2015年06月09日

景気ウォッチャー調査(15年5月)~先行きはボーナス・賃上げが下支え

経済研究部 研究員   岡 圭佑

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■見出し

・景気の現状判断DIは小幅ながら低下
・インバウンド効果、資産効果が押し上げ
・先行きは賃上げ期待から改善

■要旨

6月8日に内閣府から公表された15年5月の景気ウォッチャー調査によると、景気の現状判断DIは53.3となり、前月を▲0.3ポイント下回った。参考系列として公表されている季節調整値は51.2と前月を1.2ポイント上回った。原数値は6ヵ月ぶりに低下したが、DIの水準が50を上回っているほか、季節調整値が2ヵ月連続で上昇していることから、景況感は改善基調を維持していると判断される。ゴールデンウィークの集客が好調であったことに加え、株高などによる消費者マインドの改善、円安による訪日外国人観光客の増加が現状判断DIの押し上げ要因となった。消費増税の影響が一巡する中、株高による資産効果やインバウンド効果が景況感の改善を後押している。

先行きについては、こうした押し上げ効果が下支えとなるほか、企業業績の改善を主因とした賃金、ボーナスの増加への期待感も高まっていることから、景況感の改善基調は維持されよう。ただし、円安を懸念する声もあり、一段の円安はマインドを悪化させる可能性がある。

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経済研究部   研究員

岡 圭佑 (おか けいすけ)

研究・専門分野
日本経済

(2015年06月09日「経済・金融フラッシュ」)

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