2014年06月17日

生活習慣改善のための「保健指導」を希望するのはどのような人か?~健康診断における質問項目の回答結果より

保険研究部 主任研究員・ヘルスケアリサーチセンター兼任 村松 容子

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■要約

2014年度から厚生労働省主導で「データヘルス計画」が始まった。このデータヘルス計画において、健康保険組合は、健康診断によって組合員の中から「生活習慣病予備群」を早期に発見し、早い段階から効果的に生活習慣改善のための保健指導を行うことで重症化を防ぐことを期待されている。

しかし一方で、健康診断においては、診断結果が悪くても医療機関を受診しなかったり、生活習慣を見直さないままであるケースも多いこと等が課題となっている。こういった課題は、健康保険組合等による保健指導によって改善する可能性があると考えられているが、生活習慣病予備群の人々は、「保健指導」にどの程度積極的なのだろうか。

本稿では、健康保険組合の健康診断結果を使って、生活習慣病予備群の人々の「保健指導」に対する考え方を分析した。

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保険研究部   主任研究員・ヘルスケアリサーチセンター兼任

村松 容子 (むらまつ ようこ)

研究・専門分野
健康・医療、生保市場調査

経歴
  • 【職歴】
     2003年 ニッセイ基礎研究所入社

(2014年06月17日「基礎研レター」)

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