは破綻が懸念される年金制度をいかにして安定したものにし、失われた信頼を取り戻すのかということが課...

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2003年12月12日

短観速報~景況感は改善。先行きには懸念も

<今週の焦点>12月短観~円高で先行きは楽観できず 大企業・製造業の業況判断DIはプラス11(9月調査1)となり、景況感の改善が続いている。しかし先行きは8...

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2003年12月11日

冬のボーナス消費~二次QE後経済見通し

<2003年度2.0%、2004年度は1.5%成長>冬のボーナスは、民間企業では一人当たり金額が前年比で久しぶりに増加するものの、公務員は支給月数が減少と...

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2003年11月19日

デフレで高まる実質成長率~2004年度経済見通し

<下期減速:2004年度1.8%成長>景気はイラク戦争、SARSや冷夏などによる一時的な停滞を乗り越えて、再び回復を続けていると見られる。2003年度は実...

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2003年10月20日

大きいことは良いことか?

最初に問題を一つ。「右」という漢字と「左」という漢字が正しい筆順で書けますか?「右」と「左」では、「ナ」の部分の筆順が違うのだが「ノ→ナ」か「一...

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2003年10月01日

短観速報~横這い状態の景気を反映

<今週の焦点> 9月短観~円高で先行きは楽観できず 大企業・製造業の業況判断DIは改善し、1(6月調査▲5)と2年9ヶ月ぶりのプラスになった。先行きは3とさら...

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2003年09月12日

冷夏・長雨、ボーナスの影響~二次QE後見通し

<設備投資主導:2003年度は1.8%成長>7月の家計調査では消費支出(全世帯)が前年比名目▲4.2%、実質▲3.9%の減少となったが、冷夏の影響よりは総...

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2003年08月20日

横這い状態の景気~2003年度改定経済見通し

<再浮上への関門:2003年度は1.2%成長>イラク戦争やSARSの影響は軽微にとどまり、株価上昇などで日本経済はやや明るさを増したが、景気は年初からほぼ...

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2003年08月18日

元切り上げは日本経済を救うか?

1.盛り上がる元切り上げ論議このところ日本だけでなく、欧米からも元の調整についての発言が活発になってきた。しかし中国の金人慶財務部長は記者会見で、「現行制...

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2003年07月22日

株価上昇への悲観と楽観

1.株価の急回復4月28日に7,600円台ギリギリに低下した株価は、7月8日には一時1万円台を回復した。株価が上昇したことによって、企業や消費者のマインド...

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2003年07月11日

株価上昇の持続性~待ち受ける3つの関門

<株価急上昇:注目されるボーナス消費>4月28日に7,607.88円に下落していた株価は、9日には9,990円を回復した。しかしこのまま株価が上昇を続ける...

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2003年07月01日

短観速報~横這い状態の景気を反映

<今週の焦点> 6月短観~業況感が改善、設備投資計画も上方修正 大企業・製造業の業況判断DIは▲5(3月調査▲10)と改善した。しかし先行きは▲5と横ばいが見...

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2003年06月25日

2003年度改定経済見通し

2002年度の実質成長率は1.5%となり、2001年度のマイナス1.2%から実質成長率は高まったが、名目ではマイナス0.7%と2001年度に続きマイナス成...

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2003年06月13日

縮小を続ける経済活動~二次QE後見通し

<深刻な名目GDPの縮小:2003年度は0.3%成長>2002年度の実質成長率は1.5%となったが、名目成長率は依然としてマイナスが続いている。不良債権問...

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2003年05月22日

強まる景気後退色~2003年度改定経済見通し

<外需・消費は息切れ:2003年度は0.3%成長>2002年度の実質成長率は1.6%となり、2001年度のマイナス1.2%から実質成長率は高まったが、名目...

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2003年05月19日

新たな脅威:円高ドル安

1.急速に進むドル安5月15日の東京市場では円高が進み、ついに1ドル115円台に突入した。このところのドル安に対して財務省は覆面介入を行なっている模様だが...

