2018年01月09日

WeWorkのビジネスモデルと不動産業への影響の考察(1)-Amazonを参考にプラットフォーマーという視点からの分析

金融研究部 研究員   佐久間 誠

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■要旨

不動産業にも、技術革新による付加価値創造を目指す「不動産テック」の波が押し寄せており、最近ではプラットフォーマーと見做される企業も現れ始めた。その中でも注目を集めている企業が、米コワーキングスペース大手のWeWorkである。他のプラットフォーマーが多くの産業に破壊的イノベーションをもたらしたように、WeWorkも不動産業を変革するのだろうか。また変革をもたらすとすれば、不動産業をどのように変えるのだろうか。

本稿では2回に分けて同社のビジネスモデルや不動産業界への影響を読み解く。同社はコワーキングスペースというオフラインの事業とプラットフォームというオンラインの事業を併せ持つなど、プラットフォーマーとしてAmazonと似通っている点が多い。そこで第1回では、Amazonを参考にプラットフォーマーの特徴や既存業界への影響などを整理し、プラットフォーマーのビジネスモデルが既存の不動産業と大きく異なることを示す。

■目次

1. はじめに:プラットフォーマーの脅威
2. プラットフォーマーの特徴と影響
  (1)プラットフォームとは:プラットフォーマーへと進化を遂げたAmazon
  (2)プラットフォームの経済性:経済性に裏打ちされたAmazonのビジネスモデル
  (3)プラットフォームとビッグデータ:Amazonに蓄積される膨大なデータ
  (4)プラットフォーマー台頭の背景
    :産業構造のレイヤー化が育んだプラットフォーマー
  (5)バリューチェーンの中抜き:拡大し続けるプラットフォーマーによる市場独占
  (6)プラットフォームにおける戦略的論点
    :プライシング戦略とオープン・クローズド戦略
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金融研究部   研究員

佐久間 誠 (さくま まこと)

研究・専門分野
不動産市場、金融マーケット

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