2017年07月11日

2016年度 生命保険会社決算の概要

保険研究部 主任研究員・年金総合リサーチセンター兼任   安井 義浩

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■要旨

生命保険会社41社の2016年度(2017年3月期)決算が5月下旬に出揃った。販売業績面では、新契約高は対前年度2.4%増加、保有契約高は0.1%増加となった。保険料等収入は、低金利下での貯蓄性商品の販売(特に金融機関窓販)減少により、大幅に減少した。同じく長引く低金利の影響を受け、基礎利益は実質的には減少基調である。健全性には今のところ問題ないようだが、収支面では、2018年には生命表の改定に伴う保険料引下げも予定されており、さらに厳しい状況が続きそうだ。

■目次

1――保険業績(全社)
2――大手中堅9社の収支状況
  1|減少した基礎利益
  2|減少に転じた利差益
  3|当期利益は増加~引き続き内部留保に重点をおくが、配当も安定的な水準
  4|ソルベンシー・マージン比率~若干低下したが高水準を維持
3――かんぽ生命の状況
4――2017年度以降への展望
  1|資産運用方針
  2|標準死亡率の改定
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保険研究部   主任研究員・年金総合リサーチセンター兼任

安井 義浩 (やすい よしひろ)

研究・専門分野
保険会計・計理、共済計理人・コンサルティング業務

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