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2003年04月21日

SARS(新型肺炎)の影響

1.拡大するSARS感染地域報道によれば、世界保健機関(WHO)は17日現在で新型肺炎(SARS)の感染者がいる国は27ヵ国・地域に広がり、患者数は338...

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2003年04月11日

懸念されるボーナス時期の消費

<景気は岐路に:復興負担が政策修正の引き金か?> 今年度から年金や健康保険の保険料に総報酬制が導入されるなどの改革によって、相対的にボーナス期の負担が重くな...

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2003年04月01日

短観速報~横這い状態の景気を反映

<今週の焦点>横這い~イラク情勢の長期化は織り込まれず 大企業・製造業の業況判断DIは▲10(12月調査▲9)と若干悪化した。しかし先行きは▲8とわずかだが...

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2003年03月24日

イラク攻撃の日本経済への影響

1.早期解決を織り込む金融市場米国は東部時間19日夜(日本時間20日昼)イラクへの攻撃を開始した。17日(日本時間18日)にブッシュ大統領が、フセイン大統...

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2003年03月14日

福井新総裁を迎える難局~二次QE後見通し

<暴風雨の中の船出:2003年度は0.4%成長> 年度末を控えて株価が大幅に下落し、イラク情勢の緊迫でドルの下落や世界的な株価の下落が懸念されるなど、金融情...

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2003年02月24日

名目で縮小、実質では拡大する日本経済~デフレの矛盾

1.驚きの10-12月期GDP10-12月のGDPは前期比実質0.1%成長という当研究所の予測(2/4付けWeeklyエコノミストレター)に対して、内閣府...

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2003年02月20日

2003年度改定経済見通し:拡大するデフレの矛盾

2002年初めころからの景気回復の動きは足踏み状態にある。2003年度の経済成長率は実質0.4%となるが、物価の下落基調が続き、名目成長率は▲1.2%と3...

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2003年02月14日

QE速報:10-12月期実質0.5%成長、内需は減速

<QE速報:消費の伸びが鈍化> 2002年10-12月期の経済成長率は前期比実質0.5%(年率2.0%)となった(基礎研事前予測2月4日:前期比0.1%)。...

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2003年01月27日

中国とどう付き合うか?

1.国内を5回も巡行した始皇帝仕事の関係の本だけでも読みきれないので、日頃は小説などはほとんど読まなくなってしまったが、この正月は風邪で寝込んでしまったこ...

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2003年01月17日

景気は回復と悪化の岐路に~鍵を握る設備投資は弱い

<来年度の財政は景気中立か?> 政府経済見通しでは、2003年度予算を前提とした来年度の公需は景気に中立となっている。しかし政府経済見通しは公的固定資本形成...

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2002年12月25日

2003年度経済見通し

日本経済は外需主導で緩やかに回復してきたものの、輸出の息切れのため設備投資の本格的な回復に至らずに景気はピークを迎える可能性が高い。2002年度の経済成長...

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2002年12月20日

北風と太陽

1.太陽政策と北風政策お隣り韓国の大統領選挙では、現在の金大中大統領が進めてきた北朝鮮への太陽政策の継承の是非が大きな争点となった。変化を望まぬ者を突き動...

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2002年12月13日

短観速報~強まる先行き不安

<今週の焦点>強まる先行き不安、縮小均衡の企業経営 大企業・製造業の業況判断DIは▲9(9月調査▲14)と改善した。しかし先行きは▲10とわずかだが悪化が見...

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2002年12月12日

デフレ色増す世界経済:二次QE後経済見通し

<2002年度0.9%、2003年度は0.1%成長:縮小均衡の兆しも> 7-9月期の法人企業統計季報では、売上の減少が続く中でコストの削減により利益が増加す...

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2002年11月19日

2003年度経済見通し:短命に終る回復

日本経済は外需主導で緩やかに回復してきたものの、輸出の息切れのため設備投資の本格的な回復に至らずに景気はピークを迎える可能性が高い。2002年度の経済成長...

