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井上 智紀のレポート
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2024年03月07日
4つの志向で読み解く消費行動-若者は「所有より利用」志向、女性やシニアは「慎重消費」志向
消費行動がコロナ禍前の形へ回復しつつある中、価値観やライフスタイルなどの消費者が本来持つ消費志向の特徴を把握することが一層、重要となっ...
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2024年01月19日
4つの志向で読み解く消費行動(1)-若者は「所有より利用」志向、女性やシニアは「慎重消費」志向
消費行動がコロナ禍前の形へ回復しつつある中、ニッセイ基礎研究所の調査を用いて、消費者が本来持つ消費志向を分析したところ、20~74歳で...
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2023年04月27日
投資経験の拡がりと今後の意向-経験者は増えるものの課題はリテラシーの向上
NISA・つみたてNISAの口座数、買付額は順調に伸びており、足元では若年層においても資産形成に向けた動きが拡がっているように見受けら...
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2023年04月27日
「第12回 新型コロナによる暮らしの変化に関する調査」 調査結果概要
マスクの着用が個人の判断にゆだねられるようになり、コロナ禍明けが見えてきた今回の調査では、これまで見られてきた「買い物手段のデジタルシ...
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2023年03月29日
世帯構造の正しい理解に向けて-世帯類型別構成比からみる世帯財市場の構造-
総務省統計局「国勢調査」より世帯類型別の分布を世帯主年齢別に分解してみると、「単独世帯」は30歳未満で突出して高くなっているほか、80...
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2023年03月27日
生活者のメディア接触の状況-メディア接触に乏しい生活者との接点構築が新たな課題になる可能性-
弊社の「新型コロナによる暮らしの変化に関する調査(以下、新型コロナ調査)」では生活行動の一貫としてメディアとの接触状況の変化についても...
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2022年12月28日
家計金融資産の状況-世代間の偏在と家計ポートフォリオの差異-
日本銀行「資金循環」によれば、5年前(2017年度末)の1,848兆円をピークに2019年度にかけて減少傾向にあった家計金融資産は、コ...
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2022年12月27日
人口構成からみる社会の変化(2)-性・年齢階層別人口の前後5年間の変化-
本稿では引き続き、2015年、2020年の国勢調査の結果および国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口(平成29年推計)」にお...
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2022年12月26日
人口構成からみる社会の変化(1)-人口ピラミッドおよび年齢3区分人口構成比からみた変化-
総務省統計局「人口推計」によれば、2021年10月1日現在の日本人人口は1億2,278万人、65歳以上人口が占める高齢化率は29.3%...
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2022年10月20日
「第10回 新型コロナによる暮らしの変化に関する調査」 調査結果概要
コロナ禍で見られてきた「買い物手段のデジタルシフト」「外食需要の中食シフト」「公共交通機関利用のパーソナルシフト」「働き方のデジタルシ...
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2022年04月21日
2020・2021年度特別調査 「第8回 新型コロナによる暮らしの変化に関する調査」 調査結果概要
調査時点では約半数がワクチンの追加接種を終え、予約済みなどもあわせた積極層は7割を超えます。一方、子どもの接種率は約1割で、接種させた...
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2022年01月20日
2020・2021年度特別調査 「第7回 新型コロナによる暮らしの変化に関する調査」 調査結果概要
オミクロン株による爆発的な感染拡大を受け、ワクチンの三回目接種が前倒しで進められています。年末の調査実施時点では、三回目接種に対して様...
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2021年10月14日
2020・2021年度特別調査 「第6回 新型コロナによる暮らしの変化に関する調査」 調査結果概要
現役世代でもワクチン接種が進み、全年代の7割以上が一回以上の接種、または予約を終えている。消極層は10.9%を占め(7月より▲7.0%...
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2021年07月21日
ワクチンパスポートの国内利用に向けて-ワクチンパスポートの国内利用には総じて肯定的であるものの、広く受容されるためには優遇措置のバランスが肝要
新型コロナウイルスワクチンの一般接種が進む中、この26日より「新型コロナウイルス感染症 予防接種証明書」の申請受付が開始されることとな...
