2014年01月16日

アベノミクスが迫る、年金財政の詰め-いよいよ、マクロ経済スライドの終了・復活手順の検討が必要に

保険研究部 上席研究員・年金総合リサーチセンター 公的年金調査室長 兼任 中嶋 邦夫

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■要旨

前回の公的年金(以下では、厚生年金と国民年金を指す)の財政検証から、間もなく丸5年となる。今年中に行われる今回の財政検証にはアベノミクスが反映されるため、前回よりマクロ経済スライドの終了見込みが早まる可能性がある。いよいよ、マクロ経済スライドの終了手順と復活手順を詰める時期が来たのではなかろうか。政治問題となる前に、審議会(年金部会)での十分な検討を期待したい。

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保険研究部   上席研究員・年金総合リサーチセンター 公的年金調査室長 兼任

中嶋 邦夫 (なかしま くにお)

研究・専門分野
公的年金財政、年金制度全般、家計貯蓄行動

(2014年01月16日「基礎研レター」)

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【アベノミクスが迫る、年金財政の詰め-いよいよ、マクロ経済スライドの終了・復活手順の検討が必要に】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。

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