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2002年11月15日

ウォーム・ハートとクール・ヘッド

1.華やぐ街夜の表参道、原宿あたりに出かけて行ったのは何年ぶりのことだろうか、クリスマス前の街は若者であふれ華やいでいた。久しぶりにインドネシアから日本を...

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2002年11月13日

QE速報:7-9月期実質0.7%成長、先行きは減速へ

<QE速報:堅調だが外需息切れで先行き懸念増す>2002年7-9月期の経済成長率は前期比実質0.7%(年率3.0%)となった(基礎研事前予測11月5日:前...

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2002年10月18日

ノーベル賞と日本の人事システム

(久しぶりの明るい話し)暗い話しばかりの日本にとって、ノーベル物理学賞(小柴昌俊氏)、化学賞(田中耕一氏)のダブル受賞は久しぶりの明るい話題である。長期に...

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2002年10月11日

不良債権処理のデフレ緩和に財政政策を

<財政政策も含めたデフレ緩和策が不可欠> 小泉総理は内閣改造を行ない、柳沢金融相を更迭し竹中経済財政相が兼務することとなった。銀行への公的資金注入が実施され...

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2002年10月01日

短観速報~景況感の改善幅縮小

<今週の焦点>景況感の改善幅が縮小、先行き不透明感増す 大企業・製造業の業況判断DIは▲14(6月調査▲18)と改善はしたものの改善速度は大きく鈍化した。先...

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2002年09月20日

それでも地球は動いている

1.「いつ起るか」それが問題だ「長期的には我々は皆死んでいる」というのは、大経済学者ケインズの有名なセリフだ。このおかげでエコノミストは大迷惑である。マク...

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2002年09月20日

日銀による株式購入

<日銀は銀行保有株式の買取り検討を発表> 日銀は17、18日の金融政策決定会合で金融政策を現状維持とした一方で、銀行の保有する株式の直接購入を検討していると...

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2002年09月06日

2002年度改定経済見通し:強まる先行き不透明感

日本経済は外需主導による緩やかな回復が続いているものの、設備投資の減少など内需の低迷が続き、2002年度の経済成長率は実質0.3%にとどまるだろう。物価の...

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2002年08月30日

QE速報:4-6月期は実質0.5%成長、脆弱な回復

<QE速報:推計方法の変更で1-3月期はほぼゼロ成長に> 2002年4-6月期の経済成長率は前期比実質0.5%(年率1.9%)となった(基礎研事前予測8月2...

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2002年08月09日

経済政策の軸足はより景気重視へ

<日本経済> 4-6月期も輸出数量の増加などから鉱工業生産指数は前期比3.6%の上昇となるなど、これまでのところでは景気は改善傾向を続けている。しかし、米国...

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2002年07月25日

2002年度改定経済見通し

2002年度の日本経済は、米景気回復によって外需主導で緩やかに回復するものの、設備投資の減少など内需の低迷が続き、実質0.1%とほぼゼロ成長にとどまる。物...

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2002年07月19日

自己責任時代の保険の役割

1.個人がリスクを負う社会今年の4月から定期性預金のペイオフが開始された。これまで政府が銀行などの定期預金の元利支払を全額保証していたものが、元本1000...

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2002年07月01日

短観速報~景況感が大幅改善:景気底入れを確認

<今週の焦点>景気底入れを確認~懸念される設備投資の弱さ 大企業・製造業の業況判断DIは▲18(3月調査▲38)と大幅に改善し、先行きも▲11とさらに改善が...

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2002年06月24日

少子化対策こそ究極の年金制度改革

1.人口減でも豊かな社会はできる右肩上がりで日本経済が拡大しなくなった現在、大きいことは必ずしも良いことではなくなってしまった。人口過密や都市の交通渋滞や...

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2002年06月14日

ガラス細工の回復

2002年度の日本経済は、米景気回復によって外需主導で緩やかな回復を続けるものの、設備投資の減少など内需の低迷が続き、実質0.1%とほぼゼロ成長にとどまる...

