2015年07月22日

健康・医療関連データ利用の動向~長期データ蓄積の工夫と柔軟な発想による分析

保険研究部 主任研究員・ヘルスケアリサーチセンター兼任 村松 容子

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■要旨

近年、健康・医療関連データの分析が活発に行われている。健康・医療関連データとしては、一般に電子カルテやレセプトデータ、健康診断の結果、ウエアラブルデバイスや家庭用測定機器類で測定する活動量・健康情報等データがあげられるほか、SNSによる発信データも一部は関連が深いとされている。これらのデータを単独、またはいくつかのデータを連結して、”ビッグデータ”として分析することで、疾病の予防と医療費の適正化を行おうとするものだ。

本稿では、健康・医療関連データ利用の中で、特にウエアラブルデバイスや健康管理アプリの浸透と、2014年度から始まった「データヘルス計画」に代表されるレセプト分析に注目して、動向を紹介する。
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保険研究部   主任研究員・ヘルスケアリサーチセンター兼任

村松 容子 (むらまつ ようこ)

研究・専門分野
健康・医療、生保市場調査

経歴
  • 【職歴】
     2003年 ニッセイ基礎研究所入社

(2015年07月22日「基礎研レター」)

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