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2021年07月20日
2020・2021年度特別調査 「第5回 新型コロナによる暮らしの変化に関する調査」 調査結果概要
ワクチン接種については過半数がしばらく様子を見たいと考えている。感染による重篤化リスクの高い高年齢ほど、すぐにでも接種したいという積極...
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2021年05月11日
コロナ禍における生活の変化(4)-「新型コロナによる暮らしの変化に関する調査」からみる生活不安の変化と地域間較差
生活実態と生活時間の変化について地域別に分析した結果を示した前稿に続き、各調査時点である6月末、9月末および収束後の生活に対する不安と...
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2021年05月07日
コロナ禍における生活の変化(3)-「新型コロナによる暮らしの変化に関する調査」からみる生活行動の変化と地域間較差
新型コロナウィルス感染症の国内における感染拡大が始まってから1年以上が経過した。本稿では、昨年12月に公表した拙稿に引き続き、昨年9月...
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2021年04月12日
2020年度特別調査 「第4回 新型コロナによる暮らしの変化に関する調査」 調査結果概要
ワクチン接種については過半数がしばらく様子を見たいと考えている。感染による重篤化リスクの高い高年齢ほど、すぐにでも接種したいという積極...
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2021年01月21日
2020年度特別調査 「第3回 新型コロナによる暮らしの変化に関する調査」 調査結果概要
感染拡大の第三波が収束しない中で、今年の年末年始休暇は、全体としてはステイホームを心がける予定の生活者が多く、感染による重篤化リスクの...
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2020年12月18日
コロナ禍における生活の変化(2)-「新型コロナによる暮らしの変化に関する調査」からみる生活不安の変化と地域間較差
生活実態と生活時間の変化について地域別に分析した結果を示した前稿に続き、各調査時点である6月末、9月末および収束後の生活に対する不安と...
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2020年12月16日
コロナ禍における生活の変化(1)-「新型コロナによる暮らしの変化に関する調査」からみる生活行動の変化と地域間較差
新型コロナウィルス感染症の国内における感染拡大に伴う緊急事態宣言から半年以上が経過した。周知の通り、緊急事態宣言の前後から今日に至るま...
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2020年11月10日
健康関連サービス・商品、継続利用のポイントは?
3月に出された緊急事態宣言から8か月が経過した。新型コロナウイルスの感染拡大にともなう外出自粛、就労環境の変化等によって、よく眠れない...
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2020年10月15日
2020年度特別調査 「第2回 新型コロナによる暮らしの変化に関する調査」 調査結果概要
7月から開始したGoToトラベルの利用者(予約済み含む)は5.2%、9月から開始したGoToイートは1.4%。検討中も含めた利用意向あ...
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2020年07月21日
コロナ禍の10代の見通し
15~19歳では、ネット通販やキャッシュレス決済、各種サービスのオンライン対応など消費行動のデジタル化は半数以上が進むと考えている。一...
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2020年07月16日
生命保険の相場感-保険料・保障額の相場感の形成要因
生命保険の保険料は性別や年齢により異なる生死あるいは罹患の確率に応じて、また、想定する運用利回りにより、それぞれ異なる。また、加入にあ...
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2020年07月16日
コロナ禍の10代の不安
最も多いのは「自分の感染」(60.2%)であり、次いで僅差で「家族の感染」(60.0%)、「友人・知人の感染」(56.9%)、「自分が...
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2020年07月14日
コロナ禍の10代で増えた行動、減った行動
ニッセイ基礎研究所では、7月3日にスマートフォン世代である15~19歳の男女420名を対象に、コロナ禍の生活行動の変化や不安などに関す...
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2020年07月09日
2020-2022年度特別調査:新型コロナによる暮らしの変化に関する調査
ニッセイ基礎研究所では、新型コロナウイルスの感染拡大によって暮らしが激変する中で、全国の20~74歳の男女約2,500名に対して、消費...