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2002年06月07日

QE速報:1-3月期年率5.7%の高成長、実態は緩やかな回復

<QE速報:4四半期ぶりのプラス成長> 2002年1-3月期の経済成長率は前期比実質1.4%(年率5.7%)となった(基礎研事前予測5月24日:前期比1.6...

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2002年06月01日

ペイオフ解禁がもたらした資金シフトと今後の課題

ペイオフ解禁に対する国民の意識は、金融広報中央委員会「金融に関する消費者アンケート調査」が示すように、制度に対する認知が広く、正しく行われていたとは言えな...

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2002年05月25日

国際収支構造の変化

わが国では、これまで貿易収支の大幅な黒字が常にクローズアップされてきた。しかし、近年では中国からの輸入の増加などによって貿易収支の黒字幅が急速に減ってきて...

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2002年05月17日

禁煙も景気回復も簡単だ?

1.禁煙ほど簡単なものはない「禁煙ほど簡単なものはない。私は何十回も禁煙した。」と言ったのは、トムソーヤの冒険などで有名な、米国の作家、マーク・トウェイン...

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2002年05月10日

経済財政諮問会議にも求められる「選択と集中」

<日本経済> 1-3月期の鉱工業生産は前期比0.5%の上昇となり、景気は底打ちの動きを示している。米国経済が緩やかな回復を続ければ、日本、欧州経済ともに緩や...

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2002年04月24日

畳の上の水練

1.百花繚乱のデフレ対策2月末に発表された政府の緊急デフレ対策は、多くの人々が期待したようなものではなく、年度末の金融市場対策に終始した。株の空売り規制な...

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2002年04月12日

生産重視から消費重視へ持続的回復への道

<日本経済> 鉱工業生産は底打ちの動きを示している。米国景気の回復が続けば輸出主導で日本経済も回復に向かうだろうが、雇用環境の悪化による消費の低迷は避けられ...

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2002年04月01日

短観速報~景況感は底打ちだが、金融面には不安

<今週の焦点>景況感は底打ち~輸出主導の景気回復へ 悪化を続けてきた大企業・製造業の業況判断DI は▲38(12 月調査▲38)の横這いとなり、先行きは▲27と...

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2002年03月15日

改訂経済見通し:米国経済回復で日本も底打ちへ

<2002年度▲0.4%成長:設備投資調整本格化で2年連続マイナス成長> 米国景気の回復によって2002年度の日本経済は緩やかな回復に向かうものの、設備投資...

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2002年02月08日

日本経済の中期的展望二兎を追う政策運営を

<日本経済> 鉱工業生産の急速な下落から基調の変化が見られる。雇用環境の悪化による消費の低迷や設備投資の減少が続くことは避けられない。金融市場はトリプル安の...

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2002年01月21日

二兎を追うものは一兎をも得ず?

1.揺れる政策昨年発足した小泉内閣は、「構造改革なくして景気回復なし」というスローガンを掲げて、財政構造改革をはじめとした日本経済の構造改革を進めようとし...

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2001年12月25日

2002年度経済見通し

2002年度の日本経済は、設備投資の減少に加えて所得減少、失業率悪化などにより消費の低迷も避けられないことから、実質▲0.6%のマイナス成長となるだろう。...

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2001年12月14日

2002年度経済見通し:瀬戸際に立つ日本経済

<2002年度▲0.6%成長:2年連続のマイナス成長へ> 2002年度の日本経済は、設備投資の減少に加えて所得減少、失業率悪化などにより消費の低迷も避けられ...

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2001年12月12日

短観速報~景況感は更に悪化、設備投資も一段の下方修正

<今週の焦点>深刻化する景気の悪化を反映~注目される日銀の対応~ 大企業・製造業の業況判断DIは▲38(9月調査▲33)と引き続き悪化した。先行きについては...

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2001年11月09日

第二次補正は必要か?

