2014年05月02日

2014年1-3月期の実質GDP~前期比1.2%(年率5.0%)を予測

経済研究部 経済調査室長   斎藤 太郎

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  1. 5/15に内閣府から公表される2014年1-3月期の実質GDPは、前期比1.2%(前期比年率5.0%)と推計される。駆け込み需要の本格化を主因として年率1%以下にとどまった2013年7-9月期、10-12月期から成長ペースが大きく加速したとみられる。
  2. 外需は引き続き成長率を押し下げたが、消費税率引き上げ前の駆け込み需要を主因として民間消費が前期比1.9%と急増し、好調な企業収益を背景に設備投資も前期比2.3%の高い伸びとなった。一方、2012年度補正予算の効果が一巡したことから公的固定資本形成は前期比▲2.9%と6四半期ぶりの減少となった。
  3. 名目GDPは前期比0.7%(年率3.0%)と6四半期連続で増加するが、実質の伸びを下回るだろう。GDPデフレーターは前年比▲0.3%(10-12月期:同▲0.3%)と予測する。
  4. この結果、2013年度のGDP成長率は実質2.3%、名目1.9%になると見込まれる。
  5. 2014年4-6月期は、悪化を続けてきた外需が内需減速に伴う輸入の減少などから成長率の押し上げ要因に転じるものの、駆け込み需要の反動から民間消費、住宅投資が大きく落ち込むため、大幅なマイナス成長は避けられない。現時点では4-6月期の実質GDPは前期比年率▲5%台のマイナス成長を予測している。



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経済研究部   経済調査室長

斎藤 太郎 (さいとう たろう)

研究・専門分野
日本経済、雇用

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