2014年12月02日

最近の人民元と今後の展開(2014年12月号)~利下げで元高一服

経済研究部 上席研究員   三尾 幸吉郎

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○ 11月の人民元相場(対米国ドル)は基準値がやや上昇する一方、現物実勢は前月末比で0.5%の下落となった。中国人民銀行が21日に基準金利引き下げを発表したことで、これまでの元高傾向が一服することとなった。なお、11月は基準値と現物実勢の割高割安関係が逆転、これまで基準値より割高で推移してきた現物実勢は約3ヵ月ぶりに割安に転じている。

○ 今後の人民元(現物実勢)は1米国ドル=6.10~6.16元の狭いレンジでの推移を予想する。今月発表される景気指標は悪い可能性が高いものの、利下げ効果が見えるのは来年1月以降だと期待が残るため、今月中に景況感が大きく傾く可能性は低いと見ているからである。

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経済研究部   上席研究員

三尾 幸吉郎 (みお こうきちろう)

研究・専門分野
中国経済

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