<日本経済> 鉱工業生産の大幅な減少が続いており、景気は一層悪化している。7-9月期の機械受注は減少しており、特に製造業の設備投資の先行き減少は避けられない...

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2001年10月15日

世界同時不況はあるのか?

1.米国経済減速の影響ITバブルの崩壊で米国経済は昨年末頃から急速に減速している。テロ事件の前からIT 関連の生産が落ち込むとともに、企業の設備投資の減速が...

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2001年10月12日

同時多発テロ事件:米景気回復の遅れと悪循環リスクの拡大

<日本経済> 輸出数量の減少が続き鉱工業生産は引続き減少傾向にあり、景気は一層悪化している。日銀短観9月調査では設備投資の圧縮の動きと企業収益の悪化が明らか...

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2001年10月01日

短観速報~景況感悪化、設備投資下方修正

<今週の焦点:景気の悪化を反映~テロ事件の影響は今後顕在化?> 大企業・製造業の業況判断は▲33(6月調査▲16)と更に大幅悪化した。非製造業の業況判断DI...

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2001年09月13日

2001年度改訂経済見通し:マイナス成長に直面する日本経済

<2001年度:▲0.9%、2002年度:▲0.1%成長>2001年度の日本経済は、景気後退によって設備投資が減少することに加えて、所得の減少、失業率の悪...

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2001年08月10日

景気と予算:地方財政の動きに注意が必要

<日本経済> 1-3月期に引き続き4-6月期も鉱工業生産は急速に落ち込んでおり、景気は一層悪化している。機械受注の動きから今後設備投資が本格的な調整局面に入...

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2001年07月25日

2001年度改訂経済見通し

99年春に始まった景気の回復は、企業部門の改善が家計部門の改善に結びつくまでには至らなかった。日本経済はすでに景気後退局面にあり、2001年度のGDP成長...

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2001年07月16日

大幅悪化でも楽観的すぎる?短観の結果

今回の短観では製造業では業況判断が更に大幅に悪化したものの、非製造業ではほぼ横這いとなるなど、全体としてみると結果は事前の予想ほどには悪化しなかったと評価...

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2001年07月13日

構造改革の意義と課題

<日本経済> 6月短観では景気の一層の悪化が確認された。最近の経済指標の落ち込みから懸念されたよりは結果は明るいものだったため、日銀の金融政策の変更の可能性...

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2001年07月02日

短観速報~製造業の景況感悪化、非製造業は横這い

<今週の焦点>事前予想ほど悪化せず~ 日銀の政策変更は遠のく 大企業・非製造業の業況判断DI は▲13(3月調査▲13)の横這いだったが、大企業・製造業は▲16...

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2001年06月15日

2001年度改訂経済見通し:構造改革に挑む日本経済

<2001年度▲0.3%、2002年度0.2%成長>2001年度の日本経済は、景気後退によって設備投資が減少することに加えて、構造改革の副作用で消費の低迷...

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2001年05月11日

住居のコストと消費の低迷

<日本経済> 1-3月期は家電リサイクル法による駆け込み需要などもあって消費が下支えされることになり、マイナス成長は避けられた模様だが、生産は大きく落ち込み...

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2001年04月13日

大幅に悪化した景況感3月日銀短観

1.年明け以降の景気悪化を反映今年に入ってから米国経済の減速が顕著となり株価はNY ダウもNASDAQ も大きく下落している。日本の輸出も米国経済減速の影響を...

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2001年04月13日

雇用のセイフティーネットに公務員試験の改革を

<日本経済> 3月短観では企業の景況感が大幅に悪化し、2月の景気動向指数が景気の改善と悪化の境とされる50を大きく割るなど最近の経済指標は悪化しており、景気...

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2001年04月02日

短観速報~景況感大幅に悪化・投資計画はマイナス

<今週の焦点> 景況感は大幅に悪化し、景気後退を裏付けるものとなった。大企業・製造業の業況判断DI は▲5(12月調査+10)とプラスからマイナスに転落し、大...

