2015年08月10日

EUソルベンシーIIの動向-各国の保険監督制度の同等性評価の現状はどうなっているのか-

保険研究部 取締役   中村 亮一

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■要旨

EU(欧州連合)のソルベンシーIIは、2016年1月からの導入が予定されている新たな保険監督制度であるが、これに関連して、EU加盟国の保険監督当局から構成されるEIOPA(欧州保険年金監督機構:European Insurance and Occupational Pensions Authority)を中心に、現在EU域外の国(第三国)の保険監督制度に関して、ソルベンシーIIとの同等性評価が行われている。

2009年11月に、評価に用いる「原則」、「目的」、「指標」等を示したコンサルテーション・ペーパー No. 78(CP 78)が公表され、これに基づいて、「再保険」、「グループ・ソルベンシー評価」、「グループ監督」の3つの監督分野について、同等性評価が実施されてきている。

ある第三国の上記3つの分野における保険監督制度がソルベンシーIIと同等と認められた場合には、その第三国での規制に従う保険会社等が、EUの規制に従う保険会社とそれらの3つの分野における規制において同等に取り扱われることになる。

当レターでは、同等性評価を巡る最近の状況について報告する。

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保険研究部   取締役

中村 亮一 (なかむら りょういち)

研究・専門分野
保険会計・計理

(2015年08月10日「基礎研レター」)

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