2014年05月09日

5月ECB政策理事会:示唆された6月の行動、次の一手は何か?

経済研究部 上席研究員   伊藤 さゆり

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欧州中央銀行(ECB)が8日に5月の政策理事会を開催した。今回の政策決定は見送ったが、「重大な脅威」であるユーロ高を牽制する目的もあり、スタッフ経済見通しの公表月となる次回6月に行動する方針を示唆した。

ECBが6月に追加策を打ち出す場合、可能性として最も高いのは、金額無制限・固定金利の資金供給期間(現在は最低15年半ばまで)の延長であろう。追加利下げも比較的ハードルが低く、マイナスの預金金利導入が併せて実施される可能性も以前より高まっている。中小企業向け貸出を証券化したABS(資産担保証券)を対象とする資産買い入れ策の環境整備に動き出す方針を示す可能性もある。

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経済研究部   上席研究員

伊藤 さゆり (いとう さゆり)

研究・専門分野
欧州経済

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