- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 社会保障制度 >
- 医療保険制度 >
- レセプト情報・特定健診等情報データベース(NDB)の活用状況
レセプト情報・特定健診等情報データベース(NDB)の活用状況
保険研究部 主任研究員・ヘルスケアリサーチセンター兼任 村松 容子
NDB(National Database)とは、医療機関を受診した際に、医療機関から保険者に対して発行されるレセプト(診療報酬明細書)と、40歳以上を対象に行われている特定健診・保健指導の結果からなるデータベースである。
NDBに集積されている個人の健診結果や治療歴はセンシティブな情報であるが、健康増進や医療費の適正化のために有益な情報を含んでいることから、プライバシーを守った上で有効に活用する方法が検討されている。
本稿では、NDBの活用に向けた最近の動向として、2016年に公表されたNDBオープンデータと、2015年度から運用が開始されたNDBオンサイトリサーチセンターについて紹介する。
■目次
1――医療介護分野におけるICT化推進によってNDBの活用が進みつつある
2――NDBの活用状況の現状
1|NDBオープンデータ(NDB白書)の公表
2|オンサイトリサーチセンター設置
3――疾病情報の一元管理と疾病分析に向けた新たなプラットフォームの構築
03-3512-1783
- 【職歴】
2003年 ニッセイ基礎研究所入社
公式SNSアカウント
新着レポートを随時お届け!日々の情報収集にぜひご活用ください。
新着記事
-
2024年04月25日
欧州大手保険グループの地域別の事業展開状況-2023年決算数値等に基づく現状分析- -
2024年04月24日
中国経済の現状と注目点-24年1~3月期は好調な出だしとなるも、勢いが持続するかは疑問 -
2024年04月24日
人手不足とインフレ・賃上げを考える -
2024年04月24日
米国でのiPhone競争法訴訟-司法省等が違法な独占確保につき訴え -
2024年04月23日
他国との再保険の監督に関する留意事項の検討(欧州)-EIOPAの声明
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2024年04月02日
News Release
-
2024年02月19日
News Release
-
2023年07月03日
News Release
【レセプト情報・特定健診等情報データベース(NDB)の活用状況】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
レセプト情報・特定健診等情報データベース(NDB)の活用状況のレポート Topへ