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2001年04月01日

何を捨てるか?

●大人になるということ高校生になったばかりのころ読んだ庄司薫の小説の中で「成長して何かになるということは一方で他の何かになる可能性を失っていくことだ」とい...

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2001年03月16日

2001年度改訂経済見通し:再びゼロ成長に転落

<2000年度1.2%、2001年度0.2%成長>2000年度の経済成長率は設備投資の増加によって実質1.2%となろう。2001 年度は、米国経済の減速から...

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2001年02月01日

中期経済見通し

■要旨1.20世紀最後の10年間日本経済は低迷を続けた。この原因は直接的にはバブル崩壊の後遺症だが、根底には第一次石油危機以後続く高齢化途上の貯蓄投資の不...

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2000年12月25日

2001年度経済見通し

日本経済は設備投資の伸びによる成長を続けている。今後は設備投資の伸びは次第に緩やかになるものの個人消費の伸びが高まって、公共投資の減少や外需の鈍化を補って...

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2000年12月13日

短観速報~先行き不透明感強まる

<今週の焦点> 業況感の改善傾向は足踏み状態となり、先行きに対する不透明感が強まった。大企業・製造業の業況判断DI は+10(9月調査+10)と改善は足踏み、...

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2000年12月08日

2001年度経済見通し消費主導の成長を目指す日本経済

<今週の焦点:200年度1.9%成長> 2000年度の日本経済は設備投資が高い伸びを示し、緩やかながら家計消費の改善がみられ、公共投資の減少を補って2.1%...

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2000年10月19日

経済対策速報~GDPを0.5%押上げ

<要旨>政府は19日「日本新生のための新発展政策」を発表した。事業規模は11兆円、今年度補正予算の規模は3兆9000億円、このうち公共事業等の社会資本整備...

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2000年10月03日

短観速報~改善続くが先行き改善幅は縮小

<今週の焦点> 企業の景況感は改善が続いている。大企業製造業の業況判断DI は+10(6月調査+3)、大企業非製造業は▲9(6月調査▲12)で改善した。製造業...

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2000年09月14日

2000年度改訂経済見通し民需主導の回復へ

<今週の焦点:2000年度2.7%成長> 99年4月を谷に始まった今回の景気回復では、企業部門の好調と家計部門の不振が対比されてきたが、家計部門も緩やかなが...

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2000年08月01日

アリとキリギリス

■intrduction蟻(あり)とキリギリスの話を知らない人はいないだろう。蟻はせっせと働いて冬の準備をしていたが、キリギリスは歌を歌って遊んでばかりい...

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2000年07月28日

ゼロ金利政策の解除

<今週の焦点:ゼロ金利政策の解除> 日銀は7月17 日の金融政策決定会合でゼロ金利政策の解除を見送った。しかし、速水総裁はその後も解除に強い意欲を示しており、...

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2000年07月25日

2000年度改訂経済見通し

2000年度の日本経済は民需中心の経済成長へと転換が進み、経済成長率は実質1.9%にまで改善しよう。企業部門の改善が消費の拡大へと結びつき、99年度の経済...

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2000年07月01日

嫉妬と傲慢

コンピュータは我々エコノミストの生産性も向上させているということは間違いない。そもそも「嫉妬」とか「傲慢」などという漢字は、読むことはできてもパソコンなし...

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2000年06月20日

2000年度改訂経済見通し「明暗二極化の解消に向かう日本経済

<2000年度改訂経済見通し>2000年度の日本経済は民需中心の経済成長へと転換が進み、経済成長率は実質1.9%にまで改善しよう。企業部門の改善が消費の拡...

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2000年06月09日

郵便貯金の満期の経済効果

<今週の焦点:定額貯金の大量満期> 4月にはじまった定額貯金の大量満期で、2ヶ月で4兆円程度の流動性の資金が家計の手元にながれこんだ。現金や流動性預金を中心...

