2018年05月28日

初婚・再婚別にみた「年の差婚の今」(下)-未婚少子化データ考-変わり行く2人のカタチ

生活研究部 研究員   天野 馨南子

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■要旨

日本が第2次世界大戦に敗戦した1945年から約70年。
女性に財産権さえなかった戦前から、敗戦という形で、日本の結婚のカタチは改革を迫られた。
 
本稿の分析からは、納得の上というよりも「あるべき姿」を外から与えられる形で、大日本帝国憲法における「家長制に基づく結婚」から、2人の合意に基づく日本国憲法の自由恋愛を受け入れた日本の姿が垣間見えなくもない。
 
「敗戦による価値観ちゃぶ台返し改革結婚形態」が、その後長く、「自由恋愛」の建前と「家長制」の本音の乖離を生み、その中で苦しむ男女の2人の姿もあったかと思われる。
 
今回の年の差婚分結果からは、約70年の時を超えて、その本音と建前の間で生じた社会の歪(ひずみ)に一度ははまった結婚が、離婚をへて、その一部は再婚という形で解消されてきているようにも見えなくもない。
 
初婚のみならず、再婚も含めた年の差婚分析の中に垣間見える、「結婚形態の一極集中の解消」に向かうニッポンの新たな夫婦の姿を読者に少しでも示唆できたなら幸いである。

■目次

はじめに-4組に1組の「重要プレーヤー」に昇格
1――初婚・再婚組み合わせ別にみた夫婦の年下・年上の傾向
2――初婚・再婚組み合わせ別にみた年の差の詳細
  1|夫が再婚、妻が初婚のケースは夫側の年齢が妻の年齢より顕著に高い
  2|「年齢格差婚」は再婚者が優勢
3――過去の結婚経験はどう反映されているか
4――初婚・再婚別にみた「年の差婚の今」(下) のおわりに
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生活研究部   研究員

天野 馨南子 (あまの かなこ)

研究・専門分野
少子化対策・女性活躍推進

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