2014年07月02日

最近の人民元と今後の展開(2014年7月号)

経済研究部 上席研究員   三尾 幸吉郎

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○ 6月の人民元相場(対米国ドル)は、基準値が6ヵ月ぶりに上昇、現物実勢は2ヵ月連続の上昇となった。現物実勢は初旬こそ軟調だったものの、基準値が上昇したことを受けて上昇に転じ、当月高値で取引を終えた。また、アジア新興国通貨は昨年末より高い通貨が多く、ここで人民元が下落するとアジア新興国内でも不満が高まりかねない状況にある。

○ 7月の人民元(現物実勢)は1米国ドル=6.12~6.24元のレンジで動くと見ている。4-6月期の経済成長率が前四半期の伸びを上回れば、戻り高値にトライする展開になると思われる。但し、住宅価格が下落するなど不安材料もあるため7月中の上昇幅は限定的だろう。

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経済研究部   上席研究員

三尾 幸吉郎 (みお こうきちろう)

研究・専門分野
中国経済

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