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2020年07月09日
2020年度特別調査 「第1回 新型コロナによる暮らしの変化に関する調査」 調査結果概要
緊急事態宣言中に利用が増えた「キャッシュレス決済サービス」や「ネットショッピング」は、収束後も利用増加が約2割(前者は利用者の約3割、...
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2020年05月07日
キャッシュレス決済利用者の特徴-新型コロナ禍を奇貨として利用は拡大していくのか
多様な事業者の参入や国をあげた取り組みをうけて、キャッシュレス化が進んでいる。実際に、総務省統計局「家計消費状況調査」より2019年平...
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2020年04月07日
認知症介護の実態(4)-家族介護者が求める情報
先日の拙稿 では、弊社が昨年7月に実施した「認知症介護家族の不安と負担感に関する調査 」の結果から、認知症の方の介護を担う家族介護者の経済...
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2020年03月19日
認知症介護の実態(3)-家族介護者の介護(関連)費用の負担状況
先日の拙稿では、弊社が昨年7月に実施した「認知症介護家族の不安と負担感に関する調査」の結果から、認知症の方の介護を担う家族介護者の困り...
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2020年03月13日
認知症介護の実態(2)-家族介護者の困りごとと負担感
先日の拙稿では、認知症に対して社会的な関心が高まる背景には、認知症やその前段階といわれるMCIの状態にある方の増加がある。一方で、在宅...
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2020年03月09日
認知症介護の実態(1)-認知症高齢者のボリュームと公的サービスの受給状況
認知症に対する社会的な関心が高まる中、生保業界においても認知症特化型の保険商品の発売が相次いでいる。実際に、年初からのこの2か月ほどの...
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2020年03月03日
相場感はあった方がよいのか-保険料・保障額の相場感の生命保険契約額への影響
拙稿(2020) では、保険料や保障額について相場感があるとする者の特徴を概観するとともに、こうした相場感が何によって形成されてきたかに...
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2020年02月21日
生命保険の相場感-保険料・保障額の相場感の形成要因
本稿では、消費者の保険料や保障額に対する相場感に焦点をあて、相場感を有する消費者の特徴について概観するとともに、こうした相場感を形成す...
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2019年11月08日
年金不安の陰で増加する金融トラブルー投資勧誘より優先すべき金融知識の向上に向けた取り組みー
いわゆる「老後2,000万円問題」として注目された金融審議会市場ワーキンググループの報告書については、世帯によりそれぞれ家計の状況が異...
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2019年09月06日
年金不安の影で増加する金融トラブル-投資勧誘より優先すべき金融知識の向上に向けた取り組み
8月27日、厚生労働省より公的年金の財政検証の結果が公表された。結果そのものや内容の考察については他の報道や論考に譲るが、金融審議会市...
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2019年06月17日
インターネット消費はスマホ決済が拡大!-伸びている分野と伸びない分野は?
昨年3月の拙稿では、長期に渡る通信販売市場の伸びの背景にインターネット経由での通信販売の拡大があり、なかでも単身世帯を中心とした利用者...
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2018年03月09日
通販市場は10年間で約2倍に-背景にある世代を超えたインターネット通販の拡大
(公社)日本通信販売協会(JADMA)の調査によれば、2016年度の通信販売市場の売上高は6兆9,400億円と、前年比6.6%増、金額...
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2017年12月04日
未婚率は本当に上昇していないのか?
拙稿(2016)では、国勢調査の結果を用いた未婚率の推移の比較から、2010年から2015年にかけて20代の未婚率および生涯未婚率は上...
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2017年11月29日
高齢世帯における消費の状況-支出の内訳から考える高齢世帯における生活の変化
先日公開した拙稿では、近年、個人消費においても存在感を高めている高齢世帯に焦点をあて、総務省統計局「家計調査」を対象としたオーダーメイ...
