- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 経営・ビジネス >
- 企業経営・産業政策 >
- 政策保有株式削減の進捗状況-進む損害保険、出遅れる銀行
政策保有株式削減の進捗状況-進む損害保険、出遅れる銀行
金融研究部 主任研究員・年金総合リサーチセンター・ジェロントロジー推進室・ESG推進室兼任 高岡 和佳子
3メガバンクは、2015年3月末時点から3~5年で少なくとも3割程度の政策保有株式を削減することを目標としている。政策保有株式の削減にあたり、取引関係の重要性や、取引先企業の成長性等を鑑み、売却対象となる銘柄が選定される。3メガバンクはいずれも、売却対象銘柄と判断された場合も、市場への影響や、発行体の財務戦略など様々な事情を考慮の上、売却する方針を掲げている。
当レポートでは、政策保有銘柄の数が多かった企業(主に、金融機関)を中心に、政策保有株式削減の進捗状況を確認する。その結果、3メガバンクを含む銀行業界の政策保有株式削減が、他業界に比べて出遅れていることを確認した。
■目次
1――政策保有に関する方針は各社各様である
2――大株主情報を用いて確認する理由と調査対象データの分類
3――調査結果
1|分析対象データから分かること~一握りの企業がハブ機能を担う
2|調査結果からわかること~3メガバンクの政策保有株式の削減は多少遅れ気味
3|個社別調査結果からわかること~進む損害保険、出遅れる銀行
4――最後に
03-3512-1851
- 【職歴】
1999年 日本生命保険相互会社入社
2006年 ニッセイ基礎研究所へ
2017年4月より現職
【加入団体等】
・日本証券アナリスト協会検定会員
公式SNSアカウント
新着レポートを随時お届け!日々の情報収集にぜひご活用ください。
新着記事
-
2024年04月19日
しぶといドル高圧力、一体いつまで続くのか?~マーケット・カルテ5月号 -
2024年04月19日
年金将来見通しの経済前提は、内閣府3シナリオにゼロ成長を追加-2024年夏に公表される将来見通しへの影響 -
2024年04月19日
パワーカップル世帯の動向-2023年で40万世帯、10年で2倍へ増加、子育て世帯が6割 -
2024年04月19日
消費者物価(全国24年3月)-コアCPIは24年度半ばまで2%台後半の伸びが続く見通し -
2024年04月19日
ふるさと納税のデフォルト使途-ふるさと納税の使途は誰が選択しているのか?
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2024年04月02日
News Release
-
2024年02月19日
News Release
-
2023年07月03日
News Release
【政策保有株式削減の進捗状況-進む損害保険、出遅れる銀行】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
政策保有株式削減の進捗状況-進む損害保険、出遅れる銀行のレポート Topへ