2014年03月31日

介護ロボットの「モニター調査(実証試験等)」が本格化-「要」となる厚生労働省・テクノエイド協会の実用化支援事業-

青山 正治

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※本稿は「基礎研レポート」として2013年12月30日に掲載したものを転載した。

■要旨

厚生労働省による「平成25年度 福祉用具・介護ロボット実用化支援事業」が本格化しており、「重点分野」に関する開発企業等と介護施設の「モニター調査(実証試験等)」が進展している。新たな領域である「介護ロボット(ロボット介護機器 )」の開発・普及には、経済産業省と厚生労働省の連携に基づく「政策的支援」が必須であり、引き続き、このような「支援事業」の進展が図られることを大いに期待したい。

本稿では経済産業省の事業と並び非常に重要性の高い厚生労働省・(公益財団法人)テクノエイド協会の事業実施の背景と経緯を解説し、その後、その事業内容と現状を概観する。さらに、今後の「介護ロボット 」の開発・普及についても考察を加えたい。

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