2013年10月07日

2013~2015年度経済見通し-高成長持続後に正念場を迎える日本経済

経済研究部 経済調査室長   斎藤 太郎

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2013年4-6月期の実質GDPは前期比年率3.8%と3四半期連続のプラス成長となり、1-3月期に続き内外需揃った高成長となった。

円安、緊急経済対策の効果、消費税率引き上げ前の駆け込み需要などから、2013年度中は高めの成長が続くが、2014年度は駆け込み需要の反動に物価上昇に伴う実質所得の影響が加わることから成長率は大きく低下する可能性が高い。実質GDP成長率は2013年度が2.8%、2014年度が0.0%、2015年度が0.8%と予想する。

消費者物価上昇率(生鮮食品を除く総合)は円安に伴う輸入物価の上昇に需給バランスの改善が加わることで、2013年度末にかけて1%程度まで高まるが、消費税率引き上げ後の景気減速の影響から、2014年度以降は伸びが頭打ちとなる可能性が高い。消費者物価上昇率は2013年度が0.7%、2014年度が0.6%、2015年度が0.7%と予想する(消費税率引き上げによる影響を除くベース)。

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経済研究部   経済調査室長

斎藤 太郎 (さいとう たろう)

研究・専門分野
日本経済、雇用

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