2014年07月15日

2013年度生保決算の概要

保険研究部 主任研究員・年金総合リサーチセンター兼任   安井 義浩

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■要約

生命保険会社43社の2014年3月期の決算が5月末に出揃った。資産運用環境が前年度に引き続き株高・円安という良好なものだったことで、収益性、健全性の面では好調なものとなった。特に大手中堅生保の逆ざやは全体としては解消している。販売業績面では、新契約高が貯蓄性商品の減少により、対前年度▲6.4%減少となり、保有契約高も▲1.4%減少した。基礎利益は8.7%の増加となった。株式、外国証券など有価証券の含み益が増加したことなどからソルベンシー・マージン比率も各社上昇している。こうした中、契約者配当を増配する会社もあらわれているが、良好な資産運用環境がこのまま続くかどうかの判断、内部留保の積み増しとのバランスをどうとっていくかなど、各社の対応が分かれることになりそうだ。



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保険研究部   主任研究員・年金総合リサーチセンター兼任

安井 義浩 (やすい よしひろ)

研究・専門分野
保険会計・計理、共済計理人・コンサルティング業務

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