2018年07月02日

肥満傾向の都道府県差~成人は最大で5kg程度の差

保険研究部 准主任研究員・ヘルスケアリサーチセンター兼任   村松 容子

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■要旨

高齢化が進む中、国は、国民のQOL(生活の質)向上や医療費の削減のために、健康増進政策を行っている。その1つに、生活習慣病患者、およびその予備群を早期に発見し、重症化を予防しようとするものがある。2008年度からはじまった特定健診・保健指導(いわゆる「メタボ健診」)が代表的だ。

生活習慣病の発見に利用されているのが「肥満度合」である。これは、糖尿病や高脂血症、高血圧、痛風など多くの生活習慣病が内臓脂肪型1の肥満と関係するとされているからだ。しかし、内臓脂肪は簡単には測定できないため、腹囲やBMIで内臓脂肪の量に目途をつけるのが一般的となっている2

BMI(体重[kg]/身長[m]の2乗)は、日本では25 kg/m2以上が肥満3、18.5 kg/m2未満が痩せすぎと定義されており、国内で地域による特性があることが知られている。
本稿では、BMIの推移、地域差、および子どもの肥満の地域差について紹介する。
 
1 CTスキャンでおへその位置で体を輪切りにしたときの内臓脂肪面積が100cm2を超えている場合に注意が必要である。
2 BMIが高くても、必ずしも内臓脂肪が多いわけではない。「かくれ肥満」等と言われるように、BMIや腹囲が標準的であっても内臓脂肪が多く、生活習慣病を発症する例も多い。
3 WHO(世界保健機関)では、BMI25 kg/m2以上を過体重、30 kg/m2以上を肥満としている。しかし、アジアではBMI25以下でも2型糖尿病や循環器疾患の発生リスクが高いことから、日本では25以上を肥満としている。


■目次

1――国全体の平均BMIの推移(成人)
2――都道府県別 平均BMI(成人)
3――都道府県別 肥満傾向児の割合(子ども)
4――まとめ
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保険研究部   准主任研究員・ヘルスケアリサーチセンター兼任

村松 容子 (むらまつ ようこ)

研究・専門分野
健康・医療

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