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2017年11月21日
高齢世帯における家計の状況-就業状況・資産運用により異なる高齢世帯の家計収支
本稿では、近年、個人消費においても存在感を高めている高齢世帯に焦点をあて、総務省統計局「家計調査」を対象としたオーダーメイド集計を利用...
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2017年07月06日
金融リテラシーは向上しているか-優先すべきは消費者視点に基づくチャネルの位置づけの再考
金融庁金融研究センターに設置された「金融経済教育研究会」が2013年4月に取りまとめ、公表した「金融経済教育研究会報告書」を踏まえて同...
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2017年07月03日
チャネル多様化の進展状況-保険ショップ・FPチャネルにおける加入行動の変化の状況
足下の保険ショップの店舗数は、全体としては約2千店と概ね横ばいの状況にある。仮に、保険ショップ1店舗あたりの保険販売従事者が10人とす...
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2017年03月17日
長時間働いているのは誰か-生活時間からみる労働負担偏重の状況
「働き方改革」に関する議論が注目されている。各種報道においても指摘されているように、今回の労使合意に基づけば、残業時間の上限特例が定め...
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2017年02月16日
高齢者の社会参加は十分か-65歳以上高齢者の就業状況の変化
総務省統計局の「労働力調査」によれば、高齢者、特に65~74歳における就業率は、男女とも概ね一貫して上昇しており、特に60代後半の男性...
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2017年01月17日
「保険」との適切な距離感とは-「生活保障調査」からみる若年加入者の加入状況の変化
他の業界同様、保険においても若年層の「○○離れ」が喧伝されてきた。一方で、各種調査にみられるように結婚や出産といったライフイベントを経...
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2016年12月15日
資産の世代間移転の状況-現役世代への資産移転は進んでいるか
わが国の家計金融資産は、かねてより高齢世帯に集中しており、現役世帯への資産移転が進んでいないことが、家計消費低迷の一因として指摘されて...
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2016年11月15日
資産形成は進んでいるか-全国消費実態調査からみる家計貯蓄の変化
拙稿(2016)では、家計支出の変化から家計における「消費離れ」は世代を問わず進んでおり、足下の消費を控えつつ、将来を見据えた資産形成...
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2016年10月21日
消費から離れているのは誰か-全国消費実態調査からみる家計消費の変化
個人消費の低迷が喧伝されるようになって久しい。特に若年層については、商品・サービスのみならず生活上のあらゆる局面において「若者の○○離...
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2016年09月15日
スマートフォンは金融サービスを変えるか-スマートフォンを介した金融サービス利用者の特徴と利用実態
近年、急速に普及が拡大してきたスマートフォンは、近年では中高年層における利用の拡大が目立つようになっている。一方、すでに成熟期に入って...
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2016年09月07日
雇用促進だけではダメ!?地域活性化のカギは○○が移住したくなる街づくりだ-国勢調査からみる5年間の都道府県別人口移動の状況
総務省統計局より順次結果の公表が続いている「平成27年 国勢調査」によれば、わが国の2015年10月現在の総人口は1億2,711万人と、...
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2016年08月16日
未婚化・晩婚化はどこまで進む?-国勢調査からみる未婚率の状況
少子化の要因の一つとして、未婚化・晩婚化の進展が叫ばれるようになって久しい。国立社会保障・人口問題研究所の「第14回出生動向基本調査」...
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2016年07月20日
明暗が分かれる地方移住の促進-国勢調査からみる5年間の都道府県別人口移動の状況
今年の2月末以降、総務省統計局より順次結果の公表が続いている「平成27年 国勢調査」によれば、わが国の2015年10月現在の総人口は1...
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2016年05月16日
比較・推奨販売の有効性-加入検討時の「比較」にはどのようなメリットがあるか
改正保険業法の施行は今月末と目前に控えている。施行後は、保険募集に際して顧客のニーズを把握する「意向確認義務」や「情報提供義務」が課さ...
