2017年10月03日

欧州保険業界におけるM&Aの動向-2012年~2016年の動向 M&Aから見える欧州保険業界-

松岡 博司

このレポートの関連カテゴリ

文字サイズ

■要旨

2012年から2016年の間に、総額640億ドルに及ぶM&Aが、欧州の保険会社(およびその海外子会社)を買い手または売り手として実施された。

M&Aの実施規模が大きかったのは2014年と2015年である。

本稿では、総額640億ドルのM&A案件を属性に応じ、「1つの国の国内市場内での統合」、「先進国の保険会社間の国境を越えたM&A」、「ロンドン市場(ロイズ)の保険会社を対象としたM&A」、「欧州の保険会社と新興市場の保険会社を含むM&A」、「ランオフ取引(事業の売却)」、という5タイプに分類し、今後の動向を考察する。

■目次

1――各年の欧州保険会社M&Aの動向
2――M&Aのタイプ別分布状況(2012年~2016年5年間総合、金額の分布状況)
  1|5つのタイプに分類した分布状況
  2|タイプ別の状況
3――タイプ分布の時系列変化
さいごに
Xでシェアする Facebookでシェアする

このレポートの関連カテゴリ

松岡 博司

研究・専門分野

公式SNSアカウント

新着レポートを随時お届け!
日々の情報収集にぜひご活用ください。

週間アクセスランキング

レポート紹介

【欧州保険業界におけるM&Aの動向-2012年~2016年の動向 M&Aから見える欧州保険業界-】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。

欧州保険業界におけるM&Aの動向-2012年~2016年の動向 M&Aから見える欧州保険業界-のレポート Topへ