2017年09月04日

最近の人民元と今後の展開(2017年9月号)~党大会後の人民元レートはどうなるのか?

経済研究部 上席研究員   三尾 幸吉郎

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■要旨
 
  • 8月の人民元レート(スポット・オファー、中国外貨取引センター)は米ドルに対して上昇、8月末は前月末比2.1%上昇の1米ドル=6.5910元で取引を終えた。16年11月の米大統領選でトランプ氏が当選して以降、人民元は16年12月に付けた同6.9710元を下限とし、17年1月に付けた同6.8498元を上限とするボックス圏で推移していたが、5月31日にはその上限を突破、8月末には同6.6元の大台を突破して、約1年3ヵ月ぶりの高値となっている。
     
  • 17年末に向けての人民元レートは、米中の長期金利差は縮小しないと見て、米ドルに対してボックス圏でほぼ横ばいの動きと予想している。また、想定レンジは引き続き1米ドル=6.5~6.9元(1元=16~17円)としている。10月開催の党大会後にも15年8月とは逆方向の「人民元ショック」が起きて、人民元が米ドルに対して急上昇するリスクは残る。しかし、ユーロがさらに上昇すれば、回復基調にある欧州経済に水を差してテーパリングが危うくなる。ローソク足は上ヒゲ、下ヒゲともに長く、市場の気迷いを反映している。

■目次

1――8月の人民元の動き
2――今後の展開
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経済研究部   上席研究員

三尾 幸吉郎 (みお こうきちろう)

研究・専門分野
中国経済

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