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2016年04月14日
金融リテラシーは向上しているか―優先すべきは消費者視点に基づくチャネルの位置づけの再考―
本稿では、金融広報中央委員会が設置している「金融経済教育推進会議」およびその構成団体における諸取組やNISA等を利用したリスク商品への...
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2016年03月18日
【人口減少社会・国内市場の縮小】現状を変えるヒントは「消費者の心を掴む商品価値」にあり!
先月末に公表された2015年国勢調査の速報集計では、わが国の人口は1億2,711万人と前回(2010年)に比べ95万人ほどの減少と、人...
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2016年03月07日
授かり婚は増えている?減っている?-データで見える新婚家庭の子作り事情
年初に厚生労働省より公表された「平成27年(2015)人口動態統計の年間推計」によれば、昨年1年間の出生数は100万8,000人、20...
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2016年01月19日
授かり婚は増えている?減っている?-データで見える新婚家庭の子作り事情
年初に厚生労働省より公表された「平成27年(2015)人口動態統計の年間推計」によれば、昨年1年間の出生数は100万8,000人、20...
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2016年01月08日
「高齢者」やめませんか
総務省統計局の「人口推計」によれば、わが国の65歳以上の高齢者人口は10月1日現在で約3,386万人、高齢化率は26.7%となっている...
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2015年11月13日
「高齢者」やめませんか-「高齢者」の再定義こそ高齢者からの支持獲得への近道
総務省統計局が毎月公表している「人口推計」によれば、わが国の65歳以上の高齢者人口は10月1日現在の概算値で約3,386万人、高齢化率...
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2015年10月19日
保険ショップ・FPチャネルの動向-利用者の特徴と支持される背景要因
■要約本稿では、近年、急速に存在感を増しつつある保険ショップや独立系FPに着目し、両チャネル利用者の特徴について概観するとともに、加入...
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2015年10月07日
企業のSNS活用状況は-企業間に拡がる潜在的なSNSの経験較差
総務省情報通信政策研究所が5月に公表した「平成26年 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」によれば、消費者の主なメディアの...
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2015年09月15日
「保険離れ」しているのは誰か-求められる「おひとりさま」に必要な保障の訴求・提供
若者の保険離れが云われるようになって久しい。2013年の拙稿では、若年層の生命保険の加入要因について分析した結果、生命保険への加入状況...
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2015年08月11日
企業のSNS活用状況は-企業間に拡がる潜在的なSNSの経験較差-
総務省情報通信政策研究所が5月に公表した「平成26年 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」1によれば、消費者の主なメディ...
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2015年06月05日
NISAの現状と今後の課題-利用拡大に欠かせない金融機関からの情報提供の充実
1―NISA(少額投資非課税制度)の普及状況と本稿の目的金融庁の「NISA口座の開設・利用状況等調査」によれば、この1年間にNISA口...
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2015年05月15日
消費者にどこまで接近できるか?-情報を「届ける」時代から「取りに来てもらう」時代へ-
消費者との接点の持ち方が難しくなっている。(株)電通が毎年公表している「日本の広告費」によれば、マスコミ4媒体のいわゆるマス広告にかけ...
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2015年04月10日
NISAの現状と今後の課題-利用拡大に欠かせない金融機関からの情報提供の充実
■要約本稿では、NISAの利用者像や家計のポートフォリオへの影響を確認するとともに、今後活用を促進していくために求められる取り組みにつ...
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2015年03月10日
花粉症から卒業できる日はくるか―家計支出にも現れる、花粉症の影響―
気づけば卒業のシーズンを迎えている。FacebookなどのSNS上でも、自身の、あるいは、家族の卒業を祝う投稿が散見されるようになって...
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2015年02月06日
高齢期の社会的孤立の予防策-ニッセイ基礎研究所「長寿時代の孤立予防に関する総合研究」より
誰にも看取られることなく最期を迎える「孤立死」。その数は年間約3万人と推計される。日本は世界が羨む長寿大国になった一方で、孤立死を含め...
