2015年06月23日

米国「長寿年金」の動向-適格長寿年金契約(QLAC)に関する税制の確定を受け、401(k)、IRA等、年金プランからの投資が期待される-

保険研究部 主任研究員   松岡 博司

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■要旨

長寿年金は、超高齢期になってからの生活資金の確保を目的とする新しい終身個人年金である。退職時等(65歳等)に退職貯蓄の一部から年金保険料を一時払いで支払っておき、20年間等の長い待ち期間(据置期間)を経過した超高齢期(85歳等)に入ってから、終身年金の支払いを受け始める。
米国では、2014年7月に、長寿年金のうち一定の要件を満たしたものを適格長寿年金契約(QLAC)として認定し、QLACについては401(k)、IRA等の確定拠出年金プランの資金で投資することを可能とする税制改革が成立した。
これを受け、米国生保業界ではQLACとして認定される長寿年金の開発が急がれている。
先行する生保会社はQLACを節税と高額年金を提供する商品として売り込んでいる。
QLACについては、今後、競争が活発化することが予想される。

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保険研究部   主任研究員

松岡 博司 (まつおか ひろし)

研究・専門分野
生保経営・生保制度(生保販売チャネル・バンカシュランス等、主に日本生命委託事項を中心とする研究)

(2015年06月23日「基礎研レポート」)

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