2014年04月01日

中国経済:4/1発表の製造業PMI~4ヵ月ぶりに改善も、これからが正念場

三尾 幸吉郎

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○ 3月の製造業購買担当者指数(PMI、季節調整済)は50.3%と前月比0.1%ポイント上昇、4ヵ月ぶりに前月の水準をやや上回り、2013年10-11月をピークとした連続低下は止まった。

○ 人民元(対米国ドル)が1月をピークに3%程度下落し、新規輸出受注指数は大幅改善、輸出企業の多い小型企業のPMIも改善していることから、輸出には改善の兆しがでてきたようだ。

○ また、生産経営活動予想指数は3月にさらに改善した。今後は予想指数の後を追って総合指数が改善に向かうのか、それとも予想指数が急落してしまうのか、景気は正念場を迎えたようだ。

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