コラム
2016年09月23日

むしろ増えている保育園待機児童数

都市部に集中する一方、待機児童ゼロの地域も。地域差をならす検討が有効。

生活研究部 主任研究員   久我 尚子

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待機児童の推移

「保育園落ちた」ブログでも大きな社会問題となった待機児童問題。政府で保育園の整備が進められる一方、待機児童は解消されず、最近では、むしろ増加傾向にあります。
待機児童の推移[各年4月1日時点]

待機児童マップ

アベノミクスによる雇用拡大、女性の活躍促進策などにより、働く女性が増えているためでしょう。また、待機児童の大半は、東京を中心とした都市部に集中する一方、待機児童0で定員割れをしている地域もあります。
 
都市部では保育士・保育園用地不足が深刻化しているため、地方からの保育士の呼び込み、あるいは、若年世帯の地方移住など、地域差をならすような検討も有効でしょう。
待機児童マップ[平成28年4月1日現在]
(資料) 厚生労働省「保育所等関連状況取りまとめ」(平成28年4月1日)」

※詳細はこちら
データで見る保育園待機児童問題-潜在待機児童や地域差を考慮した政策を
 
※ 「子ども・子育て支援」に関するレポートはこちら
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生活研究部   主任研究員

久我 尚子 (くが なおこ)

研究・専門分野
消費者行動、心理統計、保険・金融マーケティング

(2016年09月23日「研究員の眼」)

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