2014年07月08日

アメリカ医療保険の保険料改定-改定のキー要素は何か?

保険研究部 主席研究員 兼 気候変動リサーチセンター チーフ気候変動アナリスト 兼 ヘルスケアリサーチセンター 主席研究員 篠原 拓也

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【要旨】

アメリカでは、医療保険制度改革(いわゆる「オバマケア」)により、2014年から皆保険制度がスタートした。制度の一翼を担う民間の医療保険について、各保険会社は、2015年の保険料改定の検討を進めている。6月にアクチュアリー会から、これに関連する文書が出された。この文書は、保険料改定の際に検討すべき重要な要素を示しており、アメリカだけではなくわが国においても、保険料設定の検討の参考になるものと考えられる。この文書をもとに、検討の状況を概観していく。

制度改革に伴う新たな医療保険の取扱いは始まったばかりであり、保険料改定に利用できる情報はまだ限定的と考えられる。2015年の各社の保険料は、今後、明らかになる見通しである。引き続き、その動向に注視が必要と考えられる。

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保険研究部   主席研究員 兼 気候変動リサーチセンター チーフ気候変動アナリスト 兼 ヘルスケアリサーチセンター 主席研究員

篠原 拓也 (しのはら たくや)

研究・専門分野
保険商品・計理、共済計理人・コンサルティング業務

(2014年07月08日「保険・年金フォーカス」)

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