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2000年06月01日

寝溜め、食い溜め、働き溜め?

寝溜めと食い溜めはできない。眠れない日や食べられない日に備えて、いくら良く寝たりたくさん食べたりしておいても貯金のように貯めておくことはできないということ...

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2000年05月12日

消費の先行きにバランスシート問題のカゲ

<今週の焦点:家計の硬直化> 家計支出の中で住宅ローンの返済など借入金返済の割合が高まっている。年収に対する債務の比率が上昇するなど家計のバランスシートには...

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2000年05月01日

悪化する地方財政

■intrduction悪化する財政政府の試算によれば今年度末の政府債務残高は国・地方を合わせて650兆円にものぼり、名目GDP比も130%に達する見込み...

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2000年05月01日

日本経済に足りないもの

サラリーマンの夢が社長になることにあるとすれば、ほとんどすべてのサラリーマンの夢は破れる運命にある。高齢化や組織のスリム化で部長や課長の夢ですら遠くなって...

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2000年04月14日

補正予算論議に足りない正確な情報

<今週の焦点:補正予算なしで景気は大丈夫か?> 日銀短観などに示されたとおり、設備投資は企業収益の改善を背景に回復軌道に入った。しかも、回復ペースは過去の景...

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2000年03月25日

ゼロ金利政策下の金融政策

バブル崩壊後の日本経済低迷の一因となっているマネーサプライの伸び低下を解消するために、量的金融緩和を求める声が再び強まっている。企業や家計がバランスシート...

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2000年02月01日

マネーサプライを増加させるために

■要旨(1)長期にわたる経済の不振から脱却するために、マネーサプライの伸びを高めるという「量的金融緩和」政策が再び注目を集めている。(2)しかし、バランス...

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2000年01月01日

2000年度予算で景気はどうなるか?

■intrduction2000年度予算の性格2000年度予算の景気に対する効果は、今年度に大型の補正予算があったことを考慮して考える必要がある。公共事業...

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1999年12月25日

求められるマネーサプライの増加

1.急務となっている高齢社会に向けた改革に早期に着手し、米国経済の減速の恐れに対応するためには、相当のコストを覚悟してでも急いで景気の問題を解決する必要が...

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1999年10月01日

2000年問題の経済への影響

初期のコンピュータでは記憶装置が高価だったので、容量を節約するために西暦を下2桁で表すという習慣があった。このため「00」が1900年なのか2000年なの...

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1999年09月01日

過剰生産能力と設備投資の中期的な見通し

■要旨(1)現在の過剰生産能力問題の背景には、1980 年代後半バブル期の過剰投資と、日本企業が収益性よりも規模拡大を目指す過剰投資体質だったという二つの問...

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1999年07月01日

日本人はなぜ豊かになれないか

統計で見る限り日本人は世界で最も豊かな国民の一つのはずだ。各国比較には所得をドル換算する必要がある。このため為替相場の変動の影響でも順位が変動してしまうの...

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1999年05月01日

量的金融緩和論と長期金利

■introduction量的金融緩和論の背景日銀は2月の政策決定会合で短期金利の低め誘導を強化した。このため、短期金融市場ではコールレートがほぼゼロに低...

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1998年12月25日

GDP統計速報の精度を考える -より正確な景気判断に向けて-

1.四半期毎に発表される「国民所得統計速報」(GDP統計)は景気判断の最も重要な資料だが、発表が遅いなどの問題点が指摘されてきた。2.「国民所得統計速報」...

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1997年09月25日

構造改革を迫られる日本の財政

■目次1. 財政の現状2. 財政改革の歴史3. 財政再建の論点4. 残された問題■introduction現在日本の財政は巨額の赤字を抱えており、21世紀の高齢社...

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1994年11月01日

税制改革を巡る最近の動き

<要旨>日本経済は長期的な問題として21世紀の高齢化社会への対応を図るという課題を、短期的にはパブル崩壊による経済の不振と大幅な経常黒字による...

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【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。

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