- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 経済 >
- 米国経済 >
- 米8月住宅販売:新築・中古とも増加するも、金利上昇への懸念持続
8月の米住宅販売は、前月比では新築一戸建て販売が前月比7.9%、中古販売が1.7%といずれも増加し、特に、中古販売では6年半ぶりの高水準へと続伸した。ただし、新築販売では前月の急落(同▲14.1%)分の半分を持ち直したに過ぎず、中古販売でも、統計上のラグにより新築販売に2ヵ月程度遅れて出てくる金利上昇の影響でピークアウトが懸念されている。
販売価格でも、新築では4月、中古では6月をピークに頭打ちの傾向が窺える。金利動向に敏感な住宅市場では、最近の金利上昇の影響への警戒が強く、今後のローン金利の動向次第では回復にブレーキがかかる可能性に留意しておきたい。
このレポートの関連カテゴリ
土肥原 晋
研究・専門分野
公式SNSアカウント
新着レポートを随時お届け!日々の情報収集にぜひご活用ください。
新着記事
-
2024年04月19日
しぶといドル高圧力、一体いつまで続くのか?~マーケット・カルテ5月号 -
2024年04月19日
年金将来見通しの経済前提は、内閣府3シナリオにゼロ成長を追加-2024年夏に公表される将来見通しへの影響 -
2024年04月19日
パワーカップル世帯の動向-2023年で40万世帯、10年で2倍へ増加、子育て世帯が6割 -
2024年04月19日
消費者物価(全国24年3月)-コアCPIは24年度半ばまで2%台後半の伸びが続く見通し -
2024年04月19日
ふるさと納税のデフォルト使途-ふるさと納税の使途は誰が選択しているのか?
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2024年04月02日
News Release
-
2024年02月19日
News Release
-
2023年07月03日
News Release
【米8月住宅販売:新築・中古とも増加するも、金利上昇への懸念持続】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
米8月住宅販売:新築・中古とも増加するも、金利上昇への懸念持続のレポート Topへ