コラム
2016年10月14日

日本の医療は世界一か?-医療の国際数量比較

保険研究部 主席研究員 兼 気候変動リサーチセンター チーフ気候変動アナリスト 兼 ヘルスケアリサーチセンター 主席研究員 篠原 拓也

文字サイズ

各国の医療従事者と病床数

日本は、他国に比べて、病床数が突出して多い。医療スタッフを見ると、医師数は少なく、看護師数は中位に位置している。一方、薬剤師数は多い。
各国の医療従事者と病床数[人口1,000人あたり]

各国の医療機器数

また、高度医療機器であるCTやMRIの配備数では、日本は、他国を圧倒している。
各国の医療機器数[人口100万人あたり]
このように、日本は、医師数を制限する一方、病床数を増やして、入院による医療を展開している。

医師や看護師の診療やケアを、薬剤師の調剤や、医療設備の技術がサポートすることで、医療の質を確保している。

出典 : OECD Health Statistics 2016
 
 
※看護師数:フランス、アメリカは、業務管理・研究等、患者に接しない看護師を含む
※薬剤師数:アメリカは、業務管理・研究等、患者に接しない薬剤師を含む


※詳細はこちら
 医療の国際数量比較-日本の医療は世界一か?
 
※ 「医療制度」に関するレポートはこちら
Xでシェアする Facebookでシェアする

保険研究部   主席研究員 兼 気候変動リサーチセンター チーフ気候変動アナリスト 兼 ヘルスケアリサーチセンター 主席研究員

篠原 拓也 (しのはら たくや)

研究・専門分野
保険商品・計理、共済計理人・コンサルティング業務

経歴
  • 【職歴】
     1992年 日本生命保険相互会社入社
     2014年 ニッセイ基礎研究所へ

    【加入団体等】
     ・日本アクチュアリー会 正会員

(2016年10月14日「研究員の眼」)

公式SNSアカウント

新着レポートを随時お届け!
日々の情報収集にぜひご活用ください。

週間アクセスランキング

レポート紹介

【日本の医療は世界一か?-医療の国際数量比較】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。

日本の医療は世界一か?-医療の国際数量比較のレポート Topへ