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2015年01月15日
顧客の苦情を生まないためには-「まあ満足」では不十分!苦情の削減には高い満足が重要
生命保険協会にて公開されている、平成26年度上半期の生保各社の苦情受付件数と個人保険保有件数から苦情の発生確率を求めると、全43社の合...
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2014年10月09日
「顧客との価値共創」は可能か?
近年、マーケティングにおいては、「これからの企業の成長には顧客との価値共創が不可欠である」といった意見がみられるようになってきた。こう...
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2014年08月14日
生活保護受給世帯増加の主因は?-貧困の連鎖を断ち切るためにも「就労支援」への取組強化を-
■要旨7月半ばに公表された「平成25年 国民生活基礎調査の概況」によれば、我が国の相対的貧困率は、全体の16.1%に対し、ひとり親と子...
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2014年05月15日
アフターフォローとしての確認活動は有益か-消費者側からみた契約後の確認活動の評価と効果
■要約本稿では、アフターフォローとしての確認活動が実際にどのように行われており、その結果どのような効果を産んでいるのかについて、消費者...
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2014年04月09日
保険の検討、初めにすべきことは-「基本的ルール」整備を機に考える「顧客自身のニーズ検討」の重要性
先日閣議決定された「保険業法の一部を改正する法律案」では、保険会社をめぐる経営環境が大きく変化している状況を踏まえ、保険の信頼性確保に...
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2014年01月16日
保険ショップに死角はないか-求められるサービス品質の維持・向上に向けた取り組み
商店街や大型商業施設のなかで、保険ショップを見ることが珍しくなくなった。実際に、ショッピングモールなどには必ずといっていいほど出店され...
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2013年11月15日
家計金融資産はどこに向かうのか - 金融機関は選択基準の世帯間差異を読み解けるか
既に各処で報道されているとおり、先日公表された金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査」によれば、二人以上世帯の世帯あたり...
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2013年11月12日
生保加入検討行動は変わったか -「能動的顧客」は質的・量的に変化しているのだろうか
■要旨本稿では、筆者らが2009年に発表した弊社発行のレポートにおいて示した「能動的顧客」について、その後の動向を明らかにするとともに...
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2013年09月12日
世帯の金融資産保有の状況と貯蓄・投資先の動向
■要旨金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査」によれば、金融資産を保有している世帯の割合は9割前後を示していた20年前に...
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2013年07月12日
自治体の婚活支援策は少子化対策の切り札になりえるか
■要旨厚生労働省が先月初めに公表した「平成24年人口動態統計月報年計(概数)の概況」によれば、2012年の合計特殊出生率(以下、TFR...
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2013年05月15日
「女性手帳」で子どもは増えるか -「女性手帳」批判から考える説得的コミュニケーションのあり方
内閣府の少子化危機突破タスクフォースの中で取り上げられた、いわゆる「女性手帳」の配布について、各処で批判の声があがっている。主要な批判...
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2013年04月15日
若年層の生保加入の状況と要因 -就労形態の差異を考慮したコミュニケーションの必要性-
若年層が生保離れしていると言われるようになって久しい。この背景としては、非正規雇用者の増加や所得の伸び悩み、家族形成に関する意識や実態...
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2013年03月07日
「人生90年時代」は到来するか -「平成22年都道府県別生命表の概況」より
1――完全に定着した「人生80年時代」 1│都道府県別の平均余命先月28日に厚生労働省が公表した「平成22年都道府県別生命表の概況」によ...
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2013年03月06日
人口減少下における経営戦略と企業業績 -ニッセイ景況アンケート 2013年1月調査より-
日本生命保険(相)とニッセイ・リース(株)は、36回目となる「ニッセイ景況アンケート調査(2012年度下期調査(2013年1月実施、回...
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2013年02月25日
ニッセイ景況アンケート調査結果-2012年度下期調査
■調査結果のポイント◆安倍政権の景気刺激策への期待感から企業の景況感の先行きは小幅改善◆今後の経営戦略として、7割の企業が国内外におけ...
