医療・ヘルスケア
2018年07月09日

運動したら、健康になれるの?

保険研究部 主任研究員・ヘルスケアリサーチセンター兼任 村松 容子

文字サイズ

■要旨

日ごろの体調や生活習慣に関する最大の課題が「運動不足」である。肥満防止、ストレス解消、高齢期の運動機能の維持など、運動には様々な役割があることが知られており、運動による健康維持・改善への期待は大きいと思われる。それにもかかわらず、運動を実施している人の割合は、60歳以上では増加傾向にあるものの、60歳未満ではどちらかと言えば低下している。

60歳未満では、特に男性で肥満予防のための運動への関心が高いと思われる。そこで、本稿では、40~50歳代の軽い肥満状態(BMIが25以上30未満)の人を対象とした運動実施とBMIの改善状況を紹介する。

■目次

1――「運動不足」が最大の健康課題である
2――運動によってBMIが改善する可能性
  1|40歳以上男性の3割程度が「肥満」
  2|BMI改善者は、5年間で運動実施率が上昇
3――実際の運動習慣
Xでシェアする Facebookでシェアする

保険研究部   主任研究員・ヘルスケアリサーチセンター兼任

村松 容子 (むらまつ ようこ)

研究・専門分野
健康・医療、生保市場調査

経歴
  • 【職歴】
     2003年 ニッセイ基礎研究所入社

公式SNSアカウント

新着レポートを随時お届け!
日々の情報収集にぜひご活用ください。

週間アクセスランキング

レポート紹介

【運動したら、健康になれるの?】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。

運動したら、健康になれるの?のレポート Topへ