2012年11月30日

社会保障制度改革国民会議の前に - 社会保障・税一体改革と年金・医療・介護の関係

阿部 崇

保険研究部 上席研究員・年金総合リサーチセンター 公的年金調査室長 兼任 中嶋 邦夫

このレポートの関連カテゴリ

文字サイズ

■見出し

1―― 一体改革と年金・医療・介護の関係
2―― 一体改革で年金・医療・介護の“何が検討され”、“何が決まり”、“何が積み残された” のか
3―― 社会保障制度改革国民会議に向けて

■introduction

2012年8月に「社会保障・税一体改革」関連8法案が可決成立した。もっとも、2010年10月の政府・与党社会保障改革推進本部の設置から、2011年7月の「成案」閣議報告、2012年2月の「大綱」閣議決定、同年6月の民主・自民・公明の「3党合意」など、約2年に及ぶ紆余曲折の議論を経て、結局のところ“何が検討され”、“何が決まり”、“何が積み残された”のかが判然としない、というのが一般的な印象ではないだろうか。

本稿では、年金・医療・介護の3つの社会保険制度に的を絞り、社会保障・税一体改革の流れの中で“何が検討され(項目)”、“何が決まり(決定)”、“何が積み残された(課題)”のかについて、社会保障制度改革国民会議の前に整理したい。
40327_ext_15_1.jpg
Xでシェアする Facebookでシェアする

このレポートの関連カテゴリ

阿部 崇

保険研究部

中嶋 邦夫 (なかしま くにお)

公式SNSアカウント

新着レポートを随時お届け!
日々の情報収集にぜひご活用ください。

週間アクセスランキング

レポート紹介

【社会保障制度改革国民会議の前に - 社会保障・税一体改革と年金・医療・介護の関係】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。

社会保障制度改革国民会議の前に - 社会保障・税一体改革と年金・医療・介護の関係のレポート Topへ