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2012年12月27日
「地域ブランド」を確立させるには
2006年に創設された地域団体商標制度は、「地域ブランド」の構築を目指す地域の事業者への周知が進んでおり、特許庁への商標出願件数も20...
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2012年11月29日
トリプルメディアと消費者-生保加入検討プロセスにおけるトリプルメディアの利用状況
■見出し1――はじめに2――生命保険に関する情報源の利用状況とトリプルメディアへの分類3――直近5年以内加入者の生保加入検討プロセスと...
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2012年10月30日
環境整備は「保険比較サイト」の規制で十分か―消費者力を高める取り組みの必要性―
金融審議会の「保険商品・サービスの提供等の在り方に関するワーキング・グループ(以下、WG)」では、(1)近年急速に存在感を増しつつある...
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2012年10月09日
高齢者市場のライフスタイル・セグメンテーション
■見出し1――はじめに2――高齢者市場のライフスタイル・セグメンテーション3――セグメント別の高齢者市場の特徴4――結果の総括とインプ...
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2012年09月28日
シニア市場をどう開拓するか-シニア市場が迫る「顧客視点経営」への転換
「シニア市場の開拓」が消費者向け(BtoC)ビジネスを展開する様々な業界、企業の壁を超えて共通する課題となって久しい。人口減少下の国内...
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2012年08月23日
消費生活における弱者は誰か~消費トラブルの多寡から考える消費者教育の重要性~
今月10日、衆議院本会議で「消費者教育の推進に関する法律1」が成立した。筆者は法律は専門外であるため内容の詳細は別に譲るが、多様な商品...
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2012年07月23日
類型別世帯数および所得の動向-「平成23年 国民生活基礎調査の概況」より
■見出し1――世帯数と世帯人員数の状況 1|世帯構造および世帯類型の状況 2|高齢者世帯の状況 3|児童がいる世帯の状況2――各種世帯の所得...
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2012年07月02日
出生・死亡、婚姻・離婚の概況-「平成23年人口動態統計月報年計(概数)の概況」より
■見出し1――出生・死亡の状況 1|昨年1年間にわが国の人口は約20万人の自然減 2|第一子出生時の母の平均年齢は30.1歳に 3|50年以...
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2012年06月28日
高齢者市場のライフスタイル・セグメンテーション
■見出し1――はじめに2――高齢者市場のライフスタイル・セグメンテーション3――セグメント別の高齢者市場の特徴4――結果の総括とインプ...
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2012年06月05日
Facebookで企業は変われるか-ソーシャルメディアの活用が問いかける企業の姿勢
米国の調査会社であるSocialbakers社が公表している統計1によれば、わが国のFacebook利用者数は約900万人に達し、世界...
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2012年04月18日
一人暮らし高齢者・高齢者のみ世帯の生活課題とその支援方策に関する調査研究報告書
■目次第1章 要旨第2章 調査研究概要第3章 先進自治体の取り組みと直面する課題~先進自治体の座談会から~第4章 自治体における取り組みの実態...
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2011年10月17日
平成23年度 老人保健健康増進等事業(厚生労働省)事業採択について
■見出し・認知症を有する人への適切な支援に資する認知症ケアモデルの研究・一人暮し高齢者・高齢者世帯の生活課題とその支援方法に関する調査...
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2011年09月26日
高齢化の影で進む社会の変化
6月末に公表された平成22年国勢調査の抽出速報集計によれば、わが国の高齢化率は23.2%と、ほぼ4人に1人が高齢者という時代を迎えてお...
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2011年09月21日
「顧客起点」とはどういうことか
とあるブログの記事から、「Undercover Boss」というTV番組の存在を知り、先日ようやく視聴することができた。この番組は、一般...
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2011年04月21日
「セルフ・ネグレクトと孤立死に関する実態把握と地域支援のあり方に関する調査研究報告書」(平成22年度老人保健健康増進等事業)
■見出し第1章 要旨第2章 調査研究概要第3章 全国における高齢者の孤立死数の推計と孤立死の具体像第4章 セルフ・ネグレクトの実態と孤立死との...
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2009年11月25日
サイコグラフィック変数を用いた新たな顧客セグメントの検討 -生保への関与・知識に基づく顧客セグメント試案-
1企業のマーケティングにおいて、セグメンテーションはターゲッティング、ポジショニングとともに不可欠のものとされている。生保においても、...
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2009年09月25日
生保加入後のサービス・情報提供の現状と意向
本格的な人口減少社会を迎える中、既存顧客をいかに維持していくかは、生命保険事業においても経営上の大きな関心事になっているものと思われる...
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2009年09月02日
消費者庁設置を契機に目指すべき「顧客視点」経営
9月1日、「消費者庁」ならびに消費者行政全体を監視する「消費者委員会」が設置された。消費者行政を一元的に担う新たな組織がどのように機能...
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2009年03月25日
金融マーケティングにおけるセグメンテーション -生保加入時の能動的行動に注目して-
1本稿は、筆者らが金融・保険商品にかかわる消費者行動を定点的に観察している中で、近年目立っている「自ら調べた情報をもとに会社や商品を比...
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2008年12月26日
金融リテラシー計測に関する試論と考察 -生命保険知識の分析から-
金融サービスの利用に限らず、様々な消費経験の積み重ねにより、人々は消費者として「成熟化」しつつある。金融システムの高度化・複雑化の中で...
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2008年10月24日
消費者コミュニケーションは携帯で
総務省発行の「平成20年版 情報通信白書」によれば、インターネットの人口普及率は平成19年末時点で69.0%と推定されている。これに対...
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2008年08月25日
消費者は保険知識を有しているか
■目次1--------はじめに2--------消費者の知識と知識格差3--------知識格差がもたらすもの4--------求め...
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2007年12月26日
実現が待たれる保険の比較情報提供
■目次1.保険でも拡がりをみせる比較2.比較検討する消費者は、全体のおよそ2割3.他社比較の効用4.生保会社にとっての効用は5.双方の...
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2007年08月22日
「誰でも入れる保険」はすべての消費者にやさしい保険か?
医療保険を中心として生保各社は商品開発にしのぎを削っている。最近の傾向としては、加入時の条件や保険金・給付金の支払要件をシンプルにして...
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2007年07月10日
保険の比較情報提供は消費者の意思決定を支援できるか
昨年6月に金融庁の保険商品の販売勧誘のあり方に関する検討チームより提出された最終報告を受けて、生損保の各協会および外国損保協会の3協会...
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2007年06月25日
生命保険加入プロセスにおける考慮集合の形成と満足構造
1消費者が生命保険加入時に形成する考慮集合のサイズは、認知段階である知名集合で20 社程度、具体的に加入を検討する会社数である想起集合で...
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2007年01月25日
金融機関のイメージ評価と金融行動
金融サービスをめぐる競争の激化、消費者の金融商品選択行動の変化の中で、金融機関においてもブランド戦略の重要性が増しつつある。消費者の金...
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2006年01月25日
消費者の金融商品選択行動に対する新たな視座
本稿では、消費の購入プロセス(ヒューリスティクス)により消費者を類型化し、取引金融機関との関係性等、実際の金融行動や意向について、差異...
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2005年09月25日
中高年生活者のリスク性金融商品利用に関する一考察 -金融行動の成熟度と投資余力による類型化をもとに-
1.金融知識・判断力と投資余力の面から中高年生活者を類型化し、各類型あるいは、類型間のシフトとリスク性商品選好度の関連を分析し、今後金...
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2003年11月25日
中高年世帯と介護の現状
介護保険制度については、2005年の制度改正に向けた議論が活発化している。これまで介護保険財政面からの検証、要介護者の